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a lively time

ハラハラドキドキ、ワクワクソワソワの毎日。

ライブ連荘

2008年06月10日 | No Live,No Life
検診前のノンアルコール・ライブは2コ。
5/29の@日暮里Bar Portoに続いて
5/31 @大宮ACOUSTIC HOUSE JAM
      堤 智恵子(as/ss)
      佐久間優子(p)・清水昭好(b)・小山田和正(dr)

      
堤さんの中学時代のブラバン顧問と先輩後輩・近くの中学の現役ブラバンのsax吹きの子なんかも来ててほぼ満員。
渡米直前ってこともあって堤さんがぶっとばすもんだから、こちとらジンジャエールでもノリノリだぜぃ!

検診のあとは予定していた3連荘。
翌(金)は週一のプールがあるのでフツーならライブ諦めの曜日なんだけど、ラッキーにも20:15までとある。プールは20:30から・・・直行できるようにカミさんも乗せて車で向かった。しぶとい(笑)
6/6 @さいたま新都心けやきひろば
      「第3回さいたま新都心JAZZ VOCAL CONTEST
                       プレ・イベント」


第2回の受賞者4人の歌と「JAZZ界の黒幕(自称)」稲垣次郎氏のsaxが聴ける。入場無料。
お目当ては、昨年グランプリのEMIKOさん。
今までのライブでは見たことがない真っ白なドレス姿でトリで登場。ステージ上でしかもピアノトリオをバックに歌うEMIKOさんを初めて観る。
Let`s Do It♪とLittle Willie Leaps♪だったかな。と、受賞曲。
カミさんの「さすがねぇ~」の一言にこちとらも鼻高々(笑)。「な、いいライブに行ってるだろ~」
フィナーレを背に会場を飛び出してもプールには遅刻。でも二人ともいつも以上にリズミカルに歩けたのであった。

その翌日もJAZZ VOCAL
6/7 @大塚 GRECO
      鈴木典子(vo) & 津村和彦(g)


お馴染み津村さんのご夫婦デュオと聞いちゃ見逃せない!
ご夫婦とはいえ事前のセットリストはなく、一曲ごとに鈴木さんが楽譜ファイルからチョイス。スタンダードを中心にミュージカル・ナンバーやオリジナル作詞曲と多彩。艶っぽくてシャキっとして情感ある声と歌唱がいいですねぇ。
リクエストのSmile♪はぼくも好きな曲。miyoshiさんのリクエストI've Got Just About Everything♪あたりではおふたりともノリノリの絶好調。席を埋めたお客さんたちもアットホームな雰囲気でMCに笑いが絶えない楽しさ。
ぼくもひっさしぶりのギネス⇒バーボン⇒ソルティドッグのフルコースでニッカニカ(*^_^*)

その翌日はビックバンド
6/8 @戸田公園駅西口「サミット」前
      「オープンスタイルミュージック戸田」(OTODA)
      15:15~ 左門オールスターズ


毎週日曜日の午後、戸田公園駅前でミニライブを開催している「OTODA」に左門オールスターズを聴きに行った。
駅前ロータリーの脇の広場、スーパーの軒先をステージに行われていた。
左門の前の時間枠でAcoustic artist 遠藤まさとさんのギターを聴く。ちょっと見はYOSHIKIみたいでギターはトミー・エマニュエルみたい(?)な弾きかた。ちょいと聴き入った。
さて左門。
ほんと楽しいみなさんです!アレだけ楽しそうに演奏されちゃイヤでもノリますよ(笑)。ビール飲みながらミニ宴会の人たちも通りすがりの人もビックバンドのメリハリの効いた演奏に拍手歓声!
PAも立派でとても良い音で聴かせてもらったし、こんないい気分の日曜の午後はめったにないかも!
車でなけりゃ更に良かったのになぁ~~。

ライブいろいろ

2008年05月31日 | No Live,No Life
日々それなりに愉快に過ごしているうちに時は移ろう。
何とまぁ有難いことか。

久しぶりにビックバンドを生で聴く機会があった。
4/6「桜まつり ジャズコンサート」
     @埼玉県障害者交流センター・ホール


大宮ACOUSTIC HOUSE JAMでお会いした障害者の方に誘ってもらって出掛けた。その方が個人で主催したチャリティー・コンサートだ。
演奏はジャズオーケストラ「左門オールスターズ」
いやぁ~もう、どーしたことなんでしょね。
涙ちょちょびれちゃうほど嬉しい気持ちになっちゃって。。。

そしてたまらずコチラも観戦!(^^)v
4/26 埼玉ビッグバンド連盟コンサート
      「Just Swing 8th」
       @さいたま芸術劇場・小ホール
         

ちょとご無沙汰してたものの行きだすとドカ~ンとナイスなDUO4本!
@日暮里Bar Porto
 4/2 EMIKO(Vo) & 佐藤‘ハチ’恭彦(b)
       ウッドベースとのデュオに吸い付けられる。
       お客さんのフルート参戦も盛り上がった。

 5/7 EMIKO(Vo) & 津村和彦(g)
       エミツムDUO。マイ・フェイバリット! 

 5/15 宮崎有加(Vo) & 津村和彦(g)
       茶目っ気たっぷりな有加さん。
       昭和流行歌もあり、マスターいと~さんのハーモニカもありで
       楽しかったぁ~~。

 5/29 上田裕香(Vo) & 小畑和彦(g)
       どんどん進化してるなぁ~、Yu~kaさん。
       日本語でオリジナルの「ぼくの名は」良いね~
       「追憶」は英語で。ポルトガル語以外の歌も聴けた。
       小畑さんと併走・競争・迫力満点で完成度高い!

三人三様のボーカリスト。それぞれに押し込まれたり浮かれたり揺すぶられたり・・・アタシャ幸せ。

番外編として
5/17 「第13回 万能川柳強運者の集い」
    @毎日新聞大阪本社・オーバルホール
    なんの菅野ウクレレで歌う

    も、入れときましょ(笑)
    いいよね、人前でパフォーマンスするのって!ナイスでした(^_-)。

もひとつオマケで
5/5 (地域の)こいのぼり祭り
   おっちゃん(harm)、なかちゃん(dr) 、(g)が何と、ぼく(笑)
   & 飛び入りコーラス隊

30数年ぶりにエレキギターを抱いた。
ちなみに演奏曲は・・・
        ♪やねよりたかいこいのぼり~
        ♪はるのうららのすみだがわ~
        ♪ばーらがさいたばーらがさいた~
三人での音合わせは前日に、2時間程度。一夜漬けのわりにゃイかったんじゃないのぉ~って!?(大笑い~~)

『どん底』

2008年04月18日 | No Live,No Life
公演プログラムで、いとうせいこう氏「日本の共産主義者独特の真面目さがロシア文学の馬鹿さ加減を封印してしまったことは否定できない。」・・・ちなみに、手元にある1956年初版の青木文庫の解説には「ゴーリキーは『どん底』(1902)でブルジョア社会で浮浪人の境遇におちた人々の悲劇と人間の不屈の希求をえがき・・・搾取者と被搾取者のあいだの矛盾・・・(ルカに代表される)現実を革命的に変革することは不可能だという考え方と(サーチンの)資本主義が人間から労働を奪い労働が人間によって奴隷的なものに感じられることへの告発という「哲学」の対立である・・・」と書かれている。今あらためて読むと真面目というか過激ですらある。
ぼく自身、若干その‘気’があった1970年頃は(直接的に階級闘争を描いてはいないが、ロシア革命への導火線的役割を果たした群像劇である)などと語りイデオロギーの呪縛に囚われていたのだが・・・(笑)

屁理屈をこきながらも、その後もこの芝居が掛かるたびに観に行っていた。近石真介の男爵、仲代達也のサーチン、劇団「埼芸」のルカが印象に残る。
やがて純粋にこの「哲学的な戯曲」が大好きになった。描かれているのは・・・言葉・うそ・真実・優しさ・狡さ・夢・絶望・神・・・そして人間!なのだ、と。

時は移り冷戦終結・ベルリンの壁崩壊・諸国こぞって経済自由化の波・・・
こんな世の中に「どん底」はなかろう。上演の噂を聞く機会もなくなって何年経つだろう・・・
それが先日、ひょんなことで開いたメルマガに「どん底」の文字!

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(上演台本・演出)@シアターコクーン 08/4/6~4/27

まず、会場で初めてポスターを見て(マジ、ゴーリキーか?)と疑い。
幕が上がって原作との違いに(ヤバくない?)。
・・・上演中なのでネタバレしない程度に簡単に感想をば・・・
ぼくの好きなセリフが一ヶ所削られ、もう一ヶ所は潤色されていたが、許そう。許して余りある出来栄え!だった。
古典落語で振るまくらや本筋に‘今’のアドリブを入れるような手法で、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏は名作「どん底」を見事に今に蘇らせてくれた!と思う。
ラストのオチへのアレンジは原作を超えた感すらした程だった。

それにしても、芝居に縁遠くなってしまっていたのを実感。
KERA氏を外人だと思ったくらいだから・・・(笑)。

疾走するベートーヴェン

2008年03月20日 | No Live,No Life
コルトレーンが流れる寿司屋で生ビールと燗酒をひっかけて
ちょいとイイ気持ちになってからのクラシック演奏会。
(ヤベェー。寝ねえべな?)という不安が脳裏をよぎった(笑)・・・が、とんでもない。酔いもふっ飛び聴き入ってしまった。

BBCフィルハーモニック(指揮:ジャナンドレア・ノセダ)
ピアノ:上原彩子
  3/18 東京オペラシティ コンサートホール
      リスト:交響詩「マゼッパ」
      シューマン:ピアノ協奏曲
      ベートーヴェン:交響曲第7番


ノセダが指揮台の上で飛び跳ねる。
エネルギッシュと言うより狂信的な鬼気さえ感じる指揮に圧倒される。
1曲目は聴き入る前にまず見入ってしまった。

お目当ての上原彩子。
今回はめずらしく、前列ブロックの中ほどでピアニストがよく見えそうな席をとった。
予習で聞いたシューマンに比べややテンポを抑えた冒頭和音のあと呼吸を整えるかのように大きく胸を上下させてからゆくっりと鍵盤に指をそえて少しずつ前かがみになっていくいつもの姿勢。(音階を口ずさんでいる。)目を閉じ上体をのけぞるようにして情感をこめる。
肩からドレスの紐がずりおちその苗色のドレスの裾ごと左ペダルを踏み腰を浮かせて鍵盤を叩く激しさも含め、緩急強弱にオーケストラとの違和感はまったくなかった。
リサイタルでの魅惑的な奔放さとは違う上原彩子ピアニズムに漂うロシアンティストに酔えた。

3曲目はベートーヴェン。
ベートーヴェンと言えば(あ、ベートーヴェンね。)と思うベートーヴェン・・・だと思っていたら大間違いだった。
こちらは最初からテンポがスピーディーだ。ん?え?まさか?・・・
まさかのまんま疾走する。
ノセダは飛ぶ、跳ね、くるくる向きを変える。時にうなるような声をかすかに発しタクトを大きく振り上げ、時にはタクトを置いて素手で音をつかみ出そうとする。
なんというベートヴェンだ。その速さにもオーケストラの乱れはないし、表っ面だけのベートーヴェンでもない。
これぞベートヴェンなんだと言わんばかりのノセダと手兵BBCの自信。
3楽章から間をおかず進む終章。すごい迫力だ。
そして、ものすごい拍手!満場の拍手は手拍子に変わった。
クラシックではめったに経験しないアン・コー・ルの手拍子だ!
(ふぅぅ~、いいものが聴けたぜぃ)
寄り道をせず真っ直ぐ帰路についたのは、言うまでも、ない。

智恵蔵セッション

2008年03月12日 | No Live,No Life
智恵蔵さんこと堤智恵子さんが〝飛び入り歓迎!ジャムセッション〟のリーダーとして初登場!ということを聞きつけすっ飛んでいった。

3/11 ジャムセッション@大宮・アコースティックハウスジャム
      セッションリーダー・堤 智恵子(sax)
                安ヵ川真理(p)清水昭好(b)


ここは週に3~4日は〝飛び入り歓迎!ジャムセッション〟をやっているんだけど、ぼくは〝ライブ〟ばかりに来てたのでセッションは初。
第一、楽器ができないし・・・(涙)
で、今回は息子を誘った。
もしやモモエちゃん担いで・・・って期待もあったんだけど、M君、さすがに身の程を知ってるらしく(笑)ふたりとも観戦。。。



智恵蔵さんがリーダーってこともあって、参戦された方はアルトが5人・テナー2人を中心に、ギター2、ベース1、ドラムス1、ピアノ1、パーカス1、ボーカル2という賑やかさ。



観てるだけ~のお客でも、馴染みの曲のオンパレードは楽しい。
ラストはサックス全員が順にソロをとる迫力。智恵蔵さんのリーダーぶりもカッコ良かったし、セッションではドラムを叩くというマスターもナイスだったなぁ~。もちろん参加の皆さんもそれぞれに大したもんです。存分に楽しませてもらいましたから!

「皆さん上手いよ(ぼくなんか)まだまだでございます」と言うほろ酔い加減のM君に、オヤジはちょいとスィングしながら「ま、がんばれよぉ~(楽しみにしてるぜぃ)(^_-)-☆」

朗読とピアノの弾き語り

2008年02月25日 | No Live,No Life
「風ニモ負ケズ・・・」は教科書の記憶。
「注文の多い・・・」とか「セロ弾き・・・」は子が保育園の頃の記憶。
記憶自体が伝説的な・・・宮沢賢治の世界。

長岡輝子さんの朗読CDを聴く。
まったく、意味不明。なに語ってるんだぁ~?状態。字を追いながらでもシンドイ。
本を開けば、慣れない言葉とセンテンス。
書かれていることを想像するのにちょいとの間が必要だけど何とか読み進む。
じんわりと、心が動いた。。。

カミさんが乗り気でゲットしたチケットは・・・
2/22 埼玉会館
   林隆三と楽しむ宮沢賢治童話の世界


もちろん、林さんは椅子に座っての朗読。大きなステージの一点だけで、素晴らしい舞台が出来上がっていた。
「虔十公園林」に涙が止まらない。
予習しておいた筋が、これほどまでに情感豊かに伝わってくるとは!
「鹿踊りのはじまり」には超満員の観衆と一緒に笑いころげた。

林隆三さんの宮沢賢治朗読公演は、この日が129回目とか。
愉快なトークと共に、80年も前に賢治の書いた物語を‘今’とオーバーラップして楽しむことが出来た。

さらに、林さんのピアノの弾き語りで丸山(美輪)明宏を2曲。
「ふるさとの空の下で」長崎での被爆体験から生まれた歌と、
「愛の賛歌」の丸山明宏バージョン・・・神よ守り給え 愛しあう我等を♪でエンディング。大拍手であった。

芝居とも違う。ライブとも違う。
えも言われぬ異空間を抜け、パーキングを出て・・・
「今日は代行にしよ~や!」
カミさんもニコッと笑って即決!の夜でしたぁ~(^_-)-☆

バッキバキ♪ライブ!

2008年02月20日 | No Live,No Life
シンジラレナ~イ、ことなんだけど
正体がなくなるほど晩酌しちまったぃ。自宅で。。。
久しぶりにスキーウェア買ってサ!
もう嬉しくって嬉しくって←ガキみたい。ん?もっとヒデーか!?(>_<)

でもって翌日は夕方になってもアルコールが抜けない感じ・・・
そんでも、寒風を突いて向かうは大宮・カフェランプ。
こっちのシンジさんはバッキバキ◎保証つきライブ!
2/17 守新治(ds)プレミアムセッション
      with 向井滋春(tb) ブラジリアンジャズナイト
      上田裕香(vo)津村和彦(g)二村希一(p)芹沢薫樹(b)


大人しくコーヒーにケーキにしよっかなぁ~って思ったけど、ダメダ~メ。
ギネスとエビスのハーフ&ハーフに口をつけて演奏が始まった途端、
もうノーセーブ。ん、二日酔い?な~わけないっしょ!!(笑)

そっこぬけに!ナイスなライブメンバーとセットリスト⇒Mori Syndicate (守 新治さんのブログ)に、すっごいテンション。
体調不良をおしての向井さんの、でもスゴイ迫力。ぐいぐい引っ張る守さんのドラミングに津村さんのFenderが激しく迫り二村さんが更に盛り上げる。芹沢さんが曲ごとにウッドとエレキを使い分けたグルーブ。そしてYu~Kaさんの歌声が加わわってもう最高潮♪
アンコールにはお客さんも自然に一緒に歌いだしちゃうんだから、
もうホント“そっこぬけに!バッキバキ!!”のライブでした~~。

久しぶりのライブ(^^♪

2008年01月29日 | No Live,No Life
愚痴って暮れた年も明け(笑)もうひと月。
愚痴の余韻じゃないけれど、
正月麻雀は6人でやって5人が負け!もちろんオイラその中のひとりで、しかもブービー(>_<)
スキーに行ったら雨。雪を待って飛び出したもののコンデション最悪。でもって二日間で数本滑って、ウィ・スキー!(*^_^*)
レニングラード・バレエの「白鳥の湖」大宮公演には草刈民代さんは来てくれず、ソリストはキエフの方が勝ってた感じで期待はずれ。その後テレビでマリインスキーの凄いのを観たら更にレニングラードは影薄くなっちゃうし・・・

そんなこんなの1月のすべてのウサを晴らしてくれたのがこのライブ!

去年から楽しみにしていたライブ!
コレですよコレ!ノリノリのハッピー・ライブでこのblogもやっと、
Happy New Year!(笑)だ~ぃ(^^ゞ

守新治(Ds)JazzSanbaプレミアムセッション
堤智恵子 (Sax) 上田裕香 (Vo) 二村希一 (P) 木村 将之 (B)
1/26@大宮Cafe Lamp

去年は、12/25@大宮ACOUSTIC HOUSE JAM での堤智恵子(Sax)X'masセッション・森丘裕希(P)・吉木稔(B)・ジーン重村(Dr)でライブ納めしちゃったんで、ながら一ヶ月ぶりのライブ!
余計なキャプションは不要だわぁ。この携帯のブレた写真を見てるだけでも、足を鳴らして手を打ちたくなっちゃうよ。ナイス!ナイス!!(^^)v

白鳥の湖

2007年11月21日 | No Live,No Life
生まれて始めて、クラシックバレエなるものを
通しで観た。

11/18 大宮ソニックシティー
ウクライナ国立キエフ・バレエ
『白鳥の湖』


いやいや、参りましたねぇ~。
アノ、バレエの素晴らしさ!
コノこ汚いぼくですら、ソノ世界にハマりましたからぁ~。
なんてったって、チャイコフスキー!
その情感にバレエという表現芸術がマッチしてるんでしょう!
スゴイ!

ただひとつ、
ぼくの予習(!)からすると、
序奏に予感させるものは、やっぱ、悲劇性。
でも、今回の公演では
「永遠の愛に結ばれる」のです。
原作(?)では恋人たちは死ぬのです、が。。。
トワの愛は、
現世を旅立ってからの愛と
目の前にある愛とでは
インパクトの違いが大き過ぎます。
クラシック・バレエの
クラシカルな部分
いわば、お伽話的な安らぎみたいなものを求める
今の風潮にマッチした演出だったんでしょうか?

そういえば、映画『自虐の詩』
今ではあり得ない「ちゃぶ台返し」。
原作・業田さんの四コマ漫画が、
こんなインパクトある実写で蘇るのと一緒のように、
製作者は
いつも“今”を敏感に感じて表現しているのかも知れない。
だとすれば、
今のぼくたちが
今の時代の中で、
今と、今までと、今から先を
今、も一回、考えてみんかい?みいたいな・・・アハハ。
今、ソコまで言っちゃ、わしゃアホ扱いやぁ~~。(笑)

コール&レスポンス

2007年11月13日 | No Live,No Life
最近さすがに齢を感ずる。
俗に歯目魔羅などと言うけど・・・その話しは措いといて(笑)
ぼくが思うに毛穴の収縮反応の鈍化。
季候気温に対する身体的なレスポンスのタイムラグがヤバイ。
年寄りの体調の変化はそのズレの隙間にあるんじゃないか?
真偽はさておき、そんなことに気づいただけ
まともに歳をとったのだろうと思う今日この頃なのだが・・・

レスポンスと言えば、ジャズの醍醐味。
しかも見事なコール&レスポンス!
毛穴おっぴろげでハチャメチャに楽しんだライブがあった。

11/10 大宮・CafeLamp
守新治(Drums)セッション
高橋里実(Asax)・上田裕香(Vocal)・津村和彦(Guiter)
木村将之(Bass)


守さんはドラムス+電ドラ、木村さんもエレキベース(と言っても肩に掛けるのじゃなくてコントラバスの格好をした・・・サイレントベース)のお披露目ライブ。アルトサックスのSATOMIXさんとブラジル音楽のボーカル・Yu~kaさんもぼくはお初。
ただでさえ期待ムンムンのところに
津村さんが「今日は楽しいよ~」
オーナーの原澤さんが「すごいですよ~。もうドキドキですヨ」

期待以上。もう、とにかく楽しい!
笑顔になるだけじゃなくて声を出して笑えるほど楽しい!!
かぶりつきの席から何度も津村さんやSATOMIXさんやYu~kaさんと笑いあえるほど素晴らしい演奏だった。
特にサンバのステップを踏みながらのYu~kaさんと津村さんとの掛けあいは圧巻。ノリノリの二乗だ!
Yu~kaさんの歌にもぶったまげ。Yu~ka節とでも言うのだろうか?
初めてあんなスゴイ「Wave」や「イパネマの娘」を聴いた(゜o゜)

ほんとにスゴイ人たちだ。
根っから音楽を楽しんで演奏してる。
み~んなニコニコしながら、まだまだまだぁ~、って感じでコール&レスポンス合戦。まさに!スイングしなきゃ意味がない♪
・・・ん?うん、これだ!
人生も、スイングしてりゃ身体的レスポンスも向上する!べ?(笑)

交響曲第4番ヘ短調

2007年10月20日 | No Live,No Life
さすがに音がいいホールだ。
プロコフィエフ 「協奏曲第2番」のピアノソロがキレイに響く。

10/19 サントリーホール
東京フィルハーモニー交響楽団
ミハイル・プレトニョフ(指揮)
アレクサンドル・メルニコフ(Pf)


折角の音響でナマオケを聴きながら、どうもいまいち心が動かない。
メルニコフのアンコール・スクリャービンの 「2つの詩曲op.32-1」と、チャイコフスキー「交響曲第4番」の2・3楽章にちょっとホッとしたかな・・・

「4番」の導入部の動機付け以降の流れのメリハリと、終章で襲いかかってくる運命のフレーズの前後がどうもしっくりこない。
運命フレーズに対する期待の大きさが邪魔をしたのか?
プロコはアシュケナージ&プレビン
チャイコはムラヴィンスキー&レニングラード・フィルと小沢征爾&ベルリン・フィルで予習した知ったかぶりからくる自業自得か?
はたまた、プレトニョフにはやはりRNOなのか?

・・・オケのアンコールは、無かった。
(う~ん、さもありなん)などと不埒なことを思ったのはぼくだけか?

ちなみに座席は2階「RD」1列目。次回からはこの席はやめよう。視界が悪い。同じ2階なら後列でもやっぱ中央が良さそうだ。

免疫力向上ライブ

2007年10月16日 | No Live,No Life
昼と夜の神経のバランスをコントロールすることによって免疫力が向上するのだとすれば、やっぱ、このライブがお薦め!(笑)
特に今回、いろんな意味で緊張感と弛緩あるライブであった、なぁ~。

10/13 Bar PORTO
ねきねき#(vo,ケンハモ,Toyピアノ) with 津村和彦(g)


先ずは、ねきねき#さん初歌唱の『涙そうそう』
ジャンルを問わず歌われている名曲に「緊張するわぁ~」と挑戦。
こちらも聞き耳を立てて緊張・・・♪古いアルバム~で、
肩の力がスッと抜けるぼく・・・歌い終わって
「緊張したわぁ~」「みんな知ってる歌だもんね」っていう
津村さんのさりげない一言が、またいい。

ねきねき#さん作曲の『小さい秋見つけた』
「こっちの方がいいと思いますぅ~」と言う自信作は、さすがにいい。
ぼくも口ずさめるようになったねきねき#バージョン(たまにボニー・ジャックスが邪魔する・・・)に、謎めいた秋の景色が浮かぶ。

極めつけは、まだタイトルのない新曲だろう。
交感神経と副交感神経が相互に切れ替わるようなピアニカとギター、と(ん、マスターのカホンもあったっけ?)
「荒野の・・・」シリーズ化的印象は、以前「荒野の・・・」で「太陽にほえろ」を聴いたような記憶があったからかな。曲の題名は宿題!なのだけど、う~ん、もう1回聴かないと出てこないや。

いずれにしてもライブで免疫力をフィジカルに感じとれるかどうかっていうのは殆どの場合、まったくもってコチラ次第であるんだろうけど、このライブには共有感があった、気がしますヨ。

想像と創造

2007年10月07日 | No Live,No Life
10年ほど前から新聞投稿の川柳では有名(!)な「仲畑流万能川柳」といろんな意味で関わっている。でも最近は句が浮かばない。字面は揃ってもこさえてる実感に乏しいのだ。

高度経済成長の恩恵を全身全霊で享受しながら育ち上がってきて染み込んだ思考メカニズムの受動的部分だけがいつまでもこびりついているから、顧問税理士と経済論議などしながら思わずこんな言葉を漏らしてしまう(今、夢がない)。

柳原和子(著)『さよなら、日本』
1980年から「朝日ジャーナル」や「思想の科学」(共に廃刊)に発表された重く貴重な・・・冒頭のビルマ(現ミャンマー)難民のレポートは最近の毎日新聞の記事「寄る辺なき人々」にも取り上げられていた。いまだに解決されていない難問題を著者は30年近く前に取り上げていた・・・ノンフィクションにこだわった、たたみ掛けるような緊迫した当時の文章と書き下ろしの今と昔を、驚愕と興味と同感の情を交錯させながらかなりのモチベーションを保って読めた。理解もできた、と思う。
が、字面は理解できても、何かが、ぼくに足りない。理解力だけではダメな気がした。

9/27 川口リリア・音楽ホール
上原彩子 ピアノ・リサイタル

特筆はプロコフィエフの「7番・戦争ソナタ」
ぼくにとっては中途半端なジャズよりも面白みを感じなかったプロコフィエフ・・・彼女の演奏を聴いて、予習したリヒテルが消えて無うなってしまった。改めて、彼女のピアニズムに感じ入った。技術力はもちろんだが構想を支える力は?

9/28 渋谷・LEZARD
菅野邦彦トリオ+1

ながら十ヶ月ぶりに会った彼は、
作り上げていた“クロマチック(?)ピアニカ”
彼が独創した白鍵黒鍵横並びのキーボードを弾きながら「コレをピアニカにしたらいいよ、きっと!」を語っていた彼が、それをぼくの隣の席で吹いてくれた。言葉が出ない。固まっていた。
彼の演奏はすべて、文字通りのセッション。
一切の打ち合わせが無い。次の曲も分からない(多分、彼自身も・・・)。
でも彼はメンバーに要求する「もっとプレッシャーかけてよ!」
70歳を過ぎた彼の高みへの創作意欲を支える力は?

10/6 川口リリア・音楽ホール
鮫島有美子 ソプラノ・リサイタル2007

聴いている時も聞き流している時も、ぼくに安心感を与えてくれる。
特に日本語が、美しい。
言語学的にも当然美しいのだろうけど情感的な美しさに惚れている。
会場で新しいCD「千の風になって」を買った。
以前ちょっと書いた通り、いま売れているこの表題曲は好きではないが、彼女で聴くと違う曲に聞こえるから不思議!・・・他に、個人的にはユーミンの「翳りゆく部屋」が良い・・・
クラシックというジャンルにこだわらず表現者てしての彼女の魅力を支えている力は?

先日、図書館で冒頭を読んで、そのまま借りてきた本。
(遅ればせながら)村上春樹(著)『海辺のカフカ』
その中に・・・想像力を欠いた=<うつろな人間たち>・・・を語るくだりがある。
・・・想像するまでもなく(大爆笑)、川柳が出来ると思えないのも(夢が無い)と思うのも、クリエイティブな方々を支える力を想うのも・・・この本が発端で、そこに結論づけて悟ったようにひとり悦に入っているのだ。
が~、しかし、
こんなことを長々書いてて、今日すること終わってないじゃん!
明日、どーなると思ってんの?・・・ほんと、想像力ないねぇ~(>_<)

マスターブッキング@PORTO

2007年09月24日 | No Live,No Life
PORTOマスター・いと~さんの、またまた凄いブッキング!

9/22 Bar PORTO
後藤まさる(vo.g) & 小畑和彦(g)


2ndの1曲目に、後藤さんがカホンを叩いた・・・コレがまたスゴイ。演奏中にカホンが歩き出す(笑)ほどのテンション!・・・と、アンコール以外は、後藤さんの弾き語りライブを基調に、ボサノバ(のみならず!)ギターの名手・小畑さん(ぼくは初対面)とのDUO。
と、なると、当然、油断は禁物。
いつものようにインタラクティブ・ライブ。(*^_^*)
しかも、今回は「シンパシー」を感じあってしまった相方・小畑さんのノリもあるし。(笑)

でも、ただただ、盛り上がった!だけでは済まないところがスゴイのだ。
音を音楽にする。
音楽の音を作る。
そして、その場でしか聴けない音が生まれる。
う~ん、さすがに、師匠競演!

メヲコラソン

2007年09月17日 | No Live,No Life
9/15 Bar PORTO
EMIKO(vo) 助川太郎(g)


現在はそれぞれ別の活動をしているというお二人が
Bar PORTO の2周年記念にメヲコラソンとしてのライブ。
1部がジャズ。2部はブラジルとオリジナル。PORTOの2周年を祝うにふさわしく中身はてんこ盛り!

実はワタクシ、メヲコラソンのライブは初。
CDで聴いた限り、EMIKOさんの1stジャズCDとはまた違った意味でラジカルな印象。今回のライブも、助川さんのエフェクターなるものもあって更に斬新な感じはしたものの、お初に構えてしまったぼくのスタンスの所為だとは思うけど、ちょいとノリ損ねちゃったかなぁ~。英語とポルトガル語のニュアンスの違いみたいなのに対するぼくの理解度が足りないのも、一気にのめり込めない原因だったかな。

でも2部のメヲコラソン・オリジナルとブラジルはさすがに楽しく興味深かった。生の音楽に触れるってことはいろんな意味で面白いもんだなぁ~