goo blog サービス終了のお知らせ 

明日は明日の風が吹くのだ

人生いつでも波瀾万丈

9/18 筑波Max7。(3) ~決勝~

2011-09-20 21:49:49 | インポート

さて、泣いても笑ってもMax7なのに10秒9でも決勝です。こうなったら、スタートでどれだけ前に出られるか。たくさん抜けば後ろにダンゴが出来るだろうから、10周走り終わる前に1台くらいは抑え切れるかも?なんて極めてネガティブなプラン。

とはいえ、ここで最大の問題が。RSV4を入手してからまだ1度もクラッチスタート練習したことがない(苦笑)。当然、どんな繋がり方をするのかサッパリわからん。なので、決勝前のウォームアップ2周の時に、少し全車と間隔をあけてクラッチの感触だけ確かめることに。結果、そんなに扱いづらくはなさそうと判明。シフトダウン時の繋がり方からは結構手こずりそうな予感があったのだけれど、これは嬉しい誤算。

1_3

さあ、いよいよスタート。今回はスタート方法間違わないぞ。

2_3

ヨシ!完璧とは言えないまでも、RSV4での初スタートにしては上出来。自分に75点をあげよう。ならしのさん、はるか後方からここまでは来てたんですよ(笑)。

3

画面右端にならしのさん、1台挟んでRYOMAXさん、その後に自分が続いています(それぞれの画像をクリックすると注釈が見やすくなります)。残念ながらここで見せ場は終了。あとはひたすら抜かれながら周回をこなしていくわけですな(苦笑)。

決勝では、S字~1コーナー以外にMC立ち上がりにオイルが出ていて、アウト側の1~1.5mくらいが使えなくなっていました。これが結構厳しくて、ここもタイムが伸び悩む原因に。

5周ほど回ったところで一人旅になり、結構くたびれたので「早く終わらねえかなあ」と思いながら走っていたのですが、そのうちにいったん離れた前方集団が少しずつ近づいてきました。こうなったら、「どこまで追いつけるかもう一度頑張ってみるかいな」と気を取り直して走っていたら、確実に周回ごとに近づいてきます。うーん、あと5周あれば射程距離なんだけどなーと思っているうちにレース終了。

で。最初のうち全然うまく乗れなかったんだけれど、不思議なことに7周目くらいから急に楽に乗れるようになってきました。それまで「くたびれたから早く終わんないかな」と思っていたのに、現金なもんで「順位はどうでもいいから、あと10周練習させてくれ」と思うように(笑)。減速時の体の位置が決まり(適正位置に乗るとエラく高いところに座っている感じっぽい)、コーナリング中のステップへの足の置き方、体のひねり方とかがしっくり来て、楽なのにスムーズ。なんだよ、最初からこれが出来りゃ面白いことになってたのになあ。ダンロップへの入り方と体の使い方が周回ごとに改善して来たし、最終コーナーはタイヤ交換のおかげでバイクが勝手に寝て勝手に曲がって行ってくれるようになりました。やはり、ショルダーに角ができちゃったような妙なプロファイルのタイヤでは、ちゃんと走れないってことなんですね。あの寝方&曲がり方なら、もっと進入速度を上げられます。

Dsc_6569

1_4

110918_tsukuba_158

最終コーナーは昨日の「寝ない&曲がらない」バイクのイメージで進入したら、明らかに進入速度が足りなくて、バイクが寝た分体を起こしたリーンアウトになっちゃいましたけど、進入速度を上げて行ったら奇麗にバランスしてくれそうです。たぶんここを上手く処理するだけで1秒以上稼げるはず。

最後の3周のラップタイムはたぶん8秒台と予測。でも、前回のTTで「8秒前半出たんじゃない?」って言ったら9秒0だったので、控えめに「10秒は切ったでしょう」とコメント。でも、みなさんそんなタイム全然関心ないって様子。ま、そらそうだわなあ、自己ベストより1秒は遅いタイムでドヤ顔されてもね(苦笑)。

レースが終わってパドックに戻り、旦那さんに「いやー、いったん離された集団に最後だんだんと近づいて来たんだよね。自分が速くなったのか、集団が遅くなったのか分かんないけど」って言ったら、旦那さん「あ、それは間違いなく集団が遅くなってますね」と即答しやがった。あとでリザルトを見たら、ベストラップは最終ラップに出てました。なんだよ、やっぱりちゃんと最後にタイム上げてきてたんじゃねえか。あの野郎、好きなこと言いやがって(苦笑)。ちなみにベストは8秒6。2カ所のオイルのことを考えれば、自己ベスト7秒9と同等と見ていいかなと自分では思ってるんだけどなあ。とりあえず、今回はビリだけは免れました。まあ、マシンの能力を考えればこんなところで満足している場合じゃないので、世間の風が冷たいのは致し方ない。今後も精進あるのみ。

ちなみに、かみなりかぞくRT Max7組のならしのさんは3位に入り、大怪我からの復帰初レースを表彰台で飾りました。自分のほうが復帰してからのレース数ははるかに多いので、負けてられませんね。残念ながらMax4組のレースはほとんど見られませんでした。マーティーさんは目標には達しないながらも堅実なレースをされた由。オグさんはとっても辛そうなレース展開でしたが、10月のMaxでは同クラスになるようなので、身内&ほぼ同一マシンバトルが楽しめるよう、こちらもレベルアップしておきたいと思います。

撤収が終わったら、駐車場で小作業。今回のレースにムリヤリ間に合わせていただいたアンダーカウル、純正アンダーに傷がつかないようにとガムテープで養生していただいたのだけれど、レース終了後に外してみたらテープの糊が沸騰してエライコッチャになってました。純正アンダーにキズはつかなかったけど糊だらけになっていたので、皆さんが三々五々お帰りになった跡で糊の拭き取り作業。ここで役に立ったのが、以前にもご紹介したユニコン・カークリーム。最初は新しいガムテープを使って作業してたんだけれども、なかなか取れないのでカークリームに切り替えたらアッサリとキレイになりました。折角なので、そのままカウルやホイール、ヘルメットをカークリームでお掃除。作業が終わったら、とっぷりと日が暮れてました。もちろん駐車場には自分1人しかいません。

Photo_3

積み込みが完了、ガランとした駐車場に佇むデリカさん。画面中央の倉庫の右にあるのは表彰台です。いつかあの上に立ってやると静かな決意をしてみたり。今に見ておれ。

何はともあれ、2週連続で参戦なんてワガママを許していただいたかみなりかぞくRTのみなさん、エントリーに間に合うようにカウル製作・マシン整備していただいたmaugoさんとゆうやさんに改めてお礼申し上げます。折角手伝っていただいたのに毎回パッとしない成績しか持ち帰れなくて申し訳ないのですが、いつか必ず。


手放して良かったんだと思うために。

2011-08-12 07:38:38 | インポート

前の記事で、「R1に乗り続けるなら30万円かけて整備したい」と書いた根拠。もしR1を手元に残していたら、車検と同時にやりたいと思っていたことを書いてみます。6年1万9000kmとなると、結構色々出てきます。

1) FフォークOH。
 可能ならインナーチューブ交換+コーティング。
2) RショックOH。
 可能ならオーリンズ投入。
3) FブレーキOH。
 6年経過したブレーキホースは交換したい。
4) RブレーキOH。
5) Fホイール新品交換。
 修正でビタッと直ってるけど、気分の問題。
6) バックステップ装着。
 足が短くて踏ん張れないので。
7) スリップオンマフラー装着。
 純正サイレンサーについたキズのため。
8) '06スイングアーム装着。
 '06のグッドハンドリングは、フレーム剛性を落としたことよりも、
 ロング化されたスイングアームが鍵らしい。ってYAMAHAの技術者が
 雑誌インタビューで言ってた。目立たない傷だけど、転倒傷隠しでもあり。

で、その見積もり。
1) 3~10万円
2) 4~18万円
3) 3万円
4) 1万円
5) 5万円
6) 6万円
7) 8万5000円~18万円

価格の見当がつかない(8)を除いて30万5000円~61万円。性能や安全性には関係ないマフラーを除けば22万円~43万円の範囲。で、車検費用が最安で4万円とすると、合計26~47万円。この費用を考えると、あと1回車検を通すかどうか考え込んでしまったのが事実なんですよね。20万円以上かけて整備しても、次回の車検切れの時に売るとなるとその整備費用はまったく評価されません。また、2万kmは確実に越えますので完全に過走行車扱いになりますから、それだけで評価が大幅ダウンです。加えて、今回提示された買い取り価格は、たまたま業者さんがR1を探していたとしか思えない金額でしたから、今回の2年後とでは売却価格にえらい開きが発生するのは間違いないと思われました。だから、このタイミングで良かったんですよ、きっと。

...え?何も手を加えないでそのまま乗ってりゃ良かったじゃねえかって?いや、それを言われたらそうなんですけど、街乗りはTuonoの方がはるかにいいんです。何よりアップハンドル車のほうが周囲がよく見えて安全ですからね。で、街乗りしないとなるとサーキットを走らせてナンボになりますが、気合入れて走るなら気合入れて整備したいわけですよ。なので、これでよかったよかった、です。


運ばれて行きました。

2011-08-06 23:25:21 | インポート

引き取りは今日。今朝出勤前に一生懸命磨いたんで、最後にその写真を。

掃除していると、どんどんピカピカになってゆくR1。6年経っても全然色あせていません。正直「なんで手放すのかな?」と不思議な気がしてしょうがない。とはいえ、今更もう決まったことなので、後戻りも出来ず。

色んなことを教えてくれたオートバイでした。初めて意図的に膝を擦れるようになったのもR1だし、先日ご紹介したテールスライドのリカバリー法の「アクセルピタリ」も、実はR1でマスターしたものなんですよね。

クラッシュ後、一時は廃車かと思われたのですが、ショップの店長さんが駆けずり回って腕利きの業者さんを探してくださるなど、さんざんお世話になって、全く問題のない新車バリの状態に復活させられました。それもあって、「ここまで頑張って直したのに、これでまたもう一度サーキットで転倒でぶっ壊すとかあり得ない」と思い、大事にするつもりでR1でのサーキット走行は基本的に封印、街乗り専用機としてETCまで装着したのですが、その街乗りの機会がめっきり減ってしまった結果、R1の面倒を見なくなっていたのでした。

なんとか走行距離2万km未満で収まりましたので、次のオーナーさんのところでもまだまだ走らせてもらえるでしょう。もういちど、ありがとうR1。

0806r1_2

0806r1