今と昔

2006-07-24 18:51:02 | 毎日の暮らし
先日義父に買ってもらったベビーカーのタイヤに空気が入れられない、というトラブルのため、また義父に来てもらって、買ったお店に行って来ました。新品なのに問題があって使えない、ということはよくあることなので、普段からできるだけシンプルで扱いやすいものを買うように心がけている私たちですが、タイヤに空気を入れるのがそんなに大変だとは思いもせず・・・。(^_^;) 義父のプレゼントだったのであまりわがままも言えず、ちょっと遠いお店で買ってしまったことを後悔したのですが、時既に遅し。義父には面倒をかけてしまったけど、リエージュまで来てもらいました。

ところがなんと、買ったお店では担当者がいないのでわからない、明日また来てくれ、というベルギーらしいお答え。(-_-;) もう二度とこのお店には来ないぞ、と思いながら、また出直すのも面倒なので、隣の隣のスポーツ用品店に行って何が問題なのか見てもらいました。

このお店の自転車担当のお兄さんはとっても親切で、いかにも自転車好きなんです、という感じの人。そのお兄さんも悪戦苦闘した結果、なんとか空気を入れてもらえたのですが、プロのお兄さんでも苦労するほど大変なのに、説明書にもメーカーのサイトにも「付属の空気入れで簡単に空気を入れられます」としか書いていないのはどういうこと~??? このベビーカーを買った人たちは、みんな問題なく空気を入れることができたのかしら・・・。

さて、自転車屋さんで空気を入れてもらった後は、高速に乗らず一般道を通って帰ってきました。その帰り道というのが、ちょうど昔義父が住んでいたことのあるところだったので、義父とミシェルはしばし昔話。ミシェルが生まれたばかりの頃住んでいたDroixhe(ドロワックス)というところは、今でこそベルギー屈指の(?)移民街のひとつですが、2~30年前までは普通の中流のベルギー人が住む普通の街だったところで、その変わり様は残念というか腹立たしいくらい。そんなところがリエージュにはたくさんあって、かつてよく行ったところが今ではすっかりすさんだ雰囲気になっている、というのは淋しいことなんだろうな、と思います。

実を言うと、今私たちが住んでいるところも、20年ぐらいしたらどうなっているか、かなり微妙・・・。(-_-;) 義父は今、Ottigniesに住んでいて、リエージュに戻りたいという気はまったくないようですが、そのうちベルギー人はみんな田舎に引っ込んでしまうようになるのでしょうか・・・?


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