抹茶味の珈琲店

ここにあるのはしょうもない戯言・・・それでも来てくれた皆様に感謝。
どうぞ、風変わりな文章をお楽しみください。

裏話(その1)

2008-07-13 16:52:23 | Cynical Knight 裏話
ウィル「えっと、小説読んでも“?”な人が多かったと思うので始まりました。緊急企画、『裏話』のコーナーです」
リヒター「いいのか?少年。こんなところで名前を公開して」
ウィル「いや・・・だって、このままいったら一生名前が出てきそうにありませんし」
リヒター「ま、作者は一応出す気があったそうだけどな」
ウィル「ええっ?マジですか。もうちょっと早く言ってくれれば・・・」
リヒター「まあ大丈夫だろう。ウィルって通称みたいなモンってことにしとけば・・・」
ウィル「あ、作者から伝言がきました。『ハァ?通称だぁ?そしたら俺はコイツのフルネーム考えなきゃいけないってのか。あーあ、ダルいっ!』だそうです」
リヒター「・・・もうちょっとヤル気のある作者だったらよかったのにな」


リヒター「それより少年、オマエ、皮肉屋って書いてあったわりに、全くそれらしいこと言ってないじゃないか」
ウィル「そんなこと言われても・・・それを言っちゃえば、リヒターさんもキャラ固まってませんよね?なんてゆーか、変態?っていうか」
リヒター「うっ・・・うるさいっ!俺は変態になった覚えはないぞっ」
ウィル「でもいつもヘラヘラ笑ってますよね。あっ、今は怒ってる」
リヒター「オマエ・・・初めて皮肉屋っぽいセリフを言ったな」


ウィル「そう言えば、リヒター・L・マルクルさんの“L”って何ですかね」
リヒター「ああ、それは作者が省スペースのために略しただけで、あまり意味はないぞ」
ウィル「意味はなくても気になるんです。教えてください」
リヒター「ロングベル・・・リヒター・ロングベル・マルクル。別に伏線も何もない名前だ」
ウィル「何もないって言えば、リヒターさんの笑いも意味ないですよね?」
リヒター「オマエ・・・ホントにこのコーナーでは遠慮がないな」


ウィル「『テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士(以下TOS―R)』にもリヒターってキャラいましたよね」
リヒター「ああ、コイツか。」
ウィル「まぁ、あっちはリヒター・アーベントですけども。それより、リヒターさんって一発変換するたびに『理非ターさん』ってなるんですが(笑)」
リヒター「ま、作者もこの小説書く前にTOS―Rを見たそうだから、影響でも受けたんじゃねーか?少年の絵も、なんかエミルってやつに見えてきたぜ。頭のアホ毛あたりが」
ウィル「・・・全然似てませんよ」


ウィル「僕たちの住んでる町って猫がいませんよね」
リヒター「確かにそうだな。正確には『俺たちの住んでいるアジトから最寄りの町』だけどな」
ウィル「その設定が猫好きの作者にとっては嫌なんだそうです」
リヒター「設定した本人が嫌がってどうするんだよ・・・」


リヒター「あ、そうだ、少年。油絵の具じゃ人を殺さずに麻痺させるなんてことできないぞ」
ウィル「ええっ?そうなんですか?っていうか、僕の頭の中読んでたんですか?」
リヒター「この企画内ではすべて分かってる設定になってるんだ。それより、油絵の具は一時的に気分を悪くする効果しかない。数週間もすれば、復帰できるようになるんだ」
ウィル「でも、また食べさせれば・・・」
リヒター「それが、油絵の具の毒素は、断続的に与えると体内に蓄積されて死に至るという毒で、その方法じゃ万年受付にはできない」
ウィル「・・・作者の浅学がでてますね」
リヒター「いや、作者はあえて少年の幼さを出すために間違えた事を書いたらしい」
ウィル「まぁ、いずれにしても良い子と良い大人はまねしてはいけないってことですね」


リヒター「10万ヘペルって単位が分からないという質問が来そうだな」
ウィル「そうですね・・・たしか一生遊んで暮らせるような大金でもないですよね」
リヒター「そうだな、平均的な家庭の1ヶ月の収入・・・ってなもんかな」
ウィル「ただの猫探しのわりにはかなり高い金額ですけどね」
リヒター「そこは流石ブルジョアってとこだな」


リヒター「お、作者から伝言が来たぞ。『だるいからコメ回答もお前らでやってくれ。俺はお向かいさんの犬と戯れてくる』だそうだ」
ウィル「ええっ?僕たちがコメ回答しなくちゃいけないんですか?面倒だな~」
リヒター「作者は本当にヤル気無いな」


ウィル「えっと、前回の小説のコメントに対してはさっき語ったからいいとして・・・」
リヒター「いいのか?」
ウィル「いちいちつっかからないでください。少しでも仕事を減らしたいんですから。えっと、『コメ回答SP』のコメントに答えればいいのかな?」
リヒター「面倒だから全部答えちゃおうや(ヘラヘラ)」
ウィル「リヒターさん、僕を困らせたいだけでしょう・・・」


○守護
>コメ返しなくても人気無くなることはないと思いますよ。
>え?
>元から閲覧者少ないじゃないかとか全く思ってませんよ?


ウィル「ごめん。僕も閲覧者少ないと思ってた」
リヒター「的確なつっこみだな」

>@守護っちは出来ればやめていただきたい。です。

ウィル「僕もウィルっちって呼ばれたくないな・・・」
リヒター「呼んでやろうか?」
ウィル「勘弁してください」
リヒター「いいじゃないか、ウィルっち」
ウィル「いっそ殺してください」

○キシケイ
>ちゃーみーが家の周りを全裸で両手を広げて「僕は新世界の神になるZE☆わっほい☆わっほい☆」となる罰ゲームまで3日を切りましたね。

リヒター「そう言えば、あの話どうなったんだろうな」
ウィル「たしか『猥褻物陳列罪で捕まるのはI☆YA☆DA』とか言ってごまかしたんじゃなかったですか」
リヒター「少年、口癖が伝染してるぞ・・・」

○トド
>しゅごっちって軽くロリキャラっぽいなww

>よし俺もこれからしゅごっちって呼ぶかな


リヒター「このコメントには作者から伝言があったぜ。確かひとつ絵を貼って欲しいそうな」
ウィル「へぇ、あの『おまえは何を言っているんだ』って言うアレですか」
リヒター「いや、そうでもないらしい。まぁ、とにかく貼ってみようじゃないか」



リヒター&ウィル「・・・・・・・・・・・・・・」


ウィル「ま、今日はこんなところですかね」
リヒター「あれ?コメ回答が3つほどなされてないが?」
ウィル「・・・勘弁してくれ・・・本当に」

小説第一話「ネコサガシ(前編)」

2008-07-13 00:45:25 | Cynical Knight
えっと、
更新が遅れた言い訳というか、なんというか。

火曜日の会話。
僕「ちょっと~、母さん、ここにあったスキャナーは?」
母「ああ、職場でいるから持ってっちゃった」
母さ~~~~んッッッ!!!

まぁ、そんなこんなで。今手元にスキャナがないのです。
週末は兄ちゃんが帰ってくるので、今日はちょっと携帯借りて写真撮ったわけですが、
いかんせん携帯画像は画質が悪い。
いつか直します。今日の所はコレで我慢しといてください。

僕。主人公。名前は未設定。いや本当は設定あるんだけど結局小説内に出てこないから非公開。
性格は面倒くさがりで皮肉屋。目上の人には敬語を使う。

まぁ・・・本っ当に写り悪いな・・・

なにはともあれ、小説でも楽しんどいてくださいな。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
 朝、ひんやりとした冷気で目を覚ました。

 僕がギルドに入ってから3日目の朝。日除けのカーテンの隙間から、細い光の線が伸びている。僕はその光をぼんやりと眺めながら、今まで見ていた夢とこれからの現実に、区切りを付けていた。
「・・・起きるか」
 なかば自分に言い聞かせるように呟き、僕は起きた。

 カーテンを開いて、ベッドから飛び降りた。
 ベッドから飛び降りたというのは、別に言葉のアヤではない。二段ベッドの二階から、ハシゴをおりるのが面倒くさかっただけだ。僕は、面倒くさいことが大嫌いだ。
 といっても、まわりに何もない広い部屋だからできることだ。よい子はまねしてはいけない。

 だが、少しばかり寝ぼけていたようだ。
 僕は空中でバランスを崩してしまったのだ。それでもなんとか頭から落ちるのだけは避けようと手足をばたつかせてたら、まっさかさまに落ちるのだけはなんとか免れた。
 僕は、思いっきり尻もちをついた。


 幸い、下が硬い地面だったのと、僕の体重が軽かったのとで、マンガみたいに「ズシーン」とかいった音が鳴ることはなかった。もしも音がたっていたら、騒音でみんなが目を覚まして、面倒くさいことになっていたことだろう。
 尻が痛いが、そこはガマンすべきところだ。

 いや、ひとつ面倒くさいことがあった。僕の尻もちを見ていた者がいたのである。
 このギルドのアジトは、まず、ロビー兼外来クエスト受付のまるい部屋があって、それを取り囲むように二段ベッドが設置されている。逆を言えば、ベッドから出たらそのままロビーに直結している。24時間対応を売りにしているこのギルドのロビーに出たら、誰かいることぐらい、よく考えたら分かることだった。
「やあ、少年。朝早くから座り込んでどうしたんだい?」
 ロビーから男の声が聞こえた。男性としては高い爽やかなテノールで、僕はその人の顔を見ずに誰だか分かった。
「あ、なんでもありませんよ、リヒターさん」
 とっさに僕が応答すると、リヒターさんは受付用のイスに座ったまま、にやりと笑った。
「おはよう、少年」

 リヒター・L・マルクル。自称、副々マスター。僕がこのギルドの中でもっとも朝早くに話し、そしてもっとも面倒くさいと思っている人物である。
 リヒターさんは表に感情を出さず、いつも薄笑いを浮かべている。しかも、そこには演技のようなそぶりはなく、本心から楽しそうに笑う。僕は、その不気味な笑いを見ただけで、どうも嫌な気分になってしまう。
 なにか、心の中を隠されているようで。
 逆に、僕の心の中を読んでいるようで。
 必要もなく、気を遣ってしまう。
 本当に、面倒くさい人だ。

 僕は、リヒターさんの前に書類が置いてあるのに気づいた。僕はあわてて訊く。
「リヒターさん、それ、何かの依頼ですか?」
 リヒターさんは相変わらず気味悪く微笑んで答えた。
「ああ。俺が起きる前からあったやつだ。中身は知らん」
 リヒターさんより早く起きるとは、そうとう早起きな依頼人なんだろうな、とか考えつつ、書類に目を通す。
 内容は次のようなものだった。

<名前>アマリス・フォン・ダランテ
<依頼概要>飼い猫探し
<詳細>別荘で放し飼いにしていたペットが逃げ出した。町のどこかにいると思うので、探してきてください。

 ふむ。
 正直、すごく読みにくかった。何度も消した跡があって、全体的に黒ずんでいた。それに、どんな猫かもまったく書かれていない。
 ただ分かることは、この人が貴族の生まれで、金持ちだということだ。

 貴族の名前には「フォン」が付いている。この人もそれからすると貴族なのだろう。もっとも、ダランテ公爵家はこの町の真ん中に別荘を持つ貴族として有名なのだが、それはともかく。
 「金持ち」については、猫を飼っていることから分かる。気候のせいだか何のせいだか知らないが、このあたりにはネズミがいない。海も川も近くにないから、魚も無い。したがって、このあたりには猫がいない。だから猫は遠くから輸入することになる。えさも輸入しなくてはならないので、金持ちでもない限り、とても飼えない。
 まったく、ブルジョアめ。

「リヒターさん、これ一緒にやりませんか?」
 僕の呼びかけに、リヒターさんはフッと小さく笑った。
「なんで俺まで行くんだよ。少年、おまえ一人で十分だろう?」
「しかし、動物を探すのは、あなたの得意分野のはずです」
「そしたら、ここに来た依頼は誰が受け付けるんだ?俺はただここに座ってるんじゃないぜ」
「それは・・・」
 僕は答えに詰まった。
 まったく、この男はただ受付やってるだけで偉そうに。こっちがせっかく誘っているのに反発しやがる。そんなにその心地良さそうな受付のイスに座っていたいか。そんなら僕がそのイスから立たなくていいようにしてやろうか。いいぜ、ボランティアでやってやる。全身複雑骨折がいいか、両足切断がいいか、いや頭蓋骨を陥没させて両足を麻痺させてやろうか。いや、ちょっと待て。そこまでやると警察沙汰だ。もう少しゆるく、そうだ、こいつの食う飯に少しずつアブナイ薬品を混ぜてやろうか。コカイン、モルヒネ、いやいや違法行為は良くないな。うん。合法的にやるとしたら水銀か。あれ、油絵の具も麻痺効果があったよな。うん、油絵の具だ。あれなら大量に手に入るし、量を調節すれば死にもしない。おお、なんと完璧な計画だ。これならあの男はもう足腰を立てることもままならず、万年受付として生きることになるんだ。あは、想像しただけで楽しいや。あはははははは、あはははは、あひゃひゃひゃひゃ、苦怪怪怪怪(クケケケケ)、奇死死死死(キシシシシ)、氷氷氷氷氷(ヒョヒョヒョヒョヒョ)。


 と、ここまで妄想が進んだとき、僕はわれにかえった。後ろから女性の声がした。
「アタシがやる」
 いきなりの声に、ぼくは驚き、振り返った。ギルドメンバーのサヤさんがそこに立っていた。
 サヤさんについての詳細はここではあまり関係がないのでいつか説明するとして、もとの筋に話を戻す。
「さ・・・サヤさん、起きてたんですか・・・?」
「今起きたところだよ・・・ふぁ・・・ねーむぃ」
 サヤさんは、腫れぼったい目をかきながら大きくあくびをした。
 正直、こんな人に受付の代理を頼んで大丈夫なのか少し不安になったが、僕としてはいい方向に話が進んでいるので、反論する気はしなかった。


 僕はリヒターさんに向かって、言った。
「―――だそうですよ。いい代役が見つかって、良かったですね」
「あーあ、俺はもうちょっとのんびりしていたかったんだけどな」
 まだダルそうにしているリヒターさんに対して、僕は書類の一番下を読み上げた。
「『<報酬>10万ヘペル』・・・か」
 リヒターさんは、急にニヒルな笑いをやめて立ち上がり、いそいそと出発の準備を始めた。
「ああ、疲れもとれたし、行くとするか。うん?なんでそんな目で俺を見るんだね、少年。誤解の無いように言っておくが、俺は金が目当てで行くんじゃないぞ。聞くところによると、何か動物を探すんだって?おう、やってやろうじゃないか。動物探しは俺の得意分野だからな。いやなに、別に無理はしてないさ。俺は、困ってる人間を放っておけるほど冷血ではない・・・」
 僕は、自分の表情筋が痙攣(けいれん)を起こすのを感じた。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

まァ、例のごとくわかりにくい文でサーセン。
あと、更新が遅れた事も含めてサーセン。

罰ゲームについて。
実行しようと思ったのですが、猥褻物陳列罪で警察行きになるのが怖かったのでやめました。あと守護っちにも言われたしね。
まぁ、そんなこんなで、
罰ゲームは違うものをやろうと思ってます。
↓何かいい案があったらこちらまで
charmingcharmy@excite.co.jp