■カッコ亀井と治験■

くすりの候補を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に治験と呼ばれています。

ユナイテッド93

2006-09-10 | 雑談♪
(これから「ユナイテッド93」を見ようと思われてるかたは以下読まないほうが良いかと思います。)


2001年9月11日、米同時多発テロ発生。

あれから5年。。。

見に行って来ました。

「ユナイテッド93」

ハイジャックされた4機のうちの1機、テロリストの目的を果たさず墜落した(※)ユナイテッド航空93便に焦点を当てた映画です。
乗客乗員すべてが亡くなった今、決して誰も知ることのできない機内の状況。
機上の乗客と携帯電話や機内電話で話をした遺族の取材、証言をもとに当時の機内の状況を再現しようとしたドキュメンタリータッチの約2時間でした。

舞台は極度に緊迫した機内だけでなく、大混乱した管制塔、連邦航空局、空軍関係機関に及んでおり、時間の経過とともに淡々と描かれています。
大げさな演出も効果音もなく。

自分の乗った飛行機がハイジャックされたとわかったとき、
また、死を意識せざるを得ない状況にあることがわかったとき、
さらに、自らの運命、つまり死へのカウントダウンが始まっていることがわかったとき、

このような極限状態で何ができるのでしょう?
死にたくないと神に祈る乗客。
自爆テロの成功を神に祈るテロリスト。
それぞれの神に祈りを捧げる・・・

ごく普通の平凡なサラリーマン、普通の日本人大学生。
そんな人たちがこの事件に巻き込まれた。
カッコ亀井も飛行機を良く利用する。
自分ならどうする?
何かするのか?
何ができるのか?

館内は結構込み合っていたが、上映中はしーん。
エンドクレジットが流れても誰も席を立たない。
というより、立てない。
AS HIMSELF の文字が結構ある。
当時、その場にいた連邦航空局の職員、管制官や軍関係者が自分自身の役で出演している。
後で知ったことだが、客室乗務員経験者の女優を起用するなど、徹底してリアルな現場作りにこだわっているようだ。

感想を述べるというより、考えさせられる映画でした。



※ブッシュ政府による撃墜説を抹消させるためのプロパガンダという意見があります。
事実かどうかもわからない憶測(=フィクション)をいかにも真実のようにするのは事実の捏造だとする意見もあります。

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