a lively time

ハラハラドキドキ、ワクワクソワソワの毎日。

明るく前向き!(?)

2007年11月22日 | つぶやき
「勝ち組」・・・「負け組み」・・・
こんな言葉が、当たり前に言われるようになったには何時からだろうか?
他にも、「格差」・・・
これらの言葉は(今の日本での使われ方において)人間性を一切、否定する。

人間が、人間として、今の代を生きる。
人間への生物学的考察の中に、必然的に論じられる社会性には、
ことの善悪は別とした前提的な合意が必須な訳だが、
その社会性への恣意的な分断工作が
それを意図する勢力と、それに組する社会的影響力を持つパーツによって増幅的に過大に流布されいると感じざれを得ない。

個々人がナニを考え、どう行動しようと・・・基本的に(お他人様にご迷惑を掛けない限り)許されると思ってている団塊ジュニア世代のぼくには「勝ち」も「負け」もない。「為して為った」だけ。
が、今では、「為す」前に勝ち負けの成算を迫られる。

「医師は『患者が完治して、勝ち』と思う」みたいことを、柳原和子さんが書いていた。
彼女が言うとおり、コレはあり得ない。西洋医学は万能ではないと知るべきなのです。
「いつも明るく、前向きに、笑って過ごすせば、みな元気!」
みたいなコピーも、人によってはつらい。
「がんばってるのにガンバレと言われ 」(万能川柳・佐藤陽子さん)
の心境だ。

頑張って勝つためには、他者を負かさなくてはいけない。
自然界の掟によって
人間以外の生き物が試されている自生的生存能力の理が、
そのまま、人間に課せられたとしたら
人間は人間としての理性を捨てざるを得なくならないだろうか?

人は、独りで生きられないから・・・
他人に頼って、生かされているとという気持ち・・・
ぼくが「明るく、前向き」にいられるのは、
ぼくにはそんな友が、仲間がいる、からなんだと・・・

白鳥の湖

2007年11月21日 | No Live,No Life
生まれて始めて、クラシックバレエなるものを
通しで観た。

11/18 大宮ソニックシティー
ウクライナ国立キエフ・バレエ
『白鳥の湖』


いやいや、参りましたねぇ~。
アノ、バレエの素晴らしさ!
コノこ汚いぼくですら、ソノ世界にハマりましたからぁ~。
なんてったって、チャイコフスキー!
その情感にバレエという表現芸術がマッチしてるんでしょう!
スゴイ!

ただひとつ、
ぼくの予習(!)からすると、
序奏に予感させるものは、やっぱ、悲劇性。
でも、今回の公演では
「永遠の愛に結ばれる」のです。
原作(?)では恋人たちは死ぬのです、が。。。
トワの愛は、
現世を旅立ってからの愛と
目の前にある愛とでは
インパクトの違いが大き過ぎます。
クラシック・バレエの
クラシカルな部分
いわば、お伽話的な安らぎみたいなものを求める
今の風潮にマッチした演出だったんでしょうか?

そういえば、映画『自虐の詩』
今ではあり得ない「ちゃぶ台返し」。
原作・業田さんの四コマ漫画が、
こんなインパクトある実写で蘇るのと一緒のように、
製作者は
いつも“今”を敏感に感じて表現しているのかも知れない。
だとすれば、
今のぼくたちが
今の時代の中で、
今と、今までと、今から先を
今、も一回、考えてみんかい?みいたいな・・・アハハ。
今、ソコまで言っちゃ、わしゃアホ扱いやぁ~~。(笑)

同棲

2007年11月21日 | つぶやき
彼女が突然、同棲すると言う。
ぼくは、反対は、しない。
が、
ぼくは、彼女の、度胸を問う。
彼女は、泣く。
ぼくの発する言葉のニュアンスが
世代的な誤解を生じたのだろうか?

でも、大事なことだ
自分の人生だから・・・
・・・納得しなきゃ!

健康問答

2007年11月19日 | 生と死
・・・酒の効用を考えると休刊日など必要ない。
・・・悦びと楽しみをもたらすのなら禁煙にこだわることはない。
・・・ストレスを伴うような健診を受けて一喜一憂することはない。
みたいなことを、ホリスティック医療の外科医・帯津氏が述べる。
そしてほぼ一致した結論が、
・・・あるがままに生きて、死んでゆけばよい・・・

“あるがままに生きる”というのは、ぼくには修行ほどに困難だ。
第一に、このような類の本を読もうとすること自体、あるがままではない証拠だろう。(笑)
つまりは、直感(観)力の乏しさか?
あまたの欲の出処を突き止めるられず、煩悩のるつぼの中で忸怩たる想いに見えなくなってしまった出口を探そうとしての所作とも思えるからだ。
さらには、今日、市の成人健診を受けているのだ。
健診で「なにか」が見つかった経験がある者としては、無意識にもプレッシャーがあるようで、2日前に検便容器を手にした頃から不機嫌になっている自分に気付く。そして今は、バリウムが下りきらない不快を感じながらも・・・(笑)

“あるがままに死んでゆく”ために「わが計らい」は何の役にも立たないのではないか・・・自然法爾(じねんほうに)・・・五木氏の発した言葉の意味を考えることを優先して、とりあえずこの本は「医療について」のカテゴリーに入れないことにした。

五木 寛之 (著), 帯津 良一 (著)
『健康問答 ー本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」ー 』(平凡社刊)
 

信仰の発見

2007年11月14日 | 生と死
初対面の人には政治と宗教と野球の話しはタブーだよ、というようなことを聞いたことがある。確かにのっけからケンカは御免だ。

まずは“仲良きことは美しき哉”のスタンス。そしていったん仲良しになってしまうと、自民がどうの民主がどうの、ジャイアンツがどうのタイガースがどうのとやりあう。
が、それらは議論ができる素地のある話題であり、互いのアンデンティティーのいかんに関係なく動いている事象であるから、口角泡を飛ばしたところでチョイト白熱した世間話という程度で仲良しさ加減にさほどの影響はない。

ところが、残されたもうひとつタブー、宗教はどうだろうか?
キリスト教が当たり前の欧米の国と違って、何でもありの日本人には、自らの心に張られた信仰という琴線に触れたくない傾向が歴然としているように思う。
ぼく自身は葬式仏教のみの檀家で、特定教団にはとんと無縁だし、祈るよりも浅くても広く知を得ることに心の平安を求める人種だけれど、友人・知人にはいろんな神仏の熱心な信仰者がいる。
が、彼らからも信仰の話しはめったに聞かない。

「俺流」に言えば、宗教をタブーにしてしまったらヤバイんじゃないか?ってこと。
自らの信仰を熱く語れというのではない。
せめて知識としてでも、もっと宗教を知るべきじゃないかということ。
・・・生まれて神社に初参り、結婚式は教会で、死ねばお寺でお葬式・・・
この当たり前で平和な生活を維持する為にも(笑)
宗教と信仰の根源を学ぶことは必要じゃないだろうか。

今の国際社会の民族問題も含めあらゆる紛争も経済問題まで、あるいは、この日本の政治や国そのものの成り立ちだって宗教と信仰マインドのプロセスの中で語った方がより鮮明に見えてくるという事実があるのだから・・・

(語り手)瀬戸内寂聴、立松和平、山折哲雄、加賀乙彦、石川好、井沢元彦、羽仁進、篠田正浩、森本哲郎、山口昌男、久保田展弘、ひろさちや、山崎哲、和田秀樹、養老孟司
(インタビュー)石川 眞
『信仰の発見―日本人はなぜ手を合わせるのかー』
(水曜社刊)

コール&レスポンス

2007年11月13日 | No Live,No Life
最近さすがに齢を感ずる。
俗に歯目魔羅などと言うけど・・・その話しは措いといて(笑)
ぼくが思うに毛穴の収縮反応の鈍化。
季候気温に対する身体的なレスポンスのタイムラグがヤバイ。
年寄りの体調の変化はそのズレの隙間にあるんじゃないか?
真偽はさておき、そんなことに気づいただけ
まともに歳をとったのだろうと思う今日この頃なのだが・・・

レスポンスと言えば、ジャズの醍醐味。
しかも見事なコール&レスポンス!
毛穴おっぴろげでハチャメチャに楽しんだライブがあった。

11/10 大宮・CafeLamp
守新治(Drums)セッション
高橋里実(Asax)・上田裕香(Vocal)・津村和彦(Guiter)
木村将之(Bass)


守さんはドラムス+電ドラ、木村さんもエレキベース(と言っても肩に掛けるのじゃなくてコントラバスの格好をした・・・サイレントベース)のお披露目ライブ。アルトサックスのSATOMIXさんとブラジル音楽のボーカル・Yu~kaさんもぼくはお初。
ただでさえ期待ムンムンのところに
津村さんが「今日は楽しいよ~」
オーナーの原澤さんが「すごいですよ~。もうドキドキですヨ」

期待以上。もう、とにかく楽しい!
笑顔になるだけじゃなくて声を出して笑えるほど楽しい!!
かぶりつきの席から何度も津村さんやSATOMIXさんやYu~kaさんと笑いあえるほど素晴らしい演奏だった。
特にサンバのステップを踏みながらのYu~kaさんと津村さんとの掛けあいは圧巻。ノリノリの二乗だ!
Yu~kaさんの歌にもぶったまげ。Yu~ka節とでも言うのだろうか?
初めてあんなスゴイ「Wave」や「イパネマの娘」を聴いた(゜o゜)

ほんとにスゴイ人たちだ。
根っから音楽を楽しんで演奏してる。
み~んなニコニコしながら、まだまだまだぁ~、って感じでコール&レスポンス合戦。まさに!スイングしなきゃ意味がない♪
・・・ん?うん、これだ!
人生も、スイングしてりゃ身体的レスポンスも向上する!べ?(笑)