或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

クリスマス

2006年12月26日 | ハンガリー(日常)
クリスマスは24日のイヴがもっとも盛り上がり、その後、25日に
終わっちゃうんだなーという雰囲気になり、26日ともなれば残り
ケーキのセールとなんとも寂しいかぎり。突然、「もういくつねると」
がかかり、正月に向かってGo!な日本。

欧州では25・26日が国の祝日になっているところがほとんど。
12月にはいると始まるギフトやデコレーションへの買い物熱は
こちらを圧倒しますが、祝日の2日間だけは大抵のお店は営業を
休むことになっていて、自然と家にいるか散歩するしかなしと
いった時間は懐かしい安らぎがあります。

いまでは「正月も休まず営業」「夜9時まで」「即日お届け」など
といった言葉が踊り、年末年始といっても特別困らなければ
感慨も深まらない慌しい日本も自分の子供時代は違ったんだけどなあと
思い出されてなりません。

23~25日までウィーンへ行ってきました。

宿泊中のホテルのロビーにはチャリティと書いたテーブルで
シルクスカーフを売るお金持ちそうなおばちゃんがいて、
通りがかりの欧米人は買わずにいられないように次々と
購入していました。いくらか聞くのが怖くて私は横目に
眺めるばかりでしたが、現金を直接箱に入れる募金より
速くて確実なチャリティの募り方だなァと感心してしまいました。

ウィーンで覗いた市庁舎前のクリスマス市は一段と華やかで、
ハンガリーに比べるとなにもかも洗練されてみえました。
ただ、どちらにもよさがあるので良し悪しは言えませんが、
もっとじっくり見てみたい、歩きたいと思わせるステキな空間でした。

コメント
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