
久々の日記更新は
細野晴臣さんの新譜「HoSoNoVa」のご紹介。
全面に細野さんの低くて甘い声が堪能できる一枚。
あの声が好きな僕にとっては堪らない一枚。
前回の「FLYING SAUCER 1947」もボーカルが多かったが、
関わるミュージシャンの多さのせいか、音が明るく、外に向かっていた。
個人的に思う細野さんの魅力は、より内向きの音楽だが、
今回の作品は関わるミュージシャンが少なめなので、
より深い味がある。
お気に入りは
3曲目の「悲しみのラッキースター」から
4曲目の「Rosemary, Teatree」の流れ。
どちらも「死」を意識させる歌詞なのに、
まるでネイティブアメリカンのように死に対する恐怖がない。
仏教の死生観にも繋がるような、不思議な感覚。
家の中で雨の日に聴きたい一枚。