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人生いつでも波瀾万丈

プチ乗り鉄。

2014-07-10 18:46:53 | 旅行記

昨年から凡そ月イチのペースで関西の実家に1泊2日している今日この頃。そりゃまあ、サーキット走行の頻度も減るわな。それで、いつもバス&新幹線じゃつまらんと思い、遠回りして乗ってみました。

駅はこんな感じ。これで分かった人がいたら相当のマニアでしょうな。

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ん?なんじゃこりゃ?

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かぶと虫列車ですと???

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これらしい。何がカブトムシなのやら、サッパリ分からん。

で、調べてみた。

どうやら、7/19(土)・20(日)限定で運行される列車で、乗るとカブトムシがプレゼントされるそうな。999ならタダで機械の身体をくれるけれど、この列車は800円でカブトムシをくれるということらしい。「1歳以上小学生以下かぶと虫1つがい・すずむしプレゼント」ということなので、大人だけで行ってもダメですのでご注意。「※虫かごか飼育ケースを持参してください」って、意外とハードル高いな(笑)。

そういうことで、北条鉄道に乗って来ました。旧国鉄から分離して1985年に開業した、いわゆる第3セクターの鉄道です。その存在を知っていながら、今まで一度も乗ったことなかったのよね。

乗ったのはフラワ2000-1だと思いますが、駅にはご当地キャラ「ねっぴー」をラッピングされたフラワ2000-3が待機しておりました。

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ねっぴーの拡大画像はこちら。

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画像はご当地キャラカタログβさんから転載。わりと普通のゆるキャラですな。商工会議所が公募して2011年に出来たらしい。公認だし、間違ってもふなっしーみたいに大化けすることはなさそう。根日女伝説なんて初めて知った。

さて、車内はこんな感じ。

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ワンマンだけに運賃箱。

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コックピット…というのか、運転台というのか。

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視界はなかなか良好(※この風景は粟生駅)。

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シートはこんな感じ。

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出発進行!ディーゼル車ってこともあってか、運転士さんの後ろ姿が見えていると、何だかバスに乗っているみたいな感じも。実際、開業当初はレールバスだったのよね。ちなみに、昔走っていたのはこんな車両。

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よりバスっぽいですな。画像はWikipediaから。

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さて、天気はイマイチの曇天だけど、風景はのどかで善し。

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窓越し撮影なので映り込みが残念だけど、駅舎もノンビリ。播磨下郷駅だっけ?

停車駅での運転士さんと駅員さんのやり取りが、いかにも「ご近所さん」てきでホノボノとしてます。駅員さんは公募で選ばれ、個人で管理しているそうな。

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法華口駅の画像は北条鉄道HPから。この法華口駅の駅員さんは割と若い女性で、駅舎内にパン屋さんがあって、その店員さんも若い女性だったりするので、大正4年建設の年季の入った駅舎とのミスマッチにちょっとびっくり。発車の時には駅員さんがスマイル全開でお見送りしてくれました。

そう、自分は「プチ乗り鉄」して来たけど、長玉抱えた「撮り鉄」も来てましたね。1時間に1本の運行なのに、降りて写真撮ってたら、帰りたければ1時間待つわけで、よーやるわと。それとも車で来てたりするのかな?

わずか13.6kmの短い旅を終え、終点の粟生に到着。「あお」って読めない(苦笑)。ここからは加古川線~新快速~新幹線と乗り継いで千葉に戻ります。

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加古川駅到着、有り難う加古川線。この加古川線もワンマン運用。103系・3両編成…ってことで良かったのかな。あんまり詳しくなくてすんません。

さあて、サッサと新快速に乗り換えて…と思ったら、発見してしまった。

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そうか、そう言えば姫路以外に食べられるところが2カ所あったんだっけ。これは食べねばなるまい。

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うむ、いつもの味。腹が減ってなくてもなんか食べたくなるのよね、コレ。携帯のカメラで色調が狂ってしまってるのが残念。実物はもっと旨そうなんだけどな。

新快速、新幹線は珍しくもないので画像なし。

北条鉄道、物珍しさで乗っただけなので、今後もしばしば乗る…とは思えないけど、なんだかほのぼのと緩い感じで良かったです。鉄魂をお持ちで加古川方面にお越しの方があれば、一度いかがでしょう。ただ、北条鉄道って北条町駅で行き止まりなので、折り返しを待つ間がヒマそうですけどね(笑)。