集団的自衛権行使反対なら、日米安全保障条約はどうするの?と言う人がいるが、そんなに心配しなくても大丈夫です。
★日本国憲法 第98条2項
日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。
憲法は、日米安全保障条約を誠実に尊守するようにと言っているのに、日本は今まで守っていなかったのか?
でも、アメリカから条約違反で訴えられていないようです。
そこで、日米安全保障条約を調べてみた。
前文では、両国が国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛権の固有の権利を有していると明記してはいるが、
第三条
締約国は、個別的に及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
第五条
各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。
とある。
つまり、アメリカが必ず日本を守ると言うのではなく、それぞれ自国の憲法上の規定及び手続に従つて行動するもので、日米安全保障条約は日本に集団的自衛権行使を求めているのではない。
何故なら、安倍晋三が言う事が正しければ、日本国憲法はアメリカから押し付けられた憲法だからです。
間違っても、押し付けた憲法を違反しろとは言えないでしょう。
それなのに、安倍晋三は憲法違反をしてまでアメリカと一緒に集団的自衛権を行使したいようです。
真の目的は何でしょう?
戦前の、美しい日本を取り戻したい?
やっぱり、日本を戦争が出来る国にしたいのかな?