営業と開発のコラボ(そのに)

前に開発と営業は仲が良くなかった…と言いましたが、全てがそうではないんです～

僕ら若手同志は仲良しでしたょ。

特に同期は気のおけない連中ばかりだったので仕事もやりやすかったですね。



あれから…
カッコらのチームによる「★☆★☆の第III相臨床試験」が始まりました。

例の100%自社開発の薬(…決して大型新薬ではない)ですねぇ～。

市立病院クラスの比較的大きな医療機関でした。



治験の用件も済み、そろそろ帰ろうかと思っていた時です。

治験責任医師(診療科長)が僕にこう言いました。

「カッコさんとこの○○○(例の新薬)に興味があるんでちょっと使ってみようかと思ってるんだけど。今度MRさんに顔出すよう言っといてー」

「はい。すぐご挨拶に伺うよう申し伝えます！！」


カッコの勤めていたこの会社、MR一人当たりの担当エリアが広く、なかなか全てを回りきれてませんでした。

病院を後にするや否や担当者に電話連絡を入れました。

担当は同期の小平くん(仮名)です。



小平くん、小踊りしながら喜んでました。電話越しで姿は見えませんけど。

数字伸び悩んでたし、彼にとってまたとないチャンスです！



日を改め、小平くんに同行してもらうことにしました。

喫茶店での打ち合わせがてら、ランチごちそうになっちゃいました。

そして先生との面会です。

○○○のサンプルを持参し、商品説明を必死にやる小平くん。
頼もしかったです。


その後、無事に採用していただいたようで。



治験の契約症例は満了しませんでしたが、ほんまにいい先生でした。



武藤先生(仮名)、お元気ですか？
転職してからその領域のくすりに携ってませんので武藤先生とは会えずにいます。
また、お目にかかる機会を楽しみにしております。

＝おしまい＝