珈琲とギターの日々

横浜馬車道でカフェのマスターをやってた男の日記

読経ハーモニーと知久さんの声力。

2012-07-07 22:31:32 | 音楽
藤沢遊行寺での夏の音祭り
「どんとこい2012」に行って来ました。
今年が故どんと(ボ・ガンボス)の13回忌と言う事で、
今回でこの「どんとこい」もラストとのこと。

ちょっと早めに会場に到着して、ゆるい空気を感じていたところ、
お坊さん達による13回忌の法要が行われるとのことで、
本堂の中で待っていると、
目を覚ますような素晴しいショーが始まりました。

会場の遊行寺は時宗の総本山。
芸事にも強い宗派とのことで、
お坊さんの読経のハーモニーが凄ごすぎ!
コーラスとソロの絡み方と、リズムを刻むようなフィルイン!
音楽的にかっこ良すぎるよ、コレ。

以前、体感した大雄山のパフォーマンスが劇場型とすると、
こちらは音楽型。
思わぬライブに腰を抜かしそうになりました。
(足も痺れていたけど。。。)

そうそう、後から調べたら、どんとが亡くなったのは37歳。
そして、今の僕も37歳。
妙に感慨深いものがありますね。

さて、本番のライブも色々。

夏には暑さで厳しそうなギターパンダ。

初めて本物を観ましたが、音楽的にはロックなんですね。

そして、石川浩司さんが痛風で欠席した13人パスカルズ。

ちょっとPAの音のバランスが悪かったのが、残念。
石川さんのパフォーマンスが無いのはやっぱり寂しいっすね。。

そして、知久さんのソロ。

どんとのカヴァーを2曲演奏。どんとの曲なんだけど、
知久さんが歌えば知久さんの曲になっちゃう凄さ。
彼の声の周波数成分には麻薬のような何かがあるんだろうなぁ。
わずか2曲だったけど、インパクトが凄かったぁ。


読経のハーモニーといい、知久さんの声といい、
今日は「声の力」を感じた一日でした。
「言葉の意味」よりも「声という音」の持つ力の凄さですよね。
そんな事を感じた七夕の今日に感謝です。

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2 コメント

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遊行寺行きました。 (とおりすがり)
2012-07-08 12:58:56
良い雰囲気でしたね。
パスカルズはお休みが多くていつもより4人少ない10名でした。
でもお休みを感じさせない厚みある、
けれど優しい音色が本堂に響いて気持ち良かったです。
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たしかに (ぎーにょ)
2012-07-08 13:20:50
バイオリンも2本で、チェロも1本だったから10人でしたね。
コメントありがとうございます。
ちょっと、ロケットマツさんがモニターの音をきにしてたり、
客席側の音のバランスも、あかねさんの声がちいさかったりで、
PAがもっと良ければなぁと思ってしまいました。
でも、パスカルズの音とお寺の本堂という場所のマッチングは良いですよね。
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