■カッコ亀井と治験■

くすりの候補を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に治験と呼ばれています。

TGN 1412:Where to now for Phase 1 Trials?

2006-11-26 | 特集:英国第 I 相試験事故
当ブログでも何度か取り上げてきた英国の第I相試験事故。
特集:英国第I相試験事故

今年の春(2006年3月13日)、英国London郊外のNorthwick Park病院でおきた独TeGenero社のモノクローナル抗体「TGN1412」第I相試験での事故ですが、日本の学界でも取り上げられるようです。
第27回日本臨床薬理学会年会

本学会は、2006年11月29日(水)から12月1日(金)まで東京(京王プラザホテル)で開かれます。
具体的日程は初日のお昼、ランチョンセミナーのようです。
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「TGN 1412: Where to now for Phase 1 Trials?」
  11月29日(水曜日)12:00~13:00
  第1会場(本館5階 コンコードA+B)
講演:DR DARYL BENDEL(Director Xidea Solutions Limited)
座長:伊藤 忠雄(鳥取大学名誉教授、医療法人平心会 大阪医薬品臨床開発診療所 所長)
共催:株式会社国際医薬品臨床開発研究所(インクロム)
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聴講したいのですが、残念ながらカッコ亀井は参加しません。
本学会は、認定CRC制度を発足させている学会でも有名ですが、臨床開発に関わる方々にお勧めの学会です。

是非、参加してみてはいかがでしょうか

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2 コメント

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Unknown (tsugumi)
2006-12-01 20:59:38
こんど、この事故のことをうちの施設の研修会で話すことになりました(ごく簡単に、ですけど)。
けっこう若い人たち、この話知らないんですよね。
やはり「前臨床の大切さ」が落としどころかなぁ・・・

前臨床のデータでの見落としや考察不十分があったかどうかだけでなく、本当にいろいろな問題や、課題を含む事故だったのですね。
6人の方々のその後が気になります。元気になったのかなぁ。

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知らない人は多いかも (カッコ)
2006-12-02 01:13:23
tsugumiさん、コメント有難うございます。
ホント、知らない人多そうですよ。
カッコの周りでも僕一人で大騒ぎしてたほどです。
tsugumiさんのおっしゃるとおり、予測不能なところもあったかもしれません。
当の会社は破産しましたが、その後、補償を求められたCROがどう対応したのでしょうね。
もちろんボランティアの皆さんの状態が一番気がかりです。
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