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a lively time

ハラハラドキドキ、ワクワクソワソワの毎日。

プレジデントチェアー

2012年06月26日 | Healing
社長とはいえ、油が染み込んだ作業着を着て忙しく立ち働かなければならないもんだから、事務所の椅子になんかこだわれなかったけど、工場の片付けも大方済んで、残された帳簿整理などの仕事でPCの前に座る時間が大半になった。
まぁ、仕事だけじゃなくてネット遊びもココでやってるもんだから、大半というより乍ら一日(笑)となると、やっぱ、らくちんな椅子が欲しい。
ネットで、かなりリーズナブルなプレジデントチェアーなるものを見つけた。



組んでみたら結構デカい。お~これじゃ、かつての我が社現役社長には邪魔な大きさだ(笑)今でこそ使える(^^)v
座り心地も快適、肘置きはもちろん、背もたれも違和感がないしヘッドレストも良し・・・なかなかの優れものだ!

薬の作用で昼間ちょくちょく眠くなる。そんな時ウトウトするのに持ってこいだ(笑)
オットマンを付けたのは、実効期待だ。ここにきて本格化したきた足の浮腫み・・・足を上げて寝て、起きた時には気にならなくなっているのに、立つと直ぐに浮腫みだす。
今もオットマンに脚を伸ばしてコレを打っている。浮腫みの悪化予防にらればという期待、大である。
リラックスしながら実効性に期待するって、相乗効果もあって良いはずだと思っている!のだが…

奇跡の備前焼

2012年06月17日 | Healing
マニアックな程じゃないけど、酒を飲む器やグラスで気に入ったものがあると即買する。
と言ってもお財布と相談してのことだけど(笑)
以前から欲しくて欲しくてしょうがなかったものに備前焼がある。なかなか目にする機会もないので、有名百貨店に行くたびに探してはいたけれど大枚(?)払ってコレ!という一品が見つからないまま手元に一つもなかった。
その備前が!いま目の前に!!
し、し、しかも、なんと、河童が付いてる盃なのだ!!!



ぼくが何処を探しても絶対に巡り合うことができなかっただろう逸品だ。
土だけの備前特有の肌をさすりながら、来た来た来た~と歓喜!
望めば叶う、ってのはウソじゃないのか?縁が巡って奇跡は起きるんだ!大袈裟じゃなくてそんな気分になる。

「毎日が楽しそうね」原酒を注いで飲む。うめぇ~~\(^o^)/
福岡、兵庫、大阪の西国言葉のノリとツッコミに爆笑しながら杯を重ねる。箸も進む。みんなと互角に飲み食いできっこないだろうからと用意しておいたノンアルコールがあったことも、お開きの後になって気付いたくらいだ(笑)
それほどまでに、呑んでる最中に痛くなることもなかったし、腹も苦しくならなかったのだ。

一応、鎮痛剤とオピオイド系消化薬は増量して、帰宅後は直ぐに爆睡。
「大鼾だったよ!」とイッチ子。うぉ~、何ヶ月ぶりだろう大イビキ!だなんて。そう言や、夜中も1回しか起きなかったし。

今朝も快調な目覚め!起きて直ぐのお通じ(*^^)v
なんなんだ、こりゃ?まるっきりフツーの人みないじゃないの??
寿命が延びたのかどーかには、(?)マークを付けとくけど(爆)シバキをする抜けながらの大笑いに一時的にでも免疫力がアップした気になってる思い込みなのか、さもなけりゃ、奇跡と言うしかないほど不思議な一日だった。
遠路はるばる来てくれたみんなに、改めて感謝。ありがとぉ~~!

地蔵菩薩

2012年06月11日 | Healing
高校時代のクラス有志によるランチ会が催された。
もともとは女子会の予定だったのだけど、ぼくの病状をKGが垂れ込んで(笑)SY先生やYZ、IZとともにぼくも呼んでもらって、総勢14名。
86歳の先生にいたっては、難病指定の進行性筋萎縮症で服薬治療の最中、体調を気遣いなからも参加してくれた。

真昼間の鮨屋さんの宴会場で、こんなに盛りあがっていいのか!?(笑)と思えるほど笑い声が響き渡る。
ぼくの病気のことを知っているのは先生と音頭をとってくれたTZさん、YMさんら数人だけ。そもそも特にぼくのための集まりではないから、という彼女たちの気遣いが有難い。

それにしても皆60歳を過ぎ、皆それぞれに妻として嫁として母として「大変なこと」を経験してきたんだなぁ~と思う。それに比べればぼくなんか…というレベルかも知れない。
そんなこんなを笑い飛ばしす女のたくましさはすごいもんだ!(笑)

近況報告、最後に回ってきた。折角だもの素直に現状を話すべと思う。「お涙頂戴は結構だからな!」とYZからヤジが飛ぶ。いいタイミングでありがとよ、YZ君!(笑)
おかげで女子に負けないくらい笑い飛ばしモードで話しができたぜぃ。

11時過ぎに始まって、二次会ティータイムをお開きにしたのが4時過ぎ。はちゃめちゃに楽しい時間だった。
その後、YZとIZはKGのとこに飲みに行くという!付き合いたいのは山々なれど「お前は帰れよ!」とYZ。なんとまぁこいつ等、優しいんだ(涙)

TZさんから手作りの地蔵菩薩をもらった。とても可愛いくて、なんと円満で柔和なお顔なんだろう。ありがとう!


真っ赤な落陽

2012年06月06日 | Healing
仲畑流万能川柳の殿堂作家から封書が届く。
開けてびっくり、暖かいメッセージが添えられた先生直筆の色紙\(◎o◎)/!


美しい色合いに自選句がとても力強く、圧倒されてしばし呆然と見入ってしまう。

…そうならなかったら、真っ赤な夕日を見ることもなかっただろう。
…ぼくもこうならなかったら、この感動を味わうことはなかっただろう。
より輝かしい落日への希望が生まれる!

数え切れないほどある佳句の中から、ぼくのために、先生がこの句を選んでくれたことに心から感謝!
ありがとうございました(^o^)/

さっそく額装してベッドサイドに飾らせてもらった。


蓮坊

2012年04月01日 | Healing
29日、病院の帰り道。いつも寄る大盛料理のレストラン(!)におかーこを連れて入った。午後のコーヒータイム。「コーヒーも確か、大盛りだったよ」と言ったとおり、ウィンナコーヒーのクリームが盛り上がっていて「ほら!」と笑いあう。
来週もう一度、緩和ケア科への転院を告げにT大病院に来る予定だけど、このレストランとは今日でお別れだ。

ヴァリエテ本六にも寄る。
「新古典ものがたり」平みきお・森川美砂 二人展が開催されていた。ぼくが居ることを知って森川さんが来てくれた。おかーこも「Gifts from Another World」の作者と会えて新作を観ながら盛り上がる。

平みきおさんの絵には、ほぼ全てに登場している子がいる。解説に「蓮坊」とあった。
掌に乗るくらいの木片に描かれた蓮坊がいた。
仏様風だけど仏様じゃない。どうみても蓮坊だ。とても可愛いく穏やかな顔がいいなぁ~、ちょっととぼけたとこも気に入って(笑)買い求めた。
【木の絵】平みきお・作

芝桜の丘

2007年05月05日 | Healing
ゴールデンウィークに「お出掛け」なんて
何年ぶりでしょうか。
カミさんとふたりで
埼玉県は秩父の羊山公園へ行ってきました。
当然のことのように車で行くものと思ってた私は
前日に洗車を済ませ準備万端。
が、車は無理というカミさんの進言に
ネットで確認したら、、、う~~ん。
先ずは渋滞、更にはパーク&レールライド実施中とか。。。
であるとすれば、やっぱ電車で!
と、いうことで否が応でも「お出掛け」気分。

たまには電車もいいもんですね。
秩父鉄道はSLが運行してるんです。

旬の観光地にはめったに出向かない私としては
人あたりしそうな混雑に唖然としながらも
ま、それなり、まったり出来ました。


巡ればキリないほどの観光地なんですが、
ふたりとも欲が無かったことが幸いしてました。
芝桜を見に直行直帰という気楽さが、
たまの「お出掛け」をシンドイものにせずにすみました。
地元に帰ってデパートのウィンドーショッピングと、
美味い肴が食える店で美味い酒を飲む時間もありましたし・・・
ん?私のまったりは、どっちかというとこっちかな!(笑)

穏やかに眠る

2007年02月04日 | Healing
今月に入ってからは、あるがままの(?)私ですが…(笑)、先月二週間の禁酒期間にほぼ毎日のようにハマッていたことが二つあります。ひとつは飲み物、寝る前のココア。ひとつは音楽、ジョアン・ジルベルトです。
呑んだ時には豆乳を飲むんですが…医学的根拠はありません(笑)…呑まない時はココアがいいですね。それもスタンダードティストとか言う余り甘くないヤツです。あったかいココアをすすりながら聴くのは、ボサノバボーカルのジョアン・ジルベルト。
1931年生まれ。私が1歳の時(1952年)にソロデビュー。この高齢にもかかわらず昨年も来日公演をしたいう、まさに「ボサノバの神」様、だそうです。でも私は五十有余年、彼をまったく知りませんでした。ふとしたことで耳にした彼のボサノバに、ハマッたというより興味をそそられました。小野リサの活躍もあってか、今再び日本でもボサノバが多く流れるようになってきましたが、ジョアンの声が醸しだす深遠さ(?)に、ん?と耳が止まったのです。

音楽との同化意識=エクスタシーなんてことを、以前このブログに書いたことがありますが、ジョアン・ジルベルトの歌に接して、同じ同化意識に以前と違った感覚を覚えたのです。…こうやって感性がコロコロ動くってのも今を生きてる証しでしょ?(笑)…謂わば、自意識の置き所と言うんでしょうか?
同化する喜びを主体的に感じる前に同化してしまう状態、って…ん?
寝酒にバーボンを舐めながらジャズを聴くと、もっと入りこみたくなっちゃうんです、私の場合。クラシックも似ています。音楽に引っ張られちゃうのかな、同化したいという欲求が・・・。

屁理屈はともかく、よく眠れます、ココアとジョアン。そう!理屈はいりません。彼の囁くような歌声の心地よさに、知らぬ間にウトウトしてしまうのです。で、いつの間にか私は、私の存在すら忘れてしまうのです。。。

床屋さんで、Jazz

2006年11月06日 | Healing
私が車で30分近くかけて行く、行きつけの床屋さん。オヤジが結構「音」にうるさくて、そこそこに納得(予算的に限界)というアンプを据え、BOSE からの音が何とも心地良いお店なのです。時には(客層によって、かな?)大相撲中継なんかも鳴らしてる BOSE ですが、昨夜は(めずらしく!)ヒマで客は私ひとり。私の趣味を知ってか知らずか BGM は甘い声のジャズボーカル。「だれ?」「ダイアナ・クラール。美形だよぉ。エルヴィス・コステロと結婚しちゃってさぁ(笑)」。Jazz を聴きながら頭をやってもらえるなんて至福です。

この床屋さん“ MATCH BOX ”のオヤジの神様はジョン・レノン。彼亡き後にジャズやクラシックを聴くようになったとか。それにしても、かなり詳しい。ビートルズはほぼ全盤あるそうだから、相当耳が肥やされているんでしょうね。好き嫌いやジャンルこだわらずによく知っているんです(ただし、演歌は・・・かな?笑)。私みたいな惚れっぽい性分ではないポリシーみたいなものを決して押し付けることもなく話してくれるので、とても面白いし、彼が知らないアーティストのことを話してもよく聞いてくれるので気分がいいんです
いつの間にかダイアナ・クラールが終わり、オヤジが取り替えたのはオリジナル・コンピのテープ。オスカー・ピ-ターソンの「枯葉」・ビリー・ホリデーの「As Time Goes By」・・・「バーボンでも飲みたくなっちゃうでしょ(笑)」。(いやいや、マジですよ!)私、大好きなんですよボギーの「カサブランカ」。その「As Time Goes By」は、それこそバーボン片手に iTunes で iMix をこさえちゃったくらいですから!

床屋さんでも新しい音楽との出会いがありますが、最近の私のマイブームは iTunes ですかね。ちょいとの試聴がヤバイです(笑)。1曲のダウンロードでも、やたら気になる人がいると(私の性分からして)アルバム1枚買っちゃいますからぁ~!例えば「As Time Goes By」iMix で、耳から離れない音あったんです。
Jazz 理論には全く無知な私が言うと笑われそうですが、私が好きなエロール・ガーナーや菅野邦彦が弾くビハインド・ザ・ビートみたいな奏法のソロ・ピアノ=ジェシカ・ウィリアムスです。で、1枚買いましたが、ピアノ・ソロではアル・ヘイグに心動いて以来の感動もんでした。他にも、リサ・アディオがピアノを弾きながら歌う「As Time Goes By」にもビビビ~~ンです。

とにもかくにも、音楽にひたれる喜びを、今の私は、いろんな意味で、大切にしたいと思っているのです。あ、ジェシカ・ウィリアムスの『ALL ALONE』に書いてあった一言。これもちょっと気に入ってます。
ALONE,I MEET MYSELF. WITHOUT GUILE,ORNAMENT,OR EGO.

30本のバラ

2006年02月13日 | Healing
生きるの死ぬのと難しいことばかり書いていたら、遠方の友達がバラの花束を贈ってくれました。

しばらくブログが放置プレイになっていたので(笑)ああ、元気なんだなと思っていましたが、最近ちょっと元気がないみたい・・・。少しでも心が軽くなってくれれば幸いです。一番の良薬は、自分の中のパワーですよ。

アハハ、そうだねぇ。元気満々の時はブログを更新してませんでしたもんね。(笑)
ちょいとメゲモードになってくると、あれやこれや本を読んでは一生懸命に自分を納得させようとして書くパターンが多いかなぁ、って気付きました。

胸いっぱいのバラの香りに、肩の力がスッ、と抜けた気がしました。
ありがとう。

チャイコフスキー

2005年12月12日 | Healing
今から35年ぐらい前に「チャイコフスキー」という映画が公開された。
キャスティングもラストシーンも全く覚えていない。が、確かに観た。
乳房をあらわにして激しく性を求める女から逃げるチャイコフスキー・・・
抽象化されたグロテスクともいえる映像・・・かと思うと、
目を見張るほど美しい真っ白なロシアの風景、白樺の木々・・・
断片的な記憶しかない映画だけど、その映画を観てから、
私は本気でチャイコフスキーの音楽のファンになってしまったようだ。
心地よい旋律と、感情的過ぎるとさえ思わせる激しい高ぶりのオーケストレーション。チャイコフスキーの創作イメージとチャイコフスキーに対する私の感性が、この映画のせいでしっくりしてしまったのかも知れない。。。

特に「ピアノ協奏曲第1番」はことのほか好きで、ずっとリヒテルのを聴いていた。
ムラビンスキーとの競演盤は、個性激突を感じさせるスリリングな第一楽章から始まりながらも、第三楽章の掛け合いからエンディングまで見事さは、いかにもチャイコフスキーの感を私に与えてくれた。
どう聴いても張り切りすぎのきらいが見えるカラヤンとの共演盤でもリヒテルはチャイコフスキーの情感を失わない演奏を聴かせてくれている。
その後、「カンパネラ」のフジ子・ヘミングに魅せられて、彼女の奏する第1番も聴いている。フジ子独特の“間”がまた別のチャイコフスキーを作り上げている。

そして今、最もハマッている第1番がコレ。
上原彩子。
チャイコフスキー・コンクールのライブ盤ではない。あえて(!)その後に新しくレコーディングしたという第1番は情念的で繊細。うっとりとするような甘いメロディーは一音一音丁寧に優しく、想いの高まりは大胆に激しい。
クラシックを評するのに、セクシーってヘンかな?
でも、私の想うチャイコフスキーがここにいるのだ!

江戸切子

2005年03月06日 | Healing
懐石杯木村秋男氏・作 )

時折訪れるデパートのギャラリーで、たまたまこの盃に出会った。
魅惑的な数々の江戸切子の作品の中でも、
私が注意深く見たのは、やはり、酒器。(笑)
ちょっと大ぶりで重厚な切子のロックグラスは愛用していた。
会場には大小様々なウィスキーグラスやビール・ワイングラスがずらっと並んで私を誘う。

最近、意識的に酒量をセーブして(・・・したいと思って)いた私は、
比較的小さな作品に目をやる。
そして目に留まったのがこの懐石杯。
鋭角で直線的な切子の中にあって、この曲線がなんともしなやかで、深目な丸みが指先の腹を優しく包んでくれる。
かざして見ると宇宙が広がる。左右上下、眺める角度それぞれにそれぞれの宇宙が!
(・・・な~んて言う思い込み、思い入れでも、なんか嬉しいではないか!)

生意気にも、旨そうな酒を買って、この盃で、一杯か一杯半の晩酌をちびちび。。。
旨い!旨すぎてもっと・・・と思うところでやめる。
そして、飲み干した盃をかざして悦に入る。
無限の宇宙の中に私は居る!(笑)

いいものをいいものでいいあんばいに。
きっとこれは、体にもいいはずだ。

勢至菩薩

2004年12月20日 | Healing
兵庫県 浄土寺 (写仏:矢島健郎氏)

神や仏を信心することもなく過ごしてきて、今もその不信心ぶりは変わらないのだけれど、たまたま知人に誘われて出向いた矢島氏の仏画の個展で、この仏様に出会った。
『あなたに語りかけてくれる仏様が必ずいるはずです。』というナビゲーションに、どれどれと見て回った。知人らとなんやかや言いながら、それぞれの仏画とにらめっこ。
う~ん、確かに。やけに威圧的だったり澄ましてたり、私が行ってもそっぽ向いてる(気がする)仏さんやら、、、なるほどなぁ~と感心しつつ、この仏画の前に歩を進めた。
何か語ってる?いや、黙ってるよな。ん?でもちょっと待って。。。

会場内を2、3周してから、再びこの仏さんの前に立った。知人は「見下ろされてるようでイヤだ」と言うが、私は、後ろを向いて立ち去ろうとしてもつい振り向いてしまう。気になると言うより、そばにいたい感じ?(笑)
で、今は事務所の壁高くに掲げて、時折見上げては目と目を合わせてニンマリしている。
ちなみに、知人は阿修羅像が気になって後日買い求めに行ったそうである。

勢至菩薩は『威勢大にして自在である。我々に向上していく力と勇気を与えて下さる』とか。たまたまとは言え、なかなか良いではないか。(^^)v