アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

叱りは然り

2007-06-09 | Weblog
 初めて息子をきつく叱った。

 いつもならば、かわいさのあまりに息子のリズムに同調してしまい、ついついシツケを疎かにしていた。が、きょうはオレの親心はぶれなかった。「ここがシツケどころだ」と感じて、踏ん張った。



 叱ったふりをしていることは多い。が、実はいつも息子に対しての怒りは毛頭ない。「しつけのためには叱らなくては」と思うのだが、どうにもこうにも、腹が立たない。叱り方にも迫力がなく、本気で腹を立てている女房に、あべこべにオレが叱られたりする。

 怒ったふりというのは、実はつらい。



 ただ、きょうは「叱りどころ」だと思った。ここで叱ってあげないのは子どもを不幸にすることだと感じた。叱るべきところで叱らないのは子育ての放棄だ。


 いつもと違っていたので、息子も戸惑っていた。実は、オレもつらかった。

 君の巣立ちまで、多分あと15年ぐらいだろう。君がたくましく羽ばたけるよう、オレも親としての務めを果たしていきたい。叱るということは、いまのところ私が君を叱るというのは演技である。しかし、導きにしていきたい。親として然り。
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