スチャラカランナーの日々

運動部経験なし、40代マラソンランナーの趣味日記。ランニングも趣味のひとつですから。

練習なし 2月19日

2006年02月20日 | 走る&徒然日記
 今日は北海道から帰ってきました。
 先日神戸空港がOPENした関係で、機体にも「OPEN神戸」の文字が。

 札幌はすごく暖かく、道路の雪も結構融けていました。

 移動の機中で読みかけだった、「リアルワールド」と「ケータイ・ストーリーズ」を読み終わりました。

 名古屋に帰ってからは映画「ブラックキス」を観にいったので、結局走らず。
 
 ところで北海道の雪上でのジョグで、「犬山シティマラソン」で上半身と下半身の使い方がばらばらだった走りが何となく揃ってきました。

 しかし北海道くらい寒いと雪の上もそれ程滑りません。結局氷の上ですべるのは氷との接地面が摩擦で融けることですべるわけなので、ある程度寒くなれば人間が走る程度のスピードでは余り滑らなくなります。もちろん雪で沈み込んだり、不安定になるなど走りづらい面は当然ありますが、そのあたりはクロスカントリーなどの不整地での練習と似ています。

  

映画「ブラックキス」手塚眞/監督

2006年02月20日 | 映画
 映画BLACK KISS観てきました。北海道から帰って、中部国際空港から名古屋駅へ直行、会社にお土産を置き映画館へ行きました。

 上映開始1時間前に会場整理券をもらうと8番。100名入らないような映画館なので油断すると満席で入場できなかったりするので油断ならない。
 案外マイナーな映画でもなにしろ席数が少ないので、タイミングが悪いと入れないことがある。

 会場の18時半に入場すると、8名でした。私の後は一人も切符を買った人はいなかったようです。

 ところで、手塚眞監督は原案、脚本、プロデュースも兼任。その状況を考えれば、やりたいことができる環境のように思えるのですが・・・。

 ストーリーは、新人モデル明日香はふとしたことから元モデルのカスミの部屋に同居することになったが、隣のビルのラブホテルでの殺人事件を目撃、以来2人の身の回りでは次々と陰惨な殺人が行われて・・・、というものです。

 133分と意外に長い作品です。

 主人公の周辺で次々と陰惨な殺人が行われていって、しかも映画最初の殺人は密室殺人なのですが、導き出されていく結論はというと・・・。
 おいおいそれはないだろうという感じです。一体あちこちに聞き取りに入っていたのは何だったのって所。
 多分犯人設定に大半の人は納得できないと思います。しかも一応は普通の人間なのにあれで平気なのかよ、とか殺人理由や展開的に納得できないことが多数。

 ネタばれになりますので詳しくは書けませんが、実際にそれで平気なのかとか、合理性の問題などリアリティに照らして問題ありと思えるところや、物語を構成していく上でそれはないだろうという問題が多すぎる。

 散々ほのめかした挙句、それが結論ですかという感じで、そこまで分かっているのなら一体何のために捜査していたの、と見ていて納得がいきませんでした。

 映像的なイメージを作って繋いでいたら、収拾が付かなくなってとにかく終わりをつけたというところでしょうか。ラストの危機の盛り上がりもいまいちというか全然はらはらどきどきしませんでした。

 これは手塚監督のやりたい作品だったのか?

 これは見たら怒るのが普通だと思います、全くお勧めできません。