アメリカ
コメディ/ドラマ
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1年をかけて北米大陸で見つけた野鳥の種類の多さを競う、アメリカ探鳥協会
主催の大規模な競技会“ザ・ビッグイヤー”。
本作は、仕事や家庭生活に支障をきたしてまでもそんな世界最大のバード
ウォッチング競技会に参加する男たちの悲喜こもごもを綴ったノンフィクション
を、ジャック・ブラック、オーエン・ウィルソン、スティーブ・マーティンの
豪華共演で映画化したハートウォーミング・コメディ。
監督は「プラダを着た悪魔」「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれた
こと」のデヴィッド・フランケル。
(allcinemaさんより抜粋)
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“ザ・ビッグイヤー”、それは北米を舞台に1年間かけて繰り広げられる世界
最大の探鳥コンテスト。ここに、鳥探しにとり憑かれ、コンテストへの挑戦を
目指す3人の男たちがいた。しかし彼らは、コンテストを前にそれぞれ人生の
岐路に立たされていた。
大企業の社長ステュは、引退して夢だった鳥探し打ち込みたいと考えていたが、
社員は引き止めに必死。一方家族は理解を示してくれていた。原子力発電所で
働くブラッドは、趣味にのめりこむあまり今も独身のまま親に頼って生活して
いた。最高記録保持者のケニーは、記録が破られることを恐れるあまり家庭を
顧みず、離婚を繰り返していた。そして今年も、3度目の結婚に危機が訪れる。
(allcinemaさんより抜粋)
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ジャック・ブラックが出ているコメディ映画ってことで興味に惹かれ、
『夜のとばりの物語』『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章』を観に行った
ついでにシネマート新宿で鑑賞。
面白かったけど、抱腹絶倒物ではなかった。
ジャック・ブラック主演で、ベン・スティラーが製作総指揮に名を連ねて
いるので、抱腹絶倒のドタバタコメディものだと思って観に行ったんですが、
コメディはコメディでもハートウォーミングコメディものだった。
ビッグ・イヤーと言われる一年でどれだけたくさんの鳥類を観ることが出来る
かというコンテストに出て1位を目指すため、それぞれ状況の違う3人の男が
家族や仕事といったいろんな問題にあいながらも挑戦を続ける様を描いて
おり、コンテストに勝つために相手を出し抜こうとする駆け引きや強敵に勝つ
ために協力して鳥探しをしたり、鳥に翻弄される男達の悲喜こもごもが
それなりに観ていて面白かった。
ジャック・ブラック演じるブラッドと、スティーブ・マーティン演じるステュは
コンテストを通じて、改めて家族の大事さに気づいたり、愛する対象を見つけた
りとハッピーエンドなんだが、オーエン・ウィルソン演じるケニーはロザムンド
・パイクが演じる妻をほっぽり出して鳥探しに夢中になり、なんども修復する
チャンスはあったのにことごとく鳥探しを優先したために、離婚するはめに。
あんな綺麗な妻がいるのに、ほっぽり出して鳥探しなんてケニーの気が知れない
や。しかもギネスみたいな権威ある裏付けのある記録じゃないのに。
エンドロールでケニーが今回のビッグ・イヤーで観た全種類の鳥の写真が
名前付きで流れるんだが、よくまぁこれだけ探して見分けがつくんだなぁと
感心してしまう。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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コメントありがとうございます。
ゲラゲラ爆笑ものではなかったですが、これはこれで面白かったですし、3人のやり取りも面白かったです。
ノンフィクションの本が面白そうで、今度読んでみようと思ってます。