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総天然色

2010年05月09日 21時02分13秒 | Weblog
木曜日の昼間に放送されたディズニーの「砂漠は生きている」を見ました。この映画、1953(昭和28)年の製作で、小学5年(多分)の授業として、学校から15分か20分ぐらいの映画館で見たものです。
戦争に負け、焼け野原があちこちにあり、娯楽といえば映画しかなかったような時代です。夏休みの一夜は、校庭に大きな大きな布製のスクリーンを建て、納涼映画鑑賞会が行なわれました。そこで見る日本映画はモノクロ。
そんなときに見た「砂漠は生きている」は、砂漠に生きる動物の姿を見事に捉えた総天然色もの。生き物に驚き、綺麗な色合いに驚きでした。

その後、TVで一度見たようにも思いますが、改めて見て、総天然色の色合いの素晴らしさを再認識しました。筋書きというか、ドキュメンタリーなのですが、もう忘却の彼方ですが、一つだけ覚えていたのは、ガラガラヘビのくねくねとした歩き方(?)と、砂上に残ったその跡。

翌1954(昭和29)年には、同じ映画館に「海底二万哩」を見に行きましたね。確か、ノーチラス号でしたよね。船首にギザギザの大きなのこぎりみたいなものが取り付けられていて・・・ 大蛸と死闘もあったでしょう。

ご近所の映画大好きおじさんに連れて行ってもらった見たのが「腰抜け二挺拳銃」。主演はボブ・ホープでしたね。子鹿のバンビってのもありました。4つ下の弟が「可哀想や、かわいそうや」と泣きじゃくって大変でした。

貧しくも、家族がいて、ご近所さんがいて、そんな古きよき時代を思い出しました。


はやぶさは現在、 秒速4.3km(時速15480km)で地球を目指していて、地球との距離は1500万kmを切りました。



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