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晴れときどき化学、ところにより雑想

もしかしたら何かの役に立つかもしれない化学のお話(と、よしなしごと)

化学実験レポートの考察

2012年04月08日 23時45分01秒 | 化学のお話
化学実験の後に提出することになる実験レポートにおいて、

考察に何を書いてよいのかわからない、という人がいると思います。


基本的に考察には、その実験で得られた結果をもとにして、

そこから何が考えられるかということを(客観的に)書けばよいことになります。


たいていの化学実験は、結果が予想できるものが選ばれているので、

うまくいったのかどうかはその結果を見れば判断ができます。


もし実験がうまくいかなかった場合には、

・なぜうまくいかなかったのか
・どうすればうまくいったと思われるか
・今後の課題としてはどんなことが挙げられるか

などを頭に置きながら書いていくと書きやすいと思います。


実験がうまくいって、ある程度予想通りの結果が得られた場合には、

・今回うまくいった理由
・今後さらに改良できそうな点

などを踏まえておくと書きやすいと思います。


なお、どちらの場合でも考察と感想を混同しないことが大切で、

考察では、「~ということ(結果および事実)から、・・・ということが考えられる」という形にしておく必要があります。


※考察には事実に基づいたもので、誰もが納得できる考えを書くようにする、
一方で感想には、なるべく自分らしい主観的な考え(思い)を書くようにする、

というようにすると混乱しなくてよいかもしれません。




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