昨日から風邪気味で調子悪かったのだが・・・。今朝起きたら汗だくだし咳も止まらんしコリャダメだと思って
会社に「スミマセン休ませて下さい」言ったら、だんだんと体が調子良くなる不思議。。。。
大丈夫か自分!! と思う・・・・・。
今回はネタバレ含みます、ご注意下さい
文庫では上、中、下の3作合わせて1535ページの大作です。
古い本で十分話題作でしたし映画にもなりWOWWOWでもドラマ作った程でしたが。。
読んでませんでした~~。 今まで読んだ事無い程の本格派でした!!
「レディ・ジョーカー」 高村薫![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
1995年から1997年にかけて週刊誌「サンデー毎日」に連載され、グリコ・森永事件から着想を得て書かれた作品。との事・・・。
業界のトップメーカー・日之出ビールの城山社長が誘拐された。刑事の合田らが捜査に当たるが、程なくして城山は解放。
その裏で犯行グループは、350万キロ㍑のビールへの異物混入をにおわせ、城山に20億円を要求する。
犯行グループの物井たちによる計画が動き出したのは2年前。
小さな薬局の店主・物井、 刑事の半田、 障害のある娘(レディ)がいるトラック運転手・布川、 旋盤工のヨウちゃん、 信金職員の高は
競馬場で知り合った仲間だった。
そんな中、物井の兄の死やヨウちゃんの大怪我などが重なり、5人は暗い気持ちに包まれていく。
やがて、大企業から大金を奪おうと考えた物井は、因縁のある日之出ビールに目をつける。 (WOWWOW、HPより勝手に抜粋)
まぁ、重厚です。どれ程、競馬にしろ金融にしろ、警察内部にしろ、ビール業界にしろ、旋盤技術にしろ下勉強を散々にした上に徹底的に取材して
その10分の1にもならないのが本編なのだろうが、、、
フィクションを承知しつつ危うくノンフィクションかと思う程のリアリズム・・・・。熱いです!!
犯人側の動機の下地には「差別」「民族差別」「障害児問題」等々あるのだろうが一見すると成功が難しそうなメンツなのだが・・・・。
刑事、半田の綿密な計画と意外にも仲間のスキルの高さが好転して、、、アレよアレよと言う間に計画は成功!!
(ただ20億がどうやって運ばれたかはもう少し詳細があっても良い気がした。)
下巻になると犯人を特定出来きているだろうに任意同行出来ない警察組織に合田刑事が壊れ始めるです。。。(最終的には心身ともに、かなり壊れます)
まぁ、この2人の対決だけ取れば勝ちは半田だろうか・・・?
他のレディ・ジョーカーの面々は物井とヨウちゃんが勝ち組として、高は引き分け、、、布川はどうでしょう??金を手に入れられたならば良しだし。
レディはヨウちゃんと結婚するのかな?するといいな!と思うよね。
ラストは私的には最高の終わり方です!!
上巻の「レディ・ジョーカー」の名前の由来の部分のくだりは、とても印象的で好きです。
物井 「ところで半田さん。グループに名前を付けよう」
半田 「レディ・ジョーカーというのはどうだろう」
物井 「なんだ、そのカタカナはー」
半田 「布川が先日、娘のことを、ジョーカーを引いたと言ったんだ。そのとき、ふと思いついた。人が望まないものをジョーカーと言うんなら
爺さんたちこそジョーカーだ」
物井 「ジョーカーを引き当てるのが、日の出ビールってことか」
半田 「そうゆうことだ。それに、レディがいなかったら、こんなふうに皆が知り合うことはなかっただろうし」
物井 「いいとも。気に入った。レディ・ジョーカーだ」
追伸 今年は読んだ本の寸評を一言でもブログに書こうと思っているのだけれど、この後に読む本は厳しいだろうなと思う。
追伸2 私はWOWWOWを視聴出来る環境に無いのですが・・・。調べてみるとWOWWOWのドラマの配役が神過ぎる!!
(公募でもしたのかと思う程のイメージ!)
合田雄一郎 - 上川隆也
城山恭介 - 柴田恭兵
物井清三 - 泉谷しげる
半田修平 - 豊原功補
松戸陽吉 - 金子ノブアキ
この辺は間違いなく神キャストで、、刑事役演らせれば嫌でも目を引くモロ師岡が出演してるのも見逃せない。
DVD発売していないしWOWWOW契約した所で今の所オンデマンドでこの作品が見られる訳では無さそうだ・・・。
たまたま家に来てたWOWWOW契約者の弟にそんな話すると。。「その内、再放送するだろうから撮っとくよ。」との事・・・。
絶対忘れてそうな気がする・・・・。
会社に「スミマセン休ませて下さい」言ったら、だんだんと体が調子良くなる不思議。。。。
大丈夫か自分!! と思う・・・・・。
今回はネタバレ含みます、ご注意下さい
文庫では上、中、下の3作合わせて1535ページの大作です。
古い本で十分話題作でしたし映画にもなりWOWWOWでもドラマ作った程でしたが。。
読んでませんでした~~。 今まで読んだ事無い程の本格派でした!!
「レディ・ジョーカー」 高村薫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![]() | レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫) |
高村 薫 | |
新潮社 |
1995年から1997年にかけて週刊誌「サンデー毎日」に連載され、グリコ・森永事件から着想を得て書かれた作品。との事・・・。
業界のトップメーカー・日之出ビールの城山社長が誘拐された。刑事の合田らが捜査に当たるが、程なくして城山は解放。
その裏で犯行グループは、350万キロ㍑のビールへの異物混入をにおわせ、城山に20億円を要求する。
犯行グループの物井たちによる計画が動き出したのは2年前。
小さな薬局の店主・物井、 刑事の半田、 障害のある娘(レディ)がいるトラック運転手・布川、 旋盤工のヨウちゃん、 信金職員の高は
競馬場で知り合った仲間だった。
そんな中、物井の兄の死やヨウちゃんの大怪我などが重なり、5人は暗い気持ちに包まれていく。
やがて、大企業から大金を奪おうと考えた物井は、因縁のある日之出ビールに目をつける。 (WOWWOW、HPより勝手に抜粋)
まぁ、重厚です。どれ程、競馬にしろ金融にしろ、警察内部にしろ、ビール業界にしろ、旋盤技術にしろ下勉強を散々にした上に徹底的に取材して
その10分の1にもならないのが本編なのだろうが、、、
フィクションを承知しつつ危うくノンフィクションかと思う程のリアリズム・・・・。熱いです!!
犯人側の動機の下地には「差別」「民族差別」「障害児問題」等々あるのだろうが一見すると成功が難しそうなメンツなのだが・・・・。
刑事、半田の綿密な計画と意外にも仲間のスキルの高さが好転して、、、アレよアレよと言う間に計画は成功!!
(ただ20億がどうやって運ばれたかはもう少し詳細があっても良い気がした。)
下巻になると犯人を特定出来きているだろうに任意同行出来ない警察組織に合田刑事が壊れ始めるです。。。(最終的には心身ともに、かなり壊れます)
まぁ、この2人の対決だけ取れば勝ちは半田だろうか・・・?
他のレディ・ジョーカーの面々は物井とヨウちゃんが勝ち組として、高は引き分け、、、布川はどうでしょう??金を手に入れられたならば良しだし。
レディはヨウちゃんと結婚するのかな?するといいな!と思うよね。
ラストは私的には最高の終わり方です!!
上巻の「レディ・ジョーカー」の名前の由来の部分のくだりは、とても印象的で好きです。
物井 「ところで半田さん。グループに名前を付けよう」
半田 「レディ・ジョーカーというのはどうだろう」
物井 「なんだ、そのカタカナはー」
半田 「布川が先日、娘のことを、ジョーカーを引いたと言ったんだ。そのとき、ふと思いついた。人が望まないものをジョーカーと言うんなら
爺さんたちこそジョーカーだ」
物井 「ジョーカーを引き当てるのが、日の出ビールってことか」
半田 「そうゆうことだ。それに、レディがいなかったら、こんなふうに皆が知り合うことはなかっただろうし」
物井 「いいとも。気に入った。レディ・ジョーカーだ」
追伸 今年は読んだ本の寸評を一言でもブログに書こうと思っているのだけれど、この後に読む本は厳しいだろうなと思う。
![]() | レディ・ジョーカー〈中〉 (新潮文庫) |
高村 薫 | |
新潮社 |
![]() | レディ・ジョーカー〈下〉 (新潮文庫) |
高村 薫 | |
新潮社 |
追伸2 私はWOWWOWを視聴出来る環境に無いのですが・・・。調べてみるとWOWWOWのドラマの配役が神過ぎる!!
(公募でもしたのかと思う程のイメージ!)
合田雄一郎 - 上川隆也
城山恭介 - 柴田恭兵
物井清三 - 泉谷しげる
半田修平 - 豊原功補
松戸陽吉 - 金子ノブアキ
この辺は間違いなく神キャストで、、刑事役演らせれば嫌でも目を引くモロ師岡が出演してるのも見逃せない。
DVD発売していないしWOWWOW契約した所で今の所オンデマンドでこの作品が見られる訳では無さそうだ・・・。
たまたま家に来てたWOWWOW契約者の弟にそんな話すると。。「その内、再放送するだろうから撮っとくよ。」との事・・・。
絶対忘れてそうな気がする・・・・。