2012年/台湾 <日本初上映作品>
カラー106分
中国語(日本語字幕)
監督・脚本:ヒーロー・リン
製作:マックス・ツァイ
脚本:R.ムンフサイハン
出演:チェン・ボーリン
アイビー・チェン
パフ・クオ
シュウ・ジエカイ
リン・ウェンイー
本作は、世界的に問題となっているインターネット犯罪やコミュニケーション
モラルの欠如による一方的攻撃(炎上)を斬新な手法で取り上げ、昨年台湾で
大ヒットを果たした。
ヒーロー・リン監督が2010年にインターネットで公開した短編が話題を呼び、
続編も同様の現象を巻き起こした結果、本作が自身初の長編デビュー作と
なった。まさにインターネット時代ならではの映画化実現プロセスといえよう。
主演のハッカー役を演じるのは『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』(OAFF
2013)のチェン・ボーリン。自身もヘビーなネットユーザーだと語る彼は出演を
熱望、究極のハッカー役に挑戦している。本作でスクリーンデビューした
パオ・クオの熱演も光る、新世代の力が結集した注目作。
(第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
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BBS上で夢を語り合う台湾最大の掲示板で、その管理人の女性がネット住人の
怒りを買い、掲示板が炎上するという事件が発生する。
スクープを狙う女性記者(パフ・クオ)は、その背後にいる伝説的ハッカー
(チェン・ボーリン)の存在をキャッチ。
しかも、その男は被害を受けた管理人の元カレだという事実を突き止め、男の
事件への関与が疑われたが、真相を探るうち衝撃的な真実が明らかになり・・・。
(第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
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第8回大阪アジアン映画祭2日目の今日は、『BBS住人の正義』と『ポーと
ミーのチャチャ』の台湾映画2作品を観に梅田ブルグ7へ。
面白かったけど、彼らの手のひら返しは釈然としない・・・。
掲示板の世界をCGアニメで仮想空間として描いていて、記者がログインした
際に、体がデジタル化して仮想世界へと入りこんで行くような演出とかは
面白かった。
ある動画がきっかけでBBSのある板を管理している管理人がバッシングを受け、
氏名や電話番号が流出する事件が起きるんだが、結果、これが誤解だったと
解ったときの住人たちの手のひら返しが酷い。
そんでもって今度は管理人を救えって集まって、俺たちイイことしたじゃん
って気になってるところも酷いし、最後にみんな仲良くなってるのも釈然と
しない・・・。
こういうのを観ると、ネットで匿名はアカンって人が出てくると思うけど、
面と向かって相手に意見が言える欧米人ならまだしも、面と向かって相手に
本音を言わない日本人に本名でネットは無理だと思う。
匿名だからこそ、その人の中に潜む本音がにじみ出てくると思うな。
これ、アイビー・チェン目当てで観に行ったんだけど、アイビー・チェンは
あいもかわらず可愛くて萌えるんだが、記者役のパオ・クオも綺麗でちょっと
萌えた。これがスクリーンデビューらしいので、今後の活躍が楽しみなだな。
名前憶えとこ!
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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