月2回の細密描写水彩画教室へ行ってきました。前回からの宿題で絵を描いてくるようにといわれていたので、何年か前に日光に行った時にデジカメで撮ってきた紅葉の写真を使い
1枚描いて持って行きました。先生からデッサンする時は写真を16分割し、描く用紙にも16分割した線を引いて描いた方がバランスが良くなるというアドバイスがあり、そのようにして
持って行きました。用紙は少し厚めの方が良いかなと思ってペーパークラフト用紙を使ったのですが、先生からは絵の具が上手く乗らないから止めた方が良いと言われてしまいました。
持って行った私の作品は自分評価で上手く描けなかったので初めは出さずにいたのですが、それでは教室にならないので渋々出して評価を受け、多分お世辞でしょうが他の生徒や
先生からも上手く描けているじゃないということを言われちょっと嬉しくなりました。でもそれで満足はしていませんが。白い部分がある場合は白の絵の具を後で塗るのではなく空白に
すると言われていたのですが、今回空を描いてみると雲の部分が上手く描けず白の絵の具を使ってしまったことは自分で暴露しました。白抜きする場合はマスキングインクを塗って
後で剥がすことをするのですが、マスキングインキは持っていなかったので購入し使ってみようと思っています。それから先生からは何を描くのかメインになるものがないからこの写真
は使わない方が良いと言われていたのですが、紅葉の鮮やかさを描きたかったので描いて持って行ったらやはり同じことを言われてしまいました。今度からは写真選びにも気をつけて
描いてみようと思っています。
今回の講座は実際に先生が実技で描いていく様子を見せてくれました。デッサン後は墨汁を使って輪郭部分を描き上げていきますが、墨は濃さの違うものを3つぐらい作って使います。
色付けも色の薄いものから描いていきますが、水を含ませごくごく薄い色から始めます。遠景は黄色に見える色でも膨張色になって手前にあるように見えてしまうので、下塗りは青を
薄めて塗るというのにはびっくりしました。そんな意識はなかったからです。それから精密描写は全て精密に描かず、メインになる中心部分以外の手前にあるものなどは大雑把にした
方がメインになる部分が引き立って見えるとのことでした。
今回はこの他に幾つかの新鮮なテクニックを教えてくれたのでそれを参考に次回描いて持って行ってみようと思っています。
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