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明日は明日の風が吹くのだ

人生いつでも波瀾万丈

正夢。

2012-01-02 00:34:36 | インポート
謹んで新年のご挨拶申し上げます。今年もよろしくお願い致します。

今年初めての夢は、なかなかサプライズなものでした。なんと、筑波スポーツ走行を走ってる夢(笑)。

夢の中の自分は、3台のシンガリを走っていたのだけれど、前の2台がメチャ速くて、とにかく頑張って喰らいついてました。後方には少し間隔をおいて数台が続いていましたが、勿論振り返ってる余裕はない。

そのうち走行が終わり、映像がパドックに切り替わったところ、後続グループのライダーが声をかけてくださいました。鮮やかなヤマハブルーの'07('08?)R1の傍らの彼が言ったこと。

「いやあ、速かったですねえ。一所懸命追いかけたんですけど、追いつきませんでしたよ。何秒くらいでしたか?」 自分が測ってなかったんですよ、と告げたら彼。 「あ、タイム測ってなかったんですか?自分が2秒台だったんで、1秒台から2秒台じゃないですかね」

「うおお、マジかあ!」って感じで大喜びしたんだけど、勿論そこで目が覚めました(笑)。

起きた時に思ったこと。

「…そうか、こういうのを『正に夢』と書いて『正夢』って言うんだな。」

なんだか妙に納得して、布団のなかで独り笑い。え、寝言は大概にしろって?どうやらお後がよろしいようで…。

そんな正月休みを過ごしております。この記事は携帯でポチポチ書いたのですが、本拠地に戻り次第、いただいたコメントにお返事させていただきますね。今年もよろしくお願いします。


それでも「うちではトランプ配り」と仰る方に。

2011-12-30 12:29:56 | インポート

「1人6本ずつ8人に配ると48本」を「8人に1本ずつ6回配れば48本」と読み替えるのがトランプ配りと呼ばれる方法。この名前の由来は、文字通りにトランプ遊びをする際、みんなに1枚ずつ配ってゆくから。6回繰り返せばみんなに6枚ずつ配ることになります。なので、「6枚ずつ手渡されたという結果は一緒じゃねえか」と。そこへ自分は「いや、式の上での表現は8枚×6だから、問題文の6枚と違うのでややこしいじゃないの」というのが前回のまとめ。でも、「現実の日常生活でもよくあることだし、世界ではそちらが標準なのかもしれないのだから」と仰る方も多いので。

Case1)「小学生はトランプで遊ぶ」
Case2)「うちではお菓子をトランプ配りでくばる」

という、「8×6でもいいじゃん」派の方々の主張について検証。

Case1)「小学生はトランプで遊ぶ」
これ、「トランプ遊び」という特殊な状況を忘れちゃダメです。トランプで遊ぶ時には、カードを混ぜなきゃなりません。さっきのゲームの手役がそのまま配られたらゲームにならないですからね。カードを切って混ぜるだけではなく、配る時にもバラバラにするという競技上の必然性がこの配り方のベースにあります。なので、必ずしも直感的だからこうしているというわけではない。逆に、この配り方に慣れれば直感的にかけ算に結びつくかというとそうでもなくて、配り終えて合計何枚になったかなんて、たぶん誰も気にしていないはず。

Case2)「うちではお菓子をトランプ配りでくばる」
「何個あるか分からないお菓子をみんなに平等に配る時、ウチではこうしてる」ってお話。なるほど、生活に密着している。なら、これは直感的だって話になりそうだ。
 しかし!
このモデル、「かける数」があらかじめ分かってないところが致命的なんです。
 「何個あるか分からないお菓子」
 「何個ずつ配ればいいか分からない」
 「あげる人数だけはわかってる(目の前にいる子供さんの数)」
という状況です。なので、a×b=cというかけ算の式の中で、未知数が2つもあるわけですから、実際には立式できません。これが「エンピツ8×6」と根本的に違うところです。

配り終わった瞬間に計算が完成していなければ、かけ算で計算したとは言えません。その条件では、「トランプ配り」でお菓子を配ったら、配る間に「1、2、3、4、5、6・・・」と数え続けなければなりません。これ、かけ算じゃないです。

それでも、なんとかかけ算を導入するなら、配る最中に数え上げることを封印すれば、かけ算問題に近づけられます。ただし、この場合は配り終わるまで1人何個もらえるかわからないのですから「さあ、みんな何個もらえたかな?」と手を開いて見せてもらって、やっと計算が始まります。6回配り終えた瞬間に答が出ている「6本×8」モデルに比べ、48回配るだけでも面倒なのに、さらにそこで改めてかけ算の式を作るという操作が面倒です。なので、自分の視点からは直感的でない。未知数2個を決めなければならないのだから、当然といえば当然なのですが。

で、なんで未知数2つを決められているかというと、実はこれ、本当は未知数2じゃないんです。「何個あるか分からない」ってのは実はウソで、面倒くさがりのお母さんが配る前に数えてないだけです。なので、「8×6」モデルとはちょいと意味が違うんです。「計算しないと何個になるか分からない」と「何個かあるけど数えてないから知らない」の間にはよく似ているようで違いがあるんです。前者は、「エンピツの在庫はいくらでもあるから気にするな。6本ずつ8人に配ったら48個だけど、9人に配ったらどうだ?」って形で、配る人数に合わせて合計本数がどんどん変わる。しかし、後者は配る子の人数を変えても、お菓子袋の中のお菓子の合計数は変わらないわけですね。変わるのは1人当たりの分け前です。「何個ずつ配ればいいですか」って割り算やってるようなもんなんですよ。

さて、トランプ配りによるお菓子配りにはもう一つの側面があります。この方法でお菓子を配るのは、概ね小さい兄弟姉妹にお菓子を分けてあげる場面じゃないかな。そうなると、大きい子も小さい子も「平等」を感じられるようにしてあげるのはいいことだと思います。1個ずつ配っていくなら、数の概念が未成熟な小さい子でも泣き出さないでしょう、たぶん。

「直感的」には操作の構成要素だけではなくて習慣性も含まれていますから、メンドクサイやり方でもそれに慣れていれば直感的になることもあると思います。ただ、「6本×8」モデルの方が操作の手数が少なく、単位の付け替えなどのややこしい操作も発生しないので,原則論的には「6本×8」のほうが理解しやすいということになると思いますね。

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おいらもいろいろ考えた。INDEX


まさか。

2011-12-25 10:33:17 | インポート

国道を走っていたら、前方を走る1台のスクーターが見えてきました。荷台には黒いトップケース(フタつきの物入れ)を装着。フルフェイスヘルメット(Arai RX-7)など安全装備もしっかりしています。よしよし、そうでなきゃね...と思って近づいたら、そのトップケースに貼ってあったステッカー。

「BABY IN CAR」

・・・まさか、ね?


超・絶不調。~10/29筑波2000~

2011-10-29 22:40:11 | インポート

直前練習に行ってきましたよ。

本日B枠を走行の皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。遅過ぎ。B枠を予約した時は、J枠で7秒台だったから「余裕でしょ?」と思ってたんですが。

なんかもう、このところ誤ってばっかりでやんなっちゃうだな。いや、誤ってじゃなくて謝って。あ、「誤って」も誤ってないな、色々と。

今回は前夜からゆっくり寝て、わりと早く筑波には到着したけれど、ゼッケンカウルがうまく合わずに苦労してたら1本目は10分くらいしか走れず。2本目は、「左ステップが滑っておかしい」と何度か思いながら走ってたんだけど、あんまり変なので、FSW2時間耐久の記憶を辿って「もしや」とピットロードに戻りながら足元を見たら、果たせるかな、ペグが緩みまくって脱落寸前。はて、コースインまでは大丈夫だったはずなんだけどな。パドックに戻ってペグを外そうと左に回したら、わずか1回転ちょいで外れました。危ない危ない。右側も確認したら、右も緩んでるというオチ。締め直すには一旦プレートを外す必要があるので、途中だけど走行終了。西浦走行後、前後新品に交換して絶大なグリップを誇るはずのディアブロスーパーコルサからも、全然グリップ感が感じられなんだ。どーなっとるんじゃ。

こんなんで明日のレースどうなるんだろうなあ。タメイキ。


B23さんへの返信2。

2011-10-01 23:47:02 | インポート

今回は単なる私信です(笑)。

まず、最初に用語の説明を。「逆操舵」と「逆ハン」ってのは呼び方は似ていますが、まったく別のテクニックです。

例えば右コーナーなら、イン側に当たる右ハンドルバーを押しながら倒し込んでいるはずです。右ハンドルバーを押せばステアリングは当然左に切れますが、これはコーナーの向きと逆なので、「逆操舵」と言います。

一方、「逆ハン」はテールスライドに対して合わせる「カウンターステア」のことを指します。いわゆる「進入スライド」を使う方はほとんどの場合で進入時に逆ハンを使っていることになりますが(例外はペドロサやロレンソくらい)、600SSで進入スライドを自由自在に使いこなしている人はアマチュアではごく一握りでしょう。

B23さんは現在のところご自分で行っている逆操舵についてあまり意識されていないと思いますが、これを機会に倒し込みからコーナリング中にご自分がどのようにハンドルに力を加えているか確かめてみてください。まず間違いなく、結構な力でイン側ハンドルバーを押していると思います(わかりにくければ、コーナリング中に片手運転をしてみれば簡単に確認できます)。ちなみに逆操舵を禁じ手にするという縛りの中ですと、トミン28秒3までは可能でしたが、27秒台を出すのは自分には不可能です。

さて本題。ステアリングの使い方ですが、倒し込み開始から立ち上がり完了まで、自分は4段階に分けています。

1) 逆操舵+トレールブレーキでハーフバンクまで倒し込む
2) ブレーキリリースしながらセルフステアに切り替え、一気に
 フルバンクに持ち込んで向き換え
3) 向き換え完了と同時に切り増しを軽く入れて引き起こしのキッカケを作る
4) ロールの初速がついたら再びセルフステアとして自然に起き上がらせる

です。これに対して、B23さんは2段階で、おそらく

a) 逆操舵でフルバンクまで持ち込み、逆操舵のままバンクを維持して旋回
b) 出口が見えたらフルバンクから一気に切り増しで引き起こして立ち上がる

だろうと思います。推測の話ばかりで申し訳ないですが...。

(1)~(4)の4段階は明確な向き換え操作を入れた立ち上がり優先ラインです。(2)の地点で大きく速度が落ちますが、この瞬間に非常に小さな円で、かつ大きく向きを変える旋回が出来ますし、非常に早い段階からアクセルを大きく開けられます。立ち上がりラインも直線状なので、バイクが完全に起き上がる前から開けられるんです。

一方、(a)(b)の2段階はコーナリングスピード重視の定常円旋回ラインですね。いわゆる「アウト・イン・アウト」または「高速インベタ」のいずれか。で、逆操舵で曲げるとバンク角の割に曲がらないのですが、現状のB23さんのライン設定がかなりギリギリで立ち上がり寸前まで深いバンク角を維持して曲げ続ける必要があり、そこから急いで起こすために強い切り増し操作が必要になっていて、だからこそ余計なウイリーをしてしまうんじゃないかと。

自分が4段階の操作で狙うラインがつなぎ目の目立たない放物線状だとすると、B23さんの2段階の操作で出来上がるラインは狙い通りでも円と直線をつないだ感じで、つなぎ目が不連続になりますし、まさにこの地点でバイクに大きな入力を加えていますから(強い逆操舵→強い切り増し)、ここでフロントが跳び上がるキッカケが出来てしまいます。

さて、前回の記事中では「余計なウイリーを避けるために引き起こし速度を緩める」と書きました。しかしながら、現状の(a)(b)の走り方で引き起こしだけを緩やかにすると、なかなかバイクが起きて来なくてアクセルが開けられなかったり、結果次のコーナーでの切り返しに間に合わなくなったりします。なので、これまでの走り方とは違った組み立てが必要で、「今までよりコンパクトな旋回が必要でしょう」ってことになるんです。

で、向き換え重視・立ち上がり優先ラインをおススメしたいのですが、これは今までの走り方を一度すっかり捨ててしまうくらいの気分でないとなかなかマスターできないです。これまでの走り方よりはるかに手前からアクセルを開けられるので脱出加速が良くなる代わりに、向き換え地点での速度があり得ないくらい遅くなりますから、コロンブスのタマゴ的に大胆な発想の転換が必要なんです。以前に書いた記事も一度ごらんいただくと、B23さんの現在の走らせ方と大分違うのがお分かりいただけるかと思います。セルフステアを習得した方がよいとお勧めする理由は、向き換え地点で一気に大きく向きを換えるために必須のテクニックだからです。

逆操舵だけでもかなりのタイムが出せますが、バンク角の割に曲がらないので、速度を高めるとどんどんリスクが高くなるのは避けようがなく、いずれタイムが頭打ちになるか、あるいは転倒が増えてきます。立ち上がり重視型・コーナリングスピード重視型のどちらの走らせ方を選んでも良いのですが、いずれの場合でもセルフステアでのコーナリングが最も効率よく旋回でき、しかも安全だってことは覚えておくと良いと思います。あ、これはグリップ走法に限った話なので、ギャリー・マッコイを師と仰ぐなら、もちろんこの限りではありませんが(笑)。