だらだら無気力ブログ!

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『GF*BF』:第8回大阪アジアン映画祭

2013-03-11 00:01:16 | 第8回大阪アジアン映画祭

2012年/台湾  <日本初上映作品>

カラー105分
中国語(日本語字幕)

監督・脚本:ヤン・ヤーチェ
製作総指揮:イェ・ルーフェン
製作:リュウ・ウェイジャン
出演:グイ・ルンメイ
   ジョセフ・チャン
   リデァン・ヴォーン
   ブライアン・チャン


男女3人がそれぞれに想いを寄せる切ないラブストーリーを、30年にわたる
台湾の激動の歴史に絡めて端正に描き、心に染み入る大人の青春讃歌が誕生
した。
戒厳令や学生運動の「三月学運」を経て、ホモセクシュアル同士の結婚式
シーンも登場。急速に自由への門戸が広がった台湾の変遷が浮き彫りにされる。
そのなかで主人公の各時代を魅力的に表現したグイ・ルンメイの存在感が光る。
ヤン・ヤーチェ監督はノスタルジーに陥らず、すべてを乗り越えてきた中年
世代が子ども世代と対峙する現状も映し出した。
本作はアジア映画賞の最優秀女優賞(グイ・ルンメイ)、最優秀男優賞(
ジョセフ・チャン)、最優秀助演男優賞(リディアン・ヴォーン)にノミネート
されている。
                      (第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
    * * * * * * * *

1985年、戒厳令下の台湾・高雄。女子高生のメイベル(グイ・ルンメイ)、
男子高校生のライアム(ジョセフ・チャン)、アーロン(リディアン・ヴォーン)
は、自由を求めてもがいていた。
良き友達関係だった3人だが、それぞれの想いが交錯するなか、アーロンが
メイベルに告白。ふたりは付き合い始まる。
1990年、台北の大学に通うアーロンは学生運動に身を投じていた。
ライアムを誘い大学の集会に参加したメイベルは、アーロンが学生運動仲間の
女子と親しくしている姿を目撃してしまう・・・。
                      (第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
    * * * * * * * *

今回のアジアン映画祭のラインナップの中で一番気になって見たかったのが
コレ。だって大好きなグイ・ルンメイが出てるし、『九月に降る風』、『モン
ガに散る』のリディアン・ヴォーンと『午後3時の初恋』のジョセフ・チャンも
出ていてキャスティング的に大いに興味が・・・。

グイ・ルンメイ、めっさ可愛い!

もうね全編最初から最後までグイ・ルンメイがひたすら可愛いそして綺麗。
もうそれだけで満足。
制服姿に水着姿とかレオタード姿、80年代ファッションにスーツ姿どれも
似合ってて素敵。

後、片側だけバリカンで刈り上げた刈上げヘアーも似合ってて可愛い。

リディアン・ヴォーンもいつも学生服姿でしか観たことないので、スーツ姿
は新鮮だった。イケメンなのでスーツが良く似合っててカッコいい。

話の方は、ドリカム編成の男女の恋の三角関係を台湾の社会情勢に絡めつつ
20数年に渡って描いたラブストーリー。
メイベル(♀)はライアム(♂)が好きなんだけど、ゲイのライアムはアーロン(♂)
が好きで、アーロンはメイベルが好き。
そんな関係の中、アーロンの告白によってメイベルはアーロンと付き合うことに
なるんだが、その時のメイベルの何とも言えない切ない表情が印象的だった。

その後、アーロンのために身を引いたメイベルだったが、結局アーロンの
2号さんになってしまうも抱かれているうちに、アーロンの顔がライアムに
変わるシーンは印象的だった。一方、ライアムもライアムで恋人の男性と
チョメチョメ中に、恋人の顔ががアーロンに変わってしまい、メイベルは
ライアムが、ライアムはアーロンへの想いが断ち切れずにいるのが分かる
印象的なシーンだった。

1997年から一気に2012年に話が飛んで、ライアムと双子の女学生のシーンに
なるんだが、その間にメイベルとアーロン、ライアムらに何があったのか、
何故ライアムが双子の兄として養育しているのか描かれていないんだが、
そこは大体こういう展開なんだろうなぁと観ている側に委ねているんだが、
個人的にはそこをぼかして、敢えて描かなかったのはイイと思う。

これ、日本でDVD出たら、とりあえず買いだな。


お薦め度:★★★★★(5/5)

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