「胆石、胆のうポリープが消えた!」実現のための奮闘記

胆石、無数のポリープを指摘され、胆のう摘出を薦められるも拒否。試行錯誤の末、無事胆石除去に成功したある個人の記録。

ヨガの喜び

2009年11月23日 18時18分18秒 | 本の紹介
私が宅ヨガを始めた最初の教材は、以前にこのブログでも紹介した「体の中からキレイになる 瀧村修のヨガ教室」見ながら出来る70分DVD付」という日経ムックから出ている女性向けの本でした。
瀧村先生は、所謂「沖ヨガ」の伝道者ですので、この本を気に入った私が、瀧村先生のルーツを探るべく、沖正弘氏の著作を読もうとして購入した一番最初の本。

沖氏が79年にカッパブックスから出版した「ヨガ入門」をベースに、読者のリクエストから、具体的なポーズや呼吸法などを加えて文庫化したもののようです。

まさに日本のヨガブームのパイオニア的存在である沖氏が、一般の人々に分かり易くヨガを紹介しているという、この本の主旨だけで、一読の価値はあると思います。

氏はこの本を書いたもうひとつの理由として、1989年当時、「大筋から外れ、体操や座禅まがいの事しか最近のヨガは教えられていない」「個人的な健康や美容、治療的なものをヨガと思い込んでいる人が実に多い」と嘆き、ヨガの目的とは、
「悟りを体得し、人間としての本当の生き方を求め、生きし生けるものがすべてが共存共栄できる世界を建築することにある」、と述べています。

心と生活の自然性を体得すべきためにヨガがあるという事を主張されている。

構成は4章からなり、

1章 心と体の秘密 静的ポーズと座法
2章 心と体の栄養 呼吸法と食事法
3章 心と体を強くする 日常生活での悩みの解決
4章 心と体の潜在能力 瞑想法等
でエピローグ。

沖ヨガは、ハタヨガを中心に様々なヨガの他、中国の陰陽道、禅、神道、マクロビオテックなどの食用療法、鍼灸、アジアの伝統的医療法などを沖氏が独自にミックスして体系立てた、まさに沖氏、日本独自のヨガと言えるでしょう。

そういう意味で、現在の日本のヨガ事情からして「地味」なことは否めませんが、
「独自」であるという点で日本が世界に誇れるヨガなのではないかと思います。

文庫本ですし、安価で携帯可能。
ヨガの本は単行本が多くて重いのですが、この本はいつもバックに忍ばせて、時間のある時にささっと目を通す。自分の近くに「ヨガ」に関するものがないと不満を感じつつある私に、安心感を与えてくれる、入門書だけに「原点」的参考書です。

ポーズや呼吸の解説などは、巷で乱発されている新しいDVD教材のほうが良いと思いますが、(イラストかなんかで、古い感じばりばりなんです)、併読すれば全く問題ないと思います。

胆石対策で体質改善をしたいと思っている方などに是非読んで頂きたい一冊です。(ヨガをやっている人には必読書のようですから)

ヨガの喜び (光文社文庫―美と健康シリーズ) (文庫)  沖 正弘 (著) 540円

ご興味のある方は、こちらから

amazonに飛びます。
中古1円から! 安すぎます!

にほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村

クリックお願いいたします!

人気ブログランキングへ

こちらもクリック頂けると嬉しいです。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿