AL0HA!!
アロハ。
ええと・・・今夜、某TV局の、市民討論番組で「“食の安心”をどう取り戻すか」ってのを観ていました。
画面の下には視聴者から寄せられた意見も表示され、いろいろな方からの意見が寄せられていました。
スタジオには消費者~販売・物流~生産者と色々な立場の方が参加していて、色々な意見交換が粛々とされていました。某、討論番組には見習ってもらいたいと、ふと思ったりもして(笑)
まぁ、結論は出ませんでしたが、それぞれれが、それぞれの立場でそれぞれ何らかの収穫があったのかなぁと、遠くを見るような感覚でボク自身は番組を見終えた。
この番組を観ていて、たったひとつ大事なことが欠落していると思った、それは政府の発表うんぬんではなく、
この原発事故がどれほど大きなことなのか。
その認識の甘さだ。
何度も言っているが、安全、安心な場所など、無いのだ。
食もしかりそうなのだ。
と、いいつつもここより安全な場所は、まだ国内にもある。
大人はともかく、妊婦や子供たちは何らかの対応が出来にもかかわらず、それが出来ない政府。
いつかも言ったが、それができる政治家が今の日本には居ないのだ。
話はそれましたが、さっきも言ったように、この番組の討論の根本がズレている・・・というか仕方ない状況なんだよな・・・
・・・TVで観たことがある人もいると思いますが、紛争地域や難民キャンプで濁った水を飲む子供たちの映像・・・不衛生で飲んだら病気になるかもしれないにも関わらず、かろうじて命をつなげるためにその水を飲み、そして命を落とす子供もいる・・・
今の日本の状況は、ある意味で同じだとボクは思っている。
皆、そこから目をそらしている。
もし、レジのスーパーで「ピッ!」ってスキャンして、セシウムだストロンチウムだプルトニウムだ、さらに残留農薬だ、食品添加物だって出てきたら、まず買い物できないよ、たぶん。
国や東電のせいにして、一番大事なところは見て見ぬフリだ。
責任を問うのも分る、しかし、もう起こってしまったことだ、誰かのせいにしても、もう起こってしまったことは元には戻らない。
大切なのはその事実を受け入れて、ここでボクらがこれからどうやって、これから生きていくかってこと。
目に見えないものとの闘いが、これからずっと続いてゆくんだよ。
それが今のボクの答。
だから原発関連の報道や特集は、時に陳腐なものに感じてしまうので、そのほとんどはもう観ていない。
今日はたまたま、観てしまった。
まぁ、おかげで、このブログになったワケだが・・・
そして、いまボクが一番心痛いのが汚染地域で生産者となっている人達。
この人たちが、ボクら消費者よりも、一番に政府が早急に対応しなくてはいけないことだと思う。
そして、もう一言いわせてもらえば、この期に及んで、まだ原発を必要だと言っている人が、一般市民の方にもいらしゃるってのが、情けなくておめでたいよ・・・
まぁ、そんな感じで・・・今夜はこのへんで
今夜のタカブログは「11月の蒲田会のお知らせ」のつもりだったんですが、思わぬ展開に・・・こんな夜もあるよ
タカでした。