2012年/香港 <日本初上映作品>
カラー92分
広東語(日本語字幕)
監督・製作・脚本:パン・ホーチョン
製作:リョン・カイユン
ケリー・チャン
脚本:ラム・チウウィン
ジョディ・ロク
出演:チャップマン・トー
ロナルド・チェン
ダダ・チャン
フィオナ・シット
サイモン・ロイ
日本で初の劇場公開作となった『ドリーム・ホーム』(10年、OAFF2011)から
2年、OAFF2013で上映するパン・ホーチョン監督作品1本目は、久しぶりに
香港映画らしい猥雑感のある大人の爆笑コメディだ。パン・ホーチョン作品では
イケメン系の役で新境地を見せてきた常連俳優チャップマン・トーが、今回は
広東語スラング連発の売れない映画プロデューサーというハマリ役で、第49回
金馬奨最優秀男優賞ノミネートを果たした。「大陸での上映を最初から考えて
いない」と、パン・ホーチョン節炸裂。
業界ネタや実話を赤裸々に盛り込み、下ネタ満載の低俗ぶりが話題を呼んだ
大ヒット作はまさに必見!
(第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
* * * * * * * *
キャリアはムダに長いが、ヒット作が1本もない映画プロデューサーのトー
(チャップマン・トー)は、金欠で離婚した妻への慰謝料も払えないありさま。
父親の成功を信じる娘の期待に応えるためにも、トーは怪しげな金持ち投資家
ティラノザウルス(ロナルド・チェン)と手を組むことにした。
しかし、ティラノザウルスからの依頼は、お気に入りのお色気作品を配役も
そのままにリメイクすること。
しかも、往年のセクシー女優はすでに60歳で、もう脱ぐのは無理。
そこでトーはある奇策を提案するのだったが・・・。
(第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
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第8回大阪アジアン映画祭の最終日、シネ・ヌーヴォにてタイトルから
興味に惹かれた本作を鑑賞。
これも大いに笑った!
タイトルに低俗とあるだけあって、まぁチ○コとかマ○コとかファ○クなどの
お下劣ワードがこれでもかと連発。
ラバとのチョメチョメとか、ゴリ押しで出演させる投資家の恋人がラバだったり
とか、飯島愛ネタが出たり、パチパチ飴でフ○ラとかお下劣だけど、最初から
最後まで抱腹絶倒な面白い作品だった。
おきにいり俳優のラム・シューが出演してたけど、出番がちょっと少なくて
残念だったけど、それ以上に面白い作品だったので満足。
個人的にはラバとのチョメチョメをする覚悟を決めたトーがカッコよく
タバコを捨てながら歩いてくるシーンが無駄にカッコいい映像になっていて
そこが変に面白かった。
『ATMエラー』が一番面白いかと思ってたら、こっちの方がお下劣だけど
面白くて個人的にはこれが一番だった。
それにしてもあのパチパチ飴のアレ、一度体験してみたいかも。
お薦め度:★★★★★(5/5)
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