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いかなる本が聖書に属するか:公教と新教との教理上の主なる差異

2022-08-23 06:10:47 | プロテスタント
『公教と新教との教理上の主なる差異』ヤコブ・リンデン著 荻原晃訳 東京公教青年会、1921年

2、いかなる本が聖書に属するか

【公教(カトリック)】
公教会が使徒から神の聖典として与えられたすべての本は聖書に属する。

【新教(プロテスタント)】
公教会が神の聖典とみなすものの全部が聖書に属するものではない。その中の2、3は偽りの本である。


【反駁】

1、公教会は、いかなる本を使徒から真正の神の聖典として受けたかは、15世紀の後代に至って起こった新教徒よりもよく知っているはずである。

2、ルーテルは、彼の新奇な教えが明らかに矛盾しているので、聖書の2、3の本を認めようとしなかった。
そして聖ヤコブの書簡中に明らかに、「善行の伴わない信仰は死したるもので無益なものである」と書いてあるのを見て、これを、わらくず書簡と言ったのである。





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