「ケータイ・ストーリーズ」バリー・ユアグロー/著読みました。
親日家の著者が来日した折に、ケータイのキーボードで素早くメールを送るさまを見て(当時ケータイを通話のための手段として使うという点では、アメリカでも十分ケータイは普及していたものの、メールやネットの端末としての利用はほとんどなかったらしい)驚き、新潮社からの依頼でケータイに合わせた形式で作品を書いたそうです。
新潮ケータイ文庫への書き下ろし作品(日本向けの書き下ろし)です。
一編あたりの文章量はほぼほんのページから2ページで構成されています。内容は寓話的な(勝手に作品の中身から教訓を得そうな皮肉の効いた)作品です。
昔なら奇妙な味のショートショートといわれたところで、アメリカの作家では既に亡くなっていますが、リチャード・ブローディガン(「アメリカの鱒釣り」が有名)の文章量も大体本の見開き程度でした。
カテゴリーとしては、ショートショートという言い方が最も適切かと思いますが、最近ではほとんど流行らないのでそういった表現が付かなかったものでしょう。
→「ショートショートの世界」
私が学生の頃は、星新一さんを筆頭にそれなりに本が出ていた。最近また星さんの作品は新装刊されてきています。
ただ、この本に関しては星さんの作品のような「オチ」というようなものを最後に用意したような作品ではなく、ナンセンスで皮肉の効いた作品集になっています。
そういえば、その後欧米ではフルキーボード型のスマートフォンが出たり、メールへの機能を大幅に強化が進んでいる。一方で日本では先日WILLCOMからフルキーボードの製品が出たが、相変わらずテンキーの機種でメールを打っている。
メールの量や頻度はその後欧米ではどうなっているのだろうか?
親日家の著者が来日した折に、ケータイのキーボードで素早くメールを送るさまを見て(当時ケータイを通話のための手段として使うという点では、アメリカでも十分ケータイは普及していたものの、メールやネットの端末としての利用はほとんどなかったらしい)驚き、新潮社からの依頼でケータイに合わせた形式で作品を書いたそうです。
新潮ケータイ文庫への書き下ろし作品(日本向けの書き下ろし)です。
一編あたりの文章量はほぼほんのページから2ページで構成されています。内容は寓話的な(勝手に作品の中身から教訓を得そうな皮肉の効いた)作品です。
昔なら奇妙な味のショートショートといわれたところで、アメリカの作家では既に亡くなっていますが、リチャード・ブローディガン(「アメリカの鱒釣り」が有名)の文章量も大体本の見開き程度でした。
カテゴリーとしては、ショートショートという言い方が最も適切かと思いますが、最近ではほとんど流行らないのでそういった表現が付かなかったものでしょう。
→「ショートショートの世界」
私が学生の頃は、星新一さんを筆頭にそれなりに本が出ていた。最近また星さんの作品は新装刊されてきています。
ただ、この本に関しては星さんの作品のような「オチ」というようなものを最後に用意したような作品ではなく、ナンセンスで皮肉の効いた作品集になっています。
そういえば、その後欧米ではフルキーボード型のスマートフォンが出たり、メールへの機能を大幅に強化が進んでいる。一方で日本では先日WILLCOMからフルキーボードの製品が出たが、相変わらずテンキーの機種でメールを打っている。
メールの量や頻度はその後欧米ではどうなっているのだろうか?
TB有難うございました。
バリー・ユアグローの小説は、まるで昨日の晩見た夢の話をするみたいに、不確かでとりとめがない感じが好きです。
日本の小説では、稲垣足穂に雰囲気が似ているように思います。
リチャード・ブローディガンは読んだことがないので、今度読んでみようと思います。
できましたら、タイトル部分を削除してくださいませんか。
宜しくお願い致します!
ちょっとしたご縁がありましたので、星さんは葬儀に行きました。サイン本も何冊かあります。ホシヅルが書かれています。