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珈琲とギターの日々

横浜馬車道でカフェのマスターをやってた男の日記

僕らはタツノコプロで育った。

2012-08-16 20:34:06 | アート

銀座松屋で開催されていたタツノコプロテンに行って参りました。
「テン」が「展」ではないのがミソのようです(本当か?

きっと、僕ら前後の世代はタツノコプロの影響を
何かしら受けているはず。

僕自身もはタツノコプロの映像で育った部分が大きく、
印象深かった作品といえば、
ヤッターマン、ガッチャマン、ハクション大魔王、逆転イッパツマン
あたりかなと。

そして、これらの原画や設定資料が楽しめるのが、
このタツノコプロテンです。

会場入り口で出迎えてくれるのはヤッターワン。

おもわず撫でたくなりましたが、触るのはダメみたい(笑)

そして、一階の化粧品売り場には、三悪の自転車が!


中にはガッチャマンG-1号の等身大のオブジェもあってテンションアップ!

こういうオブジェもそうですが、会場を回り
創業者の吉田竜夫さんやそのご兄弟の吉田健二さんと九里一平さん、
3兄弟の描かれた設定画を多く見ていると、彼らの偉業に
改めて気付かされます。

カッコイイヒーロー物だったり、ギャグ作品だったり、
メルヘンだったり、そういう多ジャンルのものを、
違和感なく「タツノコプロ」という世界の中から発信した
吉田3兄弟は本当に凄いとしか言いようがありません。
ぐうのねもでないですよ。賛美。

ということで、8/20まで銀座松屋で、
それ以降は大阪でやるらしいですので、
タツノコプロ世代の方は是非。

最後に、この展示会を見ていて思い出したタツノコプロの隠れた名作
「ムテキング」より、クロダコブラザーズです(笑

なつかしいわぁ(笑
いつまでたってもしまらないっと。

Max Ernst (マックス・エルンスト)

2012-04-15 21:16:20 | アート
横浜美術館にマックス・エルンストの展示を観に行きました。



シュルレアリスムの代表的な芸術家な彼なのですが、
日本での知名度はダリなんかと比べるとイマイチ。

とはいえ、今回、エルンストの作品をちゃんと観てみると、
妙に胸ぐらを掴まれたようにグッと来ました。

どこかキュートでかわいらしかったり、
時に、絶望を想起させたり、
時に、楳図かずお的な作品だったり。

幾何学や天文学にも造詣が深い彼の作品は
とにかく「立体的」。
前後に世界が広がって感じます。

色彩も鮮やかではないものが多いので、
パッと見は地味ではありますが、
そのデザインされた構図は非常に面白いんですよね。


横浜美術館にて6/24まで展示されているので、
ご興味を持たれたら是非。

パウル・クレー

2012-03-05 22:33:56 | アート
昨日買ったもの。

パウル・クレー(1879-1940)の作品に
谷川俊太郎さん(1931-)が詩をつけた二品。
「クレーの天使」
「クレーの絵本」



最近、聴く音楽のアルバムジャケットが
妙に「白い」事が多いことに気付いた。
白い絵と言えば、パウルクレーの「忘れっぽい天使」の絵!

そして、谷川俊太郎さんはスヌーピー(PENUTS)の翻訳で、
大学時代の僕は、その言葉のエッセンスに惹かれていた事を
思い出した。

やっぱり、この組み合わせは良いな。

空間や構図、ひいては詩の中にある
「適度な間」が気持ちいい。
息苦しさが無く、開放感と距離感が心地いい。


絵なんてのも、音楽と一緒で、
人によって好き嫌いは分かれるだろうし、
同じ人でも、時と場合によって、好みは変わるだろう。

今の僕には、パウル・クレーの絵が丁度良いんだな。

一応、芸術の春です。

2012-03-04 21:34:44 | アート
一応、芸術の春なのか?編集する2012年03月04日21:34
今日は国立新美術館へ一人ぶらり。
「文化庁メディア芸術祭」をチェック。

僕のipadにも入れている「リズムシ」が
新人賞を受賞してたのが、チョット嬉しい。
http://megei.jp/works/2/16?locale=ja

バカバカしく可愛いので、iphone/ipadを持ってる方は是非。

パフォーマンスで面白かったのは、
ipadの即席紙芝居の佐々木遊太さん。

紙芝居の枠から言うと、ちょっと画面が狭いけど、
実験的で面白かった。子供にも分かる即興エンターテイメントだ。

マンガは、しりあがり寿さんの作品に惹かれる。
ナンセンスと震災への問題提起とがバランスよく嫌みを感じない。

http://megei.jp/works/4/26?locale=ja

また、冬川智子さんの「マスタード・チョコレート」という作品も
妙に心に引っかかった。
平たく言えば、ただのラブコメなのだが、
線のシンプルさと、携帯電話の画面サイズという制約を生かして、
妙に話に引き込まれてしまった。
http://megei.jp/works/4/32?locale=ja

。。。
で、ついでに、隣りで
「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」ってのも
やってたので、覗いてみた。

絵画の善し悪しはよくわからないけど、オブジェは楽しいな。








。。。
で、帰りに青山ブックセンターで、パウル・クレーの本を買った。
僕の中では美術の日だったんだろうな、今日は。

やみいち

2011-09-19 12:04:55 | アート
一昨日の土曜日は白楽六角橋へ闇市に行って来ました。
「野宿イベント」も同時開催なので、
そのまま路上に泊まる人もいるようなのだけど(汗

まずは猫企画前で、水タバコで一服。

準備が面倒くさそうで、大分待たされたけど、
吸ってみると良い香り。
普通のタバコよりも身体に良いのかもね。

その後、プリミ恥部さんのライブへ。
初体験だったんですが、
まぁ、普通の弾き語りスタイルかなぁと思いきや、、


どじゃぁー(爆


小さいお子様たちはツブラな瞳でライブを見つめていました。
これは子どものトラウマになりそうだなぁ(汗
でも、観ちゃうよねぇ、子どもとしては。
。。。
おいかどいちろうさんの「火吹き河童」の芸は、今回も観れず残念。

結局、煎餅屋さんでまたライブに乱入。

その後、半ば強引に行った、
らるふさんとあやのちゃんの、ツイン口琴はおもろかった。

最終的にはナナさんのクリスタルボウルや
オンキさんのラップも入ってカオス化したけど。。。。

そんなこんなで僕は帰ったけど、
街はその後「野宿モード」になったようです。
下記、ustreamに動画が残ってるんですが、
女性の参加者が多いんだなぁ。
http://www.ustream.tv/recorded/17335557

本当に、相当にへんな一日であった事は間違いないでした。。
大体、申し合わせた訳でもないのに、20人位の知ってる顔に
会うなんてのもよっぽどの事かと。。。

六角橋恐るべし。。。。

Art and Live

2011-08-09 00:00:56 | アート
日曜日は、石塚あきらさんのライブにゲスト参加。

まぁ、メインなのはライブというか、
石塚さんの奥さんである「のりぶぅ」さんの
個展でのイベントなんだけど。

かっぱの世界が可愛いのです。
http://www.kappaka.com/

石塚さんのライブも楽しかったー。

http://momomon.kappaka.com/archives/5586
ベースプレイも、見せ方も見るたびに進化するなぁ。
俺も、精進しなければ。。。

そんな中、スティールパンのバンマスとともにライブに参加。
個人的にはギャラリーなので、芸術点を狙いE-Bowを使ってみたが、
まぁ、あんまり変態的な事はしない方が良いですね(汗

さてさて、今後はどんな音楽活動をやろうかなぁ。
でも、即興系は進めたいかも。。
。。。譜面覚える必要も無いし(汗

メディア芸術祭

2011-02-12 12:21:44 | アート
昨日は「メディア芸術祭」に行って来た。
http://plaza.bunka.go.jp/

アート、エンターテイメント、漫画、アニメ、などの
受賞作品を展示してあった。

お気に入りは「Succubus」という鉄の輪っか。



出来れば動画を見てもらった方が良いけど、
ただの鉄の物体が、芋虫のように動く様は必見。
時にエグザイルのようにも動いたり、時に細かい振動で音を出したり。
僕の心をわしづかみ。

あとバカバカしくて好きなのはオッサンのスロットマシーン
「MindBox」という作品。

ヒゲ面のオッサンが色んな動きでヒューマンビートボックスのごとく
ビートを奏でるのがなんともアホらしい。

美しかったのは「10番目の感傷」という作品。

http://gigazine.net/news/20110202_the_tenth_sentiment_jmaf2010/
小さい光源を付けたミニ電車が、ザルや洗濯バサミの並んだ街を進んで行く
その影がまるで実際の都市のようで、奇麗に映し出されるのが、
何とも美しかった

その他、iPad Magicをやっている方の講演+パフォーマンスも観たり、
なかなか楽しい感じ。

入場も無料だったのに、お腹いっぱい。
会期は明日の日曜までなので、六本木方面に行かれる方は
是非是非行ってみてくださいませ。

出初め式

2011-01-10 19:32:06 | アート
昨日は横浜市の出初め式へ。
出初め式に行くのは36年生きていて初めての事(笑

おなじみのハシゴ演目。

楽しかったけど、アナウンスが地味(汗

レスキューの実演。

ヘリコプターから隊員が降りる姿はカッコ良かった!

放水は噴水のよう。


虹が出ました。


出初め式、楽しいんだけど、
人出が多すぎてクタクタ(汗


ゴッホ展

2010-12-20 07:22:40 | アート
最終日が近いので、ゴッホ展行って来た。
。。。
そしたら、人に酔った。。。
絵を見るのに人をかき分けて見なきゃならないってのは
どうもキツい。

それでも何とか鑑賞。
やっぱり、アルル期が一番ポップで見やすい。
初期はどうしても習作にしか見れないし、
耳切った辺りから、おどろおどろしくなるし。

ふと思ったのが、
この人が今の時代に生まれて来たら、
もっと良かっただろうなぁ、
と言う事。

この人の場合、デッサンというよりも、
頭の中で「画像加工」をやっているような感じを受ける。

PCで画像加工が一般的なこの時代なら、
もっと面白いものが出来たんじゃないかなぁと。

向日葵

2010-11-17 23:13:06 | アート
日曜日に東郷美術館に行って来た。

ヴィジェ=ルブランの美しすぎる自画像とか(ナルシスト??)、
シャガールの頭にニワトリが乗っかってる自画像とか(何故)、
ウフィツィ美術館の自画像コレクションだ。

自画像っていうのは、その人自身よりも、
描かれている小物やタッチに本当の姿が映し出されていますね。
大体、楽器を描いている人は、さりげなく、自分のマルチっぷりを
主張しているような気がする。
(俺って、絵も描けるし、楽器も出来るんだぜって感じで。)

そんな展覧会なのだが、最後の方に常設として、
東郷青児の絵などが飾られている。
特に、セザンヌの林檎の絵とゴーギャンのアルルの絵、
そして、ゴッホのひまわりは特別扱いされていた。

(たぶん)初めて、僕は生で「ひまわり」を見たんだけど、
キャッチーな(狂った)黄色と、油絵の立体感が、まるで化け物だ。
何となく岡本太郎作品を見たような印象だ。

つうか、やっぱりゴッホ展も行かなきゃなぁ。

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