パリの聖ランドリー司教 記念日 6月 10日
650年にパリの司教に任命されたランドリーは、パリ市内にたくさんの貧しい病人たちがいて、病気の治療はおろか、入院するための病院すら十分でないのをみて、このような人々を世話するための病院が必要であることを認め、カテドラルの傍らに大きな病院を建てて、聖クリストフォロにささげた。
病院の需要は非常に大きく、どのベットも病人や臨終の人、または死んだ人で占められるようになった。病院の名は後に、オテル・ディユという名に変えられ、今日でもノートル・ダム大聖堂の北にランドリーの創立した病院の近代的建物を見ることができる。