2012年/イラン <日本初上映作品>
カラー88分
ペルシャ語(日本語字幕)
監督・製作・脚本:アリ・モサファ
出演:レイラ・ハタミ
アリ・モサファ
アリレザ・アガーハーニ
ハメド・ベホダド
ベルリン国際映画祭金熊賞受賞の『別離』主演女優として一躍注目を集めた
レイラ・ハタミの主演最新作がOAFF初のイラン映画として登場。
本作では美術監督としての手腕も発揮。また実生活上でのパートナーで、監督・
脚本および主演を務めるアリ・モサファと夫婦役を演じ、話題となった。
トルストイの「イワン・イリッチの死」、ジェイムズ・ジョイスの「ザ・デッ
ド」にインスピレーションを得、亡くなった主人公が回想する形で、死の前後や
過去の記憶を巧妙に描写。
撮影のシーンでは、虚構と現実を重ねるだけでなく、現場の混乱ぶりに滑稽さも
にじませた。
主人公3人の三角関係をベースに、人間の普遍的な「死」や「愛」を比喩的な
手法で問うた注目作。
(第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
* * * * * * * *
自分が設計した建物の階段の最上階で亡くなったコスロウ(アリ・モサファ)。
妻で女優のレイリ(レイラ・ハタミ)は、直前のけんかで彼女が夫を強打した
ことが原因ではないかと担当医のアミン(アリレザ・アガーハーニ)に相談
するが、アミンは心配ないとレイリを慰める。
実はコスロウはガンを患っており、死と隣り合う日々を過ごしていた。
コスロウ死後の現在と過去、現実と虚構が交錯するなか、3人の独白が浮き
彫りにするものは・・・。
(第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
* * * * * * * *
第8回大阪アジアン映画祭の最終日、『低俗喜劇』と『Fly Me to Minami~
恋するミナミ』が本命で、この2作の間に本作が上映されることもあり、
じゃあついでに観るかってことで、引き続きシネ・ヌーヴォにて鑑賞。
どんな内容かほとんど憶えてないっす。
11:00から『低俗喜劇』を観て、その後10分ちょいほどのインターバルを
おいて13:00から本作が、そして14:50から『Fly Me to Minami~恋する
ミナミ』と昼食を摂る時間もない強行軍なので、絶対、2本目の『最後の
一段』は寝落ちしてしまうだろうなと危惧していたんだが、案の定、序盤から
がっつり寝落ちしてしまった。
眠るまい!と気合入れるんだが、これといって派手な展開もない淡々とした
ドラマなので気がついたらウトウトしていた。
上映時間88分という短さなのに、すっげー長く感じてしまう作品だった。
中盤近くまでずっとこんな感じだったので、目が覚めた後半部分をきちんと
観たところで、どんなお話しだったのかよく解んなかった。
そういえば隣に座ってた人も、がっつりオチてたな。
もしこれが日本で一般公開されることがあれば、観に行く人は前日きっちり
睡眠とってから観に行くことをお勧めします。
お薦め度:★☆☆☆☆(1/5)
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