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明日は明日の風が吹くのだ

人生いつでも波瀾万丈

いろいろ久しぶり。

2009-09-29 23:27:08 | スポーツ

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土曜日に仕事が終わり、22時東京発のサンライズ瀬戸に乗りました。寝台特急に乗るのなんて、ずいぶん久しぶり。ヘタすると20年くらい前なんじゃないかな?ブルートレインをイメージしていたら、こんなに綺麗な車両になっててビックリしました。初めて乗ったブルートレインは3段ベッドだったけど、今回は寝台席の中で最も安いB個室。個室というので期待したけど、寝返りするのも大変というベッドでした(笑)。ただし、以前の3段ベッドに比べれば格段に快適でした。

雑魚寝だけど寝台料金がかからないお徳用の席も出来ているようですが(差額5700円ナリ)、今回は出発前の2日間連続で病院のソファで寝ていたので、さすがに寝台にしました。

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ホームに降りたら、なんと伝説の「連絡船うどん」の店が!!

瀬戸大橋が出来る前、岡山(宇野)と香川(高松)を結んでいた連絡船。このうどんがメチャメチャ旨いという評判は聞いていたのですが、自分が初めて四国に行ったときには既に瀬戸大橋が出来ていたので連絡船はなくなっており、自分にとっては幻の味となっていました。その連絡船うどんのお店とあれば、これは喰わねば!

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というわけで、朝っぱらからうどんです(笑)。エビ天うどんを頼んだけど、「まだ野菜天しか揚がってないよ」ってことで野菜天うどん。ひさしぶりの讃岐うどん、うまかった。ただ、伝説の味というほどではなく、とっても普通でしたけど(笑)。四国にしばらくいると、うどんに関しては舌が肥えてくるので、よっぽど旨くないと感動しませんからね。伝説化したのは、本州から初めて四国に渡る人が最初に遭遇する讃岐うどんだったからかも。

高松駅近辺はすっかり様相が変わっており、自分が過ごした90年代の面影はまったくありませんでした。メチャメチャ綺麗になってます。自分が初めて四国に上陸し、高松駅、瓦町駅界隈をうろついたときには、「オレの青春は終わった」と思ったものでしたが(苦笑)。

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高松駅からヨットハーバーまでは、駅の移転もあって徒歩20分圏内になりました。タクシー?と思ったけど、その前に駅の地図を見たらあまりにも近そうだったので、歩いてみたらあっさり到着。まだ8時前、9時30分の集合時間までその辺を散策。
ヨット部のみんながお世話になった(あるいは大金をつぎ込んだ?笑)例のショップは、まだその場所にありました。到着時間が早く、店内は見られませんでしたが、以前に聞いた話だとヨットのパーツ類はもう置いてなくて、ウェア中心のお店になっているそうです。それにしても、看板代わりの?艇体はいつからあったんだろう?あんまり記憶にないのですが。

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朝日を浴びながら選手の到着を待つレーサーたち。この風景は変わりませんね。

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朝日を浴びながら選手の到着を待つ自転車置き場。この小汚さも変わりませんね。いや、前より汚くなってねーか、これ?(苦笑)

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ちょっと変わったのがこの防波堤。なんでも、数年前の台風による高潮で街中が冠水したことがあり、その後この防波堤がつくられたんだそうです。

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横から見たところ。偉く立派なもんが出来てますね。鋼鉄製の扉は、増水時には締め切られるようになっています。

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スロープからの眺め。ちっとも変わりません。


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うおお、この船台、まだあったの?つーか、錆びまくってて危ねえだろ、コレ?

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と思ったら、さすがに新しくなってました。アルミで軽そう。

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救助艇Ulysses。自分がまだ学生の時に新艇として入ってきたのだけれど、海風に晒され続けてもう12年くらいになるのかな?それなりの船齢を感じさせるようになってました。

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防波堤の先端からハーバー。波は穏やかで、風は体感で5mくらい。絶好のOBレース日和ですね。

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高松沖に浮かぶ女木島。桃太郎伝説は全国各地にありますが、桃太郎=岡山県人説を裏付ける存在として、この女木島の「鬼ヶ島伝説」があります。鬼が住んでいたとされる洞窟が山の中腹にあり、B級観光地化しています(B級と言ってもたぶん地元の人にも叱られないと思います...笑)。自分達が新入部員として扱われていた頃、新歓行事のひとつとしてみんなで行ったものです。

ちょっとだけマジメな話をすると、「鬼」ってのは実は難破して流れついた外国人だったんじゃないか、って説もあるそうです(と、小学生時代に聞いたことがあるようなないような)。もしそうだとしたら、思いもよらぬ辺境の地に、やっとの思いで流れ着いたと思ったら、ワケも分からん現地人によってたかって退治されちゃったりしたわけで、相当気の毒な話ではあります。

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現役部員は9時集合。カバーを掛けられていたヨットの艤装が始まりました。このフネは470級と呼ばれ、その名の由来は全長4m70cmであることによります(なんて安直な...笑)。数字の通り、普通乗用車と同じような大きさで、普通の人が「ヨット」という言葉から想像する大きさからくらべればほんのちっぽけな船です。しかし!このフネで頑張れば、国体、世界選手権、オリンピックへの道も開けているという、でっかい希望を乗せられるフネでもあるのです。現役時代は、そんなこと全く思ってなかったけど、競技人口拡大のための宣伝として、一応(笑)。

J2884という番号は、日本国内で登録された470級として2884番目ですよ、ということ。自動車、バイクでいうとナンバープレートに近い存在ですね。自分が乗っていた船はこれと同時に進水したJ2886でしたが、こちらは数年前に廃艇となっています。

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470級のコクピット。極めて多数のロープが複雑に走行しています(写真をクリックして拡大するとよくわかります)。レーサーですから、要らないものはついてない。ということは、これら全部を使います。帆走中、常時操作・調整が必要なものと、出航前のセッティング時に用いるものとがあります。新入部員の時には、これを全部覚えるのが最初の仕事でした。練習開始時に艤装するのも下っ端の仕事のひとつでしたが、遅いと怒られ、間違ってるとまた怒られ(笑)。

余談ですが、艇体はオールFRP製。接触事故などでのちょっとした破損は、外注に出さないで部員が自分でやります。この2884も、自分が手を入れたところがまだそのまま残っていました。ちょっと懐かしかったです(笑)。そういえば、カーボン製の艇体なんて出てるのかなあ? 恐ろしく高価だろうけど、ルール上許されるなら、世界選手権レベルの人なら買いそうですね。

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こちらはスナイプ級。曲線基調の470級と異なり、すっきりとした直線基調のデザインです。艇体の重さや形状、またセイル面積や枚数(470級は最大3枚、スナイプ級は2枚)等の違いから、単純なフネのスピードは470級の方が速いのですが、レースの熱さは変わりません。西日本の学生選手権では、この470級とスナイプ級の2クラスで競技が行われます。いずれも艇体や艤装品には形状や寸法に関して細かい規則が設けられており、モータースポーツでのワンメイクレースに近いと言えます。

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現役部員の練習が始まりました。本当は前日にOB会、自分が行った日にOBレースの予定だったのですが、レース日に集まったOBがあまりに少なく、通常練習になりました(笑)。で。現役部員が頑張っている一方で、OBは別海面へ。

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UC山先生の発案により、みんなでイイダコ釣り(笑)。海底にいるイイダコを仕掛けで引っかけて釣り上げるだけという、聞いただけでは、そんなんで釣れるの?という原始的な漁ですが。

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あっという間にバケツいっぱいに!

自分も挑戦してみましたが、先輩10に対し、自分1くらいのペースだったんじゃないかな(苦笑)。先輩があまりにも簡単に釣り上げているのを見ると、すぐ出来そうなんですが、意外とコツをつかむのが大変。数時間のトライですっかり腕が筋肉痛(苦笑)。

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イイダコのサイズはこれくらい。天麩羅にするとおいしいそうです。
ちなみに、釣りの間乗せて頂いたフネはUC山先生の個人所有のもの。10人くらいは乗れそうなサイズでしたが、結構きれいなのに実は中古で、お値段200万円くらいだったとか。置き場所の問題とかあるけれど、自分のこれまでのお金の使い方を見直したほうがいいような気も多少してきました(苦笑)。

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折角なので、あとでちょっとだけ乗せてもらいました。フネは先ほどの2884、セイルNo.は4028。12年間まったくヨットなんか乗ってないっつーのに、いきなりスタート練習に合流したところです(非常に細かいハンドリング技術が要求される練習なのです)。舵を持っているのが自分ですけど、写真で見ても全くサマになってないですね(苦笑)。それでも、このスタートは真ん中くらいの順位で出たような。ただ、フネの扱いはまったく忘れていて、スピンを揚げようとしてジブハリヤードを完全に緩めてしまうというワケのわからんことをやってしまいました(ヨットをご存じない方のために。ほとんどあり得ないミスです...)。だからスピン揚げるのやめようって言ったのに(苦笑)。なので、1本だけ走ったレース練習ではいいとこなし。あ、最下位フィニッシュ寸前だったけど、下マーク回航で1年生のフネを1パイ抜いたから、まあいいか(苦笑)。

注)「スピン」追い風時に揚げる3枚目の帆、「ジブハリヤード」2枚目の帆を揚げるため、またメインマストの形状を整えるために、キンキンに張っておくべきワイヤー。


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帰りは「マリンライナー」と「のぞみ」です。マリンライナーも新型車両に入れ替わっていました。卒業後10年以上も経つわけですし、いろいろ変わるわけですね。

いやあ、それにしても久しぶりにノンビリしたなあ。もっと時間があればいろんなことできるんだろうな。人生の過ごし方を少し考え直したほうがいいのかしらん?などと余計なことを考えたり(笑)。

何はともあれ、A馬先生、UC山先生、学生のみなさん、お世話になりました。おかげさまで楽しい1日を過ごすことが出来ました。どうもありがとうございます。払い損ねているOB会費、まとめて払いますんで、許してくださいね(平日に休みが取れなくて郵便局だとなかなか行けないんですよ...苦笑)。


2年ぶりに滑走再開。

2007-12-23 23:50:18 | スポーツ

この雪じゃ、とてもバイクじゃ走れない。

でも、せっかくのお休み。何もしないのはもったいない。

・・・行ってみる?

ってことで、骨折以来遠ざかっていたスキーにトライしてみました。1年以上経ってなお、普通に歩くだけでも痛いのに、スキーなんて以ての外・・・とは思っていたものの、足首を動かさないようにして、初級者ゲレンデで遊ぶだけならなんとかならんかな、と思いまして。

板とブーツをデリカに放り込んだら、一番近いゲレンデ、フジテンに向かいます。途中、イエローハット、オートバックス、カムイと3カ所のカーショップをハシゴしてタイヤチェーンを物色。デリカに履かせたタイヤはオールテレーンで、スタッドレスではないため、ゲレンデに向かう道があまりにも雪深かったらどーにもならなくなる可能性があるので。

ところが、RV車用のチェーンって高いんですね。イエローハット、オートバックスだと昔ながらの普通の金属チェーンでも2万円以上で、主力商品では3万円台後半から4万円超え。使うかどうかも分からないチェーンにそんなにかけられん、と3軒目に寄ったカムイで、埃をかぶった長期在庫っぽい金属チェーンが4980円。・・・迷わず買いました(笑)。

タイヤに心配も抱えていたので、道路の雪が溶けたハズの午後に出発したため、フジテンについて準備をしたらもう午後3時。3500円の午後半日券は17時までしか使えません。もともと痛くてマトモに滑れなければ一本で帰るつもりだったということもあり、リフト券売り場のお姉さんのお薦めにも従い、午後券ではなく11回分3000円の回数券にしました。

さあ、2年ぶりのゲレンデです。昨日から雪が降っていたせいか、人工降雪の技術がよいのか、基本的に100%人工降雪のゲレンデにしては雪質は悪くありません。重いけど、柔らかいので転んでもあまり痛くなさそう。

最初に登ったのは当然初級者向けリフト。緩斜面なら、そんなにひどく痛まないで降りられました。これなら靴を履くときの方が痛かったかな(苦笑)。続いて隣の少し傾斜が強くなるコースへ。これも危なげなく降りられました。

調子に乗って「中・上級者向け」リフトに乗ったら、これが失敗。リフトから降りたら、とてつもないコブつきの急斜面。2年前の足が折れる前の状態でもこれは降りられなかったはず。放送で「山頂付近の雪が少なく、安全が確保できないので16時で運転を取りやめます」って言葉を聞いて慌てて乗って来たけど、こういう意味だったとは。てっきり、一部で地面が出ているような状態を危ないと言っているんだろうなんて思いこんでいたので、参りました。
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どうしようもなく、しばらく呆然と立ちすくんでいたときに撮った写真。一時的に雲が晴れて、大きな富士山が見えました。

じっと立ってても何も始まらないので、意を決して「カニ歩き」で急斜面を降り始めました(笑)。足に不安がなければ挑戦するとこなんですけど、日常生活でも踏ん張る向きをちょっと間違っただけでとんでもなく痛いので、こんなところで左足を捻ったら間違いなく再骨折しそうな気がしてとてもトライする気にはなれません。30mくらい降りたら、普通の中級者向け斜面になったので、そこからは普通に降りました。

それにしても、走れないでいる間に、どうしようもなく脚力が落ちています。緩斜面1本降りるだけで太腿が張ってきて、途中で休憩を入れたくなります。

そうそう、攻めていないせいか、全然転びそうになく、「今日は無転倒で帰れるかなあ」なんて思っていたのですが、調子に乗ってスピードを上げていったら10本目に転びました。普通なら、バランスを崩しかけたところで考えることは「どうやったら立て直せるか」なんでしょうけど、もうそんなことはあっさり放棄して、「どうやったら左足を守れるか」を最優先(苦笑)。転びかかったところで左足を注視、板の前後とも雪面に着かないように浮かせました。雪は柔らかいので、「他のところはどうにでもなれ」って勢いで派手に転びました。幸い、右側の板が切れ上がって飛んでいったものの、左足には何の負荷もかけずにすみました。やれやれ。

お姉さんのおススメは間違っておらず、10本目を滑る頃には17時をまわりました。あたりはもう真っ暗。
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着替え終わってしばらくしたら、クリスマス企画ってことで花火大会がありました。すぐ終わるだろう、と思っていたら質・量ともえらく気合いの入った花火大会で、なかなか楽しめました。


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滑り終わっておなかがすいたら、カレー屋さん「カレ吉」でいつもの「鳥スペシャルカレーうどん」。富士吉田市独特の「吉田うどん」がベースです。お昼しか開いてない吉田うどん店が多い中、遅くまで(22時まで)開いてて助かります。

バイクには乗れなかったけど、なかなか楽しめた1日でした。きついコースは無理だけど、緩斜面なら滑れることが分かったので、ときどき遊びに行こうと思います。