中島らも(2004/7/26没)さんの遺作短編集
「君はフィクション」読了しましたのでレビューします。

亡くなる間際の作品であるにも関わらず、
やっぱり相変わらず、らもさん面白い。
言葉と情景描写のリンクが美しく、落語的なオチもあったりするので最高です。
一つのストーリーは短い物ばかりなので、気楽に読めるのもまた良い所。
個人的なベストはタイトルにもなっている「君はフィクション」。
あんな展開から、こう落とすとは!と感激ものでした。
ラストの1行には、思わず笑いそうになってしまいました。
また、亡くなる3日前に脱稿された「DECO-CHIN」。
よくもまぁ、奇形の美しさと妙なバカバカしさが上手くミックスされた
異色作。こんな作品で最後を飾るとは本当にらもさんらしい。
あとは、「結婚しようよ」という作品は中津川フォークのお話で、
はっぴいえんどや三上寛も出て来る、あの時代を描いた作品で
あの時代の音楽が好きなら必読。ラストも綺麗に収まった名作。
「43号線の亡霊」の情景の美しさや、
「コルトナの亡霊」での徐々に追い込まれる感覚、
「バッド・チューニング」の音楽感覚。。
個人的にかなりツボに入った作品集でした。
音楽のお話しが多いので、音楽好きの方には特にオススメです。
最後に、らもさんの名言集(Naverまとめ)をはっておきます。
http://matome.naver.jp/odai/2128755767833727001
~ただこうして生きてきてみるとわかるのだが、
めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、
「生きていてよかった」と思う夜がある。
一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、
あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。~
「君はフィクション」読了しましたのでレビューします。

亡くなる間際の作品であるにも関わらず、
やっぱり相変わらず、らもさん面白い。
言葉と情景描写のリンクが美しく、落語的なオチもあったりするので最高です。
一つのストーリーは短い物ばかりなので、気楽に読めるのもまた良い所。
個人的なベストはタイトルにもなっている「君はフィクション」。
あんな展開から、こう落とすとは!と感激ものでした。
ラストの1行には、思わず笑いそうになってしまいました。
また、亡くなる3日前に脱稿された「DECO-CHIN」。
よくもまぁ、奇形の美しさと妙なバカバカしさが上手くミックスされた
異色作。こんな作品で最後を飾るとは本当にらもさんらしい。
あとは、「結婚しようよ」という作品は中津川フォークのお話で、
はっぴいえんどや三上寛も出て来る、あの時代を描いた作品で
あの時代の音楽が好きなら必読。ラストも綺麗に収まった名作。
「43号線の亡霊」の情景の美しさや、
「コルトナの亡霊」での徐々に追い込まれる感覚、
「バッド・チューニング」の音楽感覚。。
個人的にかなりツボに入った作品集でした。
音楽のお話しが多いので、音楽好きの方には特にオススメです。
最後に、らもさんの名言集(Naverまとめ)をはっておきます。
http://matome.naver.jp/odai/2128755767833727001
~ただこうして生きてきてみるとわかるのだが、
めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、
「生きていてよかった」と思う夜がある。
一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、
あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。~