こんにちは、ビショップです。
KHSの2015年モデルフォールディングバイク、F20T3が入荷しました。
見た目はミニでも走りは豪快。
27スピード仕様なので普通のミニベロでは不可能なハイスピード走行も可能です。
俊敏な走りの秘密は27スピードもありますがそれだけではありません。
2015モデルから採用されたタイヤにもあります。
一般的に採用されるミニベロのタイヤは20インチが主流ですが、大きくわけて2種類の規格が存在します。
HE規格(406)とWO規格(451)です。
簡単に言うと小さい20インチと大きい20インチです。
406とか451という数値はリム(ビード)径を表します。
自動車やバイク関係の方ならもうおわかりかと思いますがETRTOのリム径にあたります。
406よりも451を採用したほうが、細く走行抵抗の少ないタイヤ幅のまま直径を大きくできるためハイスピード走行に向いています。
406でタイヤ直径を大きくしようとするとタイヤの幅が増大してしまい、結果走りが重たくなってしまいます。
走行抵抗の少ないタイヤに27スピードを組み合わせたミニベロ、速そうでしょ?
このモデルにはソフトテールシステムが採用されていています。
いわゆるサスペンションとは異なりますが、細かい振動を和らげてくれることで体への負担軽減が期待できます。
シフターはマイクロシフト製。
ポリッシュ仕上げのアルミレバーが渋い!
そしてリヤディレーラーはシマノのロードバイク用コンポの105を採用。
さすがに小気味良くキビキビと変速してくれます。
そしてF-20シリーズの忘れてならない特長。
折りたたみ機構です。
ハンドルは簡単な操作でこのように折りたためます。
クリップに差し込むことで折りたたんでもブラブラしません。
メインフレームを折りたたむとハブ付近のマグネットがキャッチし、前後輪を固定できます。
持ち運び時にバラバラにならないのでとても便利です。
スタンドはダイレクトマウント。
つね日頃蹴飛ばされて操作される上に、自転車の重量を支えるという過酷なお仕事をこなしているだけに定期的な増し締めは必要です。
そして、このスタンドのメリットとしてもうひとつ。
出っ張りがとても少ない。
少ないと何かいいことあるのか?
一生懸命ペダルを漕いでいる最中、かかとがぶつかってもビビらずに済みます。
スピードによってはヒヤッとしますし、靴が傷つく場合だってあります。
ミニベロはフレームの寸法上、ぺダリング中に靴のかかとがスタンドの出っ張りに当たってしまうことがあるので嬉しい設計ですね。
あ、そういえば折りたたんだ状態の写真撮るの忘れました。
寸法だけでも記しておきます→670x840x470mm
ま、ご来店いただければサッサのサッとたたんでお見せしますのでとりあえずご来店を。