【ワシントン=古森義久】安倍晋三首相の登場に対し
同じアジアでも中国と朝鮮半島以外は安全保障面での積極性や
民主主義の主張を歓迎する諸国が多いとする考察が米国でこのところ増えてきた。
とくに東南アジアでは拡大する中国のパワーとの均衡を
安倍政権に期待する向きが多いという。 . . . 本文を読む
日本の核保有をめぐる議論に関し、安倍晋三首相は政府はもとより
自民党としても正式機関で議論することはないと述べた。
首相は同時に「議員個人個人が話すことはある。日本は言論の自由がある」とも語った。 . . . 本文を読む
自民党の中川昭一政調会長が「核をめぐる議論は必要だ」と発言したことを受け、
与野党から批判が噴き出した。日本の「核アレルギー」の強さを
あらためて示したといえるが、中川氏は「非核三原則の堅持」を明言しており、
過剰反応だとの指摘もある。北朝鮮が核保有を明言し、
「中川氏は問題提起のためにあえて発言した」(自民中堅)との見方も出ている。 . . . 本文を読む