Tsukuba Scientific, Bridge Seminar

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ブリッジのエスプリ(70)  チーム戦の戦略⑽ つくばIMPリーグから⑵

2022年08月16日 | ブリッジ

今年の送り火の写真え。(3年振り。今宵8時点火。毎日新聞)

承前。これはBD21で、Xさんは3C/S、1ダウン。裏は2S/Nメイクで、差し引き-210。-5IMP.

        P  P  1D
   P   1S  2H  3C//
 
ハミルトン教書でも、つくばSciで採用しているバーゲンのLoTT指針でも、♣フィットが有れば(このビッドの段階では分からないが)3Cに競るべき。4-4フィットが有ったのになぜ負ける❓ 😔 

全体のハンドは

BD21 N-Sバル Nディール
   
      ♠AQ1064
      QJ9
      5
      ♣8654
♠95         ♠KJ72
K87         A10643
KJ1063        94
♣A93         ♣107
      ♠83
      52
      AQ872
      ♣KQJ2

2Sのコントラクトになった経過として考えられることは、
  1. Nの1Sレスポンスの後に、Eが2Hをビッドしなかったか、したとしても
  2. N(かS)が2Sとビッドした後、Wが3Hとレイズしなかったか
ですが、2は10IMPと3枚サポートが有るWの行動としては考えにくく、Eが隠し持っている♠でダウンさせること(トラップパス)を考えたため、判断を誤って1としたのかもしれません。

再びハミルトンバーゲンに戻ると、2Sに対してE-Wは3Hをビッドするのが正しく、それはメイクチャンスが大きいと見られます。

〔プレイの例〕NはOLの♠8をAceで勝ち♣リターン(リターンしてAceを取らせをラフしても、Qのガードが無くなるから得しない)。デクレアラーは♣Aで勝ち、切札を狩ることとKに向けてloを出すことを混ぜてプレイすると、切札を含めて全ス―ツで1つずつしか負けない

そうだとすれば、裏テーブルのE-Wの140に対し表テーブルの3Cの-100は1IMP(実際の得点とは6IMPの+)。もし表テーブルでSが2Hをパスして居たら、パートスコアスウィングで、相手に6IMP取られるところだった(-5も-6も大して変わらないけれども)。

したごころ 理論に逆らわないほうが賢いどすえ。😜 

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