身体障害者の聖人 聖ヨゼフ・コトレンゴ、２６

『身体障害者の聖人　聖ヨゼフ・コトレンゴ』アロイジオ・デルコル神父、26

6、天国はなんとすばらしい！

　ああ、天国はなんとすばらしい!この天国を神がわたしたちのために、つくられたのです。だから、望みさえすれば天国に行けます。さあ、もうきまりました。ひとりも欠けないで天国で会いましょう。先に着いた人は待っていてください。わたしたちはみんな、早かれおそかれ、なんとしても天国に集まりたいのですから。


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身体障害者の聖人 聖ヨゼフ・コトレンゴ、２５

『身体障害者の聖人　聖ヨゼフ・コトレンゴ』アロイジオ・デルコル神父、25

5、貧しい人は

　貧しい人は、わたしたちのために、天の門を開いてくれる人です。

　貧しい人にしてあげることは、イエズスご自身にしてあげることです。けっしてイエズスは、そのことをお忘れになりません。

　貧しい人、なかでも病める貧乏人には、いつも奉仕する準備ができているように。二度と呼びかけを、くり返させてはなりません。呼ばれたら、たとえ、どんな聖なる仕事であっても、やめて、ただちに助けに向かいなさい。できるなら、飛んででもいけるように、心の翼をつけていてください。

　貧乏人は、わたしたちの主人です。そうです、主人として親切にもてなさねばなりません。もし、そうしないなら、わたしたちは、この仕事から追い出されてしまいます。わたしは、貧乏人は主人といいましたが、なかでも、もっ汚い、いちばん嫌悪をさそうものは、わたしたちのもっとも大切な主人です。わたしたちのほんものの真珠です。

　このかわいそうな精神病患者こそ、わたしたちの貴族です。この小さな家を支えてくれるのは、この人たちです。


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身体障害者の聖人 聖ヨゼフ・コトレンゴ、２４

『身体障害者の聖人　聖ヨゼフ・コトレンゴ』アロイジオ・デルコル神父、24

4、すべての人の母マリア

　イエズスのおん母、おとめ聖マリアよ、わたしたちを聖人にしてください。

　神のつぎに、わたしは、だれを愛さねばならないか知っています、それは、わたしと、あなたたちの母、そうです、すべての人の母マリアです。

　ああ、聖母がどれほど美しく、どれほどすばらしいお方であるか知っていたら………
おん母マリアを、もっとも聖なるお方と呼んでも、もしその善徳にならって子としてのあかしをしないなら、なんの役にたちましょう。

　わたしに大きな望みがあります。それは、"小さな家"でする聖母月が5月だけでなく、一年じゅうつづくものであることです。



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身体障害者の聖人 聖ヨゼフ・コトレンゴ、２３

『身体障害者の聖人　聖ヨゼフ・コトレンゴ』アロイジオ・デルコル神父、23

3、教理をよく学んで

　教理をよく学んで、その教えをしっかりと守りなさい,教理を学べば学ぶはど、救われるために、どうすればよいかが分るようになります。教理こそ、すべてです。これさえよく知っているなら、じゅうぶんな知識を身につけたくとになります。しかし知らないなら、他の知識はみんな、ねうちがありません。

　他人に教理を教えてあげるのは、大きな愛徳のわざです。肉体のための愛徳はすばらしい、でも、時とともに終わりがあります。しかし、教理を教えるこの愛は、永遠につづくのです。


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身体障害者の聖人 聖ヨゼフ・コトレンゴ、２２

『身体障害者の聖人　聖ヨゼフ・コトレンゴ』アロイジオ・デルコル神父、22

2、神のみ摂理

　神のみ摂理は、決して約束を破るようなことはありません。これは信仰箇条です。もし、何か不足するようなことがあったら、その原因は、わたしたちの側にあります。み摂理に対する信頼がたりないのです。

　神と平和を結びましょう。それは、霊魂をけがす罪をさけて神を愛することです。もし、このようにしているなら、あとは何も心配する必要はありません、神がわたしたちを見守っておられるからです。けっして神は、わたしたちをお忘れになりません。


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