Tsukuba Scientific, Bridge Seminar

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失楽園のブリッジ1 つくばメジャーⅠリーグから⑸ ‥七色の狂想

2022年07月20日 | Weblog
 
藤田菜七子嬢(茨城県守谷生れ 24 本邦稀な女騎手)

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承前。

私がプレイした最初の7ボードを分析して来ましたが、その後入った情報を加えて修正し、総括します。印や印の説明は後で。

Mはメジャースーツ、mはマイナースーツ。裏は、チームメイトのテーブルの出来事。そう記してないのは私のテーブル。
  1. (BD19)-10IMP. 裏のMゲームロス。11HCPでCUEアドバンスを怠った。
  2. (20)-8IMP. 裏のMゲームロス(表面的にはパーシャルスィング)。
    競り合いだがシステム通りにやれば特に難しいわけではないゲームビッド。
  3. (21)-10IMP. NTゲームロス。4Acesの1NTオープナーが3NTへの誘いをパス。
  4. (22)±(プッシュ). 双方Mゲームメイク。
  5. (23)-10IMP. NTゲームロス。1CオープンにレスポンダーがQ9x, 109x, Axx, xxxxでパス。
  6. (24)+7IMP. 相手がプレシジョンで落ちるMゲームへ。
    (承知でシステムを外したことには趣向が有ったとのことだが、裏目に出た。)
  7. (13)-13IMP. 不適切なMゲームビッド。ドゥルーリーポジション(パスした手)で約束を間違ったため、5-2切札を選んでしまった。
    (バルだからm5-4フィットを根拠にNTゲームをビッドすべきだと見られるが、実戦では前者は3テーブルで2メイクに止まっていた。5mはメイクしているが、むしろ落ちそう。)更に裏のディフェンスミスも有ったらしく、同様に同じコントラクトでプレイした相手の怪我の功名になった。

7ボード連続でゲームビッドが絡んでいた。
  • 1番から5番まで続けて、ビッドもプレイもイージーかそう難しくないゲームだが、印の4つは、うっとこ(アリスチーム)のゲームロスで表裏仲良く2つずつ。
  • 一つだけがちゃんとビッド&メイク。「良く出来ました。15年近く(←最少で。20年近くの人も居る。)精進して来られた成果ですね。」と褒めることは
    ・・・それは初心者でも出来るイージーゲームだから。 
  • 相手にはゲームロス無し。しかし称賛は 
    ・・・「全然『流石』という程のことでなく、至極平凡なことだから。」
  • は、唯一相手のオーバービッド(無いゲームをビッド。冗談っぽい。)で+点がもらえた。
  • は、奇しくもBD13”で、当日最大の13失点だが、実態はやや詳しく記した通り。

或る高名な数学者が、随筆の中で、娘の自由自在な計算振りに驚嘆して「鞍上人無く、鞍下馬無し」(写真)と表現しましたが、本来の意味では無さげ。しかし私も久し振りに目眩(くるめ)く、狂気乱舞の世界に酔ったような。これならいっそのこと音楽を鳴らしているホールで、井戸端会議か社交か知らぬが思う存分周囲に負けないように大声で話しをし、百薬の長も酌み交わしながら、ブリッジを楽しむのが良さげ。

亡くなったヨットマンでピアノも弾けた佐竹さんを思い出します。呑みながらマナーも含めてブリッジをキチンと指導して居られた。

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