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フロンガス規制が効果を発揮――オゾン層が回復中

2006-09-01 00:23:48 | environment
―フロンガスなどの排出規制の効果で、破壊が進んでいたオゾン層は1997年を境に回復傾向にあることが分かった。―

ITmedia News:フロンガス規制が効果を発揮――オゾン層が回復中(06/08/31)


この話題については
今年5月21日のエントリや

BROblog:南極のオゾンホール解消か?(06/05/21)

昨年9月2日にも同様の調査結果が
あったところで記事にしましたが

BROblog:オゾン層減少歯止めかかる…シカゴ大観測チームが発表(05/09/02)

(どちらもニュースのキャッシュを
 取っていなかったので
 リンクが死んでおりました…。)

今回の調査データは25年分ということですので
ある程度信頼出来るものなのかもしれませんが

これだけ規制の効果を
何度もアナウンスしたがるのは
やはり元々規制を遅らせた原因が
自分たちのところにあるということを
うやむやにしたいからなのでしょうかね?

米国は躍起になってオゾンホールが
回復傾向にあると主張していますが
日本や国連の調べをみる限りでは
まだ回復とは言えない状況が続いているといえます。

EICネット[国内ニュース - 大気中HFC-134a濃度、年14%増の勢い  依然深刻なオゾン層の状況](06/07/31)

EICネット[国内ニュース - オゾン層、2020年ごろから回復傾向に 国環研の数値モデルによる予測結果](06/0519)

オゾン層の回復遠のく 国連、フロン排出で修正 ―京都新聞電子版(06/08/18)

たとえオゾンホールに
歯止めが掛かっていたとしても
それで地球温暖化が解消に向かう訳では
決してありませんから油断は禁物です。

<関連>
重点特別研究プロジェクト オゾン層の変動 | 国立環境研究所

見過ごされたオゾンホール―Radium Software Development(05/08/09)

オゾン層の破壊 過去・現在・未来