3歳児の成長というのは、見てて飽きない。本当に、おもしろい。興味深い。
つい2ヶ月ほど前のことだった。おしめにウンチをしたら、俺がそれを処理しなくてはいけなかった。オシッコなんてものはラク勝で、目をつむったまま片手で処理していた。
はじめは「ウンチ」とか「オシッコ」とか言って、トイレに連れて行ってもらうための意思を表し、ズボンとオシメは親が脱がせてトイレに連れて行っていたのだが、知らぬ . . . 本文を読む
郡山の市街地から東に車で10分ほど。郡山のベッドタウンとして急速に人口が増えている東部ニュータウンの一角に、ギャラリー「マナ」がある。
おしゃれな真新しい住宅が立ち並ぶニュータウンの中でも、ひときわ瀟洒な佇まいを見せている。人でごった返すような店ではない。感覚的にいうと、20年ほど前の「下北沢の喫茶店」のよう。住宅街の中に埋没したように、隠れ家的に佇んでいる。
実は、あまり込んでもらって . . . 本文を読む
きょうは日曜日。前日は、先に空振りとなった「兄貴分」の店での久しぶりの酒飲み。少々、痛飲した。
数日前から、妻が「休日に仕事をしたい」と言っていた。休日に仕事をこなさないと、平日の通常業務に支障をきたすような状況であることは、分かっていた。子育てをしながらの仕事である。はっきり言って、普通の男性の社会人の倍は忙しいのである。
いつもよりだいぶ遅くまで眠っていたのだが、少し頭痛があった。し . . . 本文を読む
いつもならば、全身から圧倒的なエネルギーを放出して、原発を襲った直後のゴジラのように体の内部から力を漲らせている息子なのに、この日の朝ばかりは元気がなかった。
妻に聞くと、前日の昼から食べたものをすべて戻しているという。顔は真っ白。蒼白だ。
ただ、水分は欲しがるし、少なくとも食べ物を取ってから吐いて戻すまでの短い間は、元気である。
「バナナが食べたい」。
言い出したのは午前7 . . . 本文を読む
久しぶりに楽しい旅行だった。
6月16日。午後6時ごろに仕事が終わった。暑い一日だった。体の芯に、曖昧な気だるさが残っていた。
いつもより早く帰れる。唐突に旧知の友人の居酒屋を訪ねたくなった。
友人というか、「兄弟分」の盃を交わした「兄貴」である。ここ数年会っていない。郡山駅から2駅の三春町にいる。
後輩に郡山駅まで送ってもらって、午後6時48分郡山発の磐越東線に。この2両編成の . . . 本文を読む
福岡の飲酒の小僧が、悪あがきをしているらしい。いかにもずるそうなあの顔を見ると、吐きそうだ。弁護人も仕事とはいえ、よくやる。
もちろん、「法律」は「道徳」ではない。法律的な見解をそれぞれに展開していくことは法治国家として重要なことだし、法律にのっとって自らの主張を述べていくことは国民の当然の権利として保障されるべきだ。
しかし、「道義」というものを忘れてはなるまい。3人もの子どもの生命を . . . 本文を読む
行ってきた。出張や旅行ではなく、私と妻
と息子と3人で見学だ。
郡山から車で1時間足らずの距離にあると、
数日来、妻が何度か言っていた。土曜日の朝、
朝食を取っているときに妻が「(息子に)本
物を見せたい」と言い出した。そうか、そう
だったか。妻は、腹に一物あるとき、必ず不
器用な根回しをする。今回もそうであった。
その日は仕事に充てるつもりだったが、急
いで最低限の仕事をこなし、正午過 . . . 本文を読む
初めて息子をきつく叱った。
いつもならば、かわいさのあまりに息子のリズムに同調してしまい、ついついシツケを疎かにしていた。が、きょうはオレの親心はぶれなかった。「ここがシツケどころだ」と感じて、踏ん張った。
叱ったふりをしていることは多い。が、実はいつも息子に対しての怒りは毛頭ない。「しつけのためには叱らなくては」と思うのだが、どうにもこうにも、腹が立たない。叱り方にも迫力がなく、本 . . . 本文を読む
幼稚園の参観日に行ってきた。
屋内での積み木遊び、体育館での運動がメニューだった。子どもが幼稚園生活に馴染んできたことに安堵し、また、家庭でのしつけがまだまだ行き届いていない点を認識・確認できて有意義だった。
最も痛感したのは、スキンシップの大切さだった。
息子が一番に喜んだのは私とのペアでの体操だった。肩車で踊ったり、私が息子をぶら下げて廻旋したり。いままで一番好きなはずと思って . . . 本文を読む