ますぶちStyle/宝石箱の片隅

ジュエリーや宝石、真珠を中心に、ジュエリー・ビジネス、歴史まで幅広く書いていきます。是非ご一読下さい。

ジュエリーの歴史を知れば ジュエリーがもっと楽しくなる、面白くなる 『ジュエリーの歴史初級講座』 のご案内!!!

2022年10月04日 | 日記

ジュエリーの歴史を知れば

ジュエリーがもっと楽しくなる、面白くなる

『ジュエリーの歴史初級講座』

のご案内!!!

 

 

知っているようで知らないジュエリーについてのこと。

20世紀初頭、プラチナとダイヤモンドによる白いジュエリーがヨーロッパのジュエリー市場を席巻しました。

宝石商カルティエを頂点とするガーランドスタイルとエドワーディアンスタイルというジュエリー様式です。

この二つは1914年に始まる第一次世界大戦まで流行します。

その後アール・デコの出現によって、下火になりますが、

ガーランドスタイルは現代のハイジュエリーに受け継がれていきます。

 ◎

 

 

この画像はミキモトがヨーロッパにやや遅れて1920年以降に作られたジュエリーですが、日本では国内でこのようなジュエリーは殆ど作られてなく、如何にミキモトがジュエリーに対して先見の明があったかの証左ではないでしょうか。

ジュエリーの歴史初級講座ではこんな視点からもジュエリーについて学んできます。

Webinar

11月14日(月)19:00〜21:00・定員7名・参加費2500円

 

*ご参加を希望される方は jewellerystory_0512@yahoo.co.jp までお申し込み下さい。

折り返し参加費の振込先をご案内します。

*『AZClub(エージークラブ)ジュエリーの歴史研究』は少人数による歴史を研究するグループです。これからジュエリーの歴史に取り組みたい方を中心に年間数度、様々なテーマを選び、対面とWebinarによるセミナーを実施しています。


ジュエリーの歴史セミナー 『マニエリスムからバロックへ』[no.01] のご案内!!!

2022年10月04日 | 日記

ジュエリーの歴史セミナー

『マニエリスムからバロックへ』[no.01]

のご案内!!!

 ◎

 

この画像は有名な「カニングジュエル」といわれるペンダントです。

現在ロンドンのV&A美術館に所蔵されています。

男性の人魚マーマンが女怪メドーサの首を切り取ったシーンを表現しています。

製造年代は16世紀後半ですから、1550年以降になります。

この時代の美術史では盛期ルネサンスが終焉し、マニエリスムの時代に入っています。

マニエリスム美術の火付け役はミケランジェロと言われており、

彼がローマのシスティナ礼拝堂に描いた「最後の審判」はその代表とされています。

ものの本にはルネサンス期の名作と表記されていますが、

製造年代と意匠から言っても明らかにマニエリスムではないでしょうか。

何故このジュエリーがルネサンス期のジュエリーになっているのか、

ちょっと不思議な気がしますが、

セミナーではもう少し詳しく解説したいと思っています。

対面セミナー

11月04日(金)17:30〜20:00・ルノアール大久保店会議室・定員6名・参加費4000円(飲物付)

Webinar

11月7日(月)19:00〜21:00・定員7名・参加費2500円

*ご参加を希望される方は jewellerystory_0512@yahoo.co.jp までお申し込み下さい。

折り返し参加費の振込先をご案内します。

*『AZClub(エージークラブ)ジュエリーの歴史研究』は少人数による歴史を研究するグループです。これからジュエリーの歴史に取り組みたい方を中心に年間数度、様々なテーマを選び、対面とWebinarによるセミナーを実施しています。