松沢顕治の家まち探しメモ

「よい日本の家」はどこにあるのだろうか。その姿をはやく現してくれ。

富山から信州へ・・・鰤街道

2015年02月19日 10時07分00秒 | 日記

信州諏訪の妻の実家では年越しのさいブリをだしてくれた。なぜブリ?

富山湾でとれたブリは飛騨高山に牛で送られ、つぎに人の背に載せ替えられて野麦峠を越えた。そして平地の松本経由で諏訪盆地に向かい、食卓に乗ったのだった。長い旅だった。

信州人にとってブリは海からではなく雪をいだいた高い山から来るものと意識されていたのではないだろうか。今日の輸送網からはとても想像しにくい。しかしたかだか百年前のことである。

氷見観光協会HPより


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