静寂はあなたへの恩恵

人生の途中で聴覚障害となった私。
でも代わりに心の声が聞こえるように・・・
そんな私の思いを綴っていきます。

本音で生きる

2011-04-16 10:40:59 | 日々思うこと
最近は、できるだけ自分の本音で生きたい、自分の感情に正直に生きたい、と思うようになり、
それを理解してくれる人たちもいてくれて、本当にありがたいと思っています。

本音で生きるとは、自分の感情に正直に生きることは、
毎日の日常生活を意識的に過ごすことでできると思います。

例えば、誰かの発した言葉に対して、何か違うと思う、なぜかいらいらする、
という感情が自分の中で起きたら、それを無視しないことです。

そんなふうに相手の言葉に対して、反感やネガティブな思いを持つなんていけないことだ、と思ったり、
なんでも受け入れようと思わないことです。
そうやって、自分の本当の感情をいつも抑えている人は、
一見誰とでも合わせられるいい人に見えるけれど、そんなのは全然いい人ではないのです。

そうやって合わせてばかりいると、自分の本当の感情がわからなくなって麻痺してしまったり、
あるほんの小さなきっかけで爆発してしまったり、自分の人生はいつも混乱していると思ってしまうことに
なりかねません。

人と違った思いを持つのは、自然なこと。
それを抑えこまずに、「ちょっと待った!」と伝えられるようになると、
ストレスもたまらないし、それが自分を大切にしていくことでもあると思います。

いい人でいたい、と思うあまりに、自分の思いを伝えられなかったりしてストレスを抱えたり
することもつらいですが、
逆に自分の思いだけをそのままぶつけて、人間関係がいつもぎくしゃくしてしまう、
というのも、つらいことですよね。

そうしないためには、自分の内面ととことん向き合うこと。
それしかないと思うのです。

どうして自分はいい人でいたいのか、どうして自分の思いをぶつけないと気が済まないのか、、、
そういったことを深く見ていくのです。

表面的なおざなりな付き合いだけをこれからもしていく、と決心されている方については、
これは必要のない作業ですが、これからは自分の本音で生きていきたい、
しかも、それでいていい人間関係を作っていきたい、と願うならば必須です。

そう生きようと決めると、離れていく人もいるでしょう。
でもそれを残念と思わないで、追わないようにしてください。
自分が変われば、人間関係が変わっていくのは自然なことです。
そのときそのときの、自分にふさわしい仲間が周りにやってきてくれます。
そういった仲間たちは、「ちょっと待った!」と自分の本音を伝えても、
きっと受け入れてくれると思います。

今はもう、自分の思いを抑えつけ、いい人で生きる、またはお互いの思いをぶつけ合うような
時代は終わったように思います。
自分や相手の思いを尊重しながら、本音で生きていく、これが必要になってくるのだと思います。