メルクリンは高価な割にはアレだった

2020-08-14 20:29:04 | ボックスカー
プレスで押し出した屋根の形がPS-1のようにテーパーになっていたのでそのような貨車かと思っていたら大間違いだった 
上画像は 左:KadeeのPS-1 中:メルクリン 右:アサーンAAR風 で、つまりどっちつかず 

エンドも同じ並びだが、こうしてみるとまさにインプローブでないドレッドノートエンド


つまり屋根だけインチキの戦前風AARなわけだが、車体に標記してある形式は X29b と X29d と1950年代のリビルド車だ 
しかしリビルド車は種車の台枠が露出しているのでこの形ではないのだ 

なにはともあれ、ぶっ切れた上がり框を直す方法を思いついたので貼ってみた 
下部が伸びているのは確かだが上手に削るのは難しいと思われるので、破断面をキッチリ合わせて瞬間接着剤で貼り付けてしまった 
合わせ目に接着剤を塗ったら下のように両側に枕を当てて屋根の真ん中を指で押し下げて固まるのを待つ 


勢いで3輌共接着した 
メルクリンの品番は上から45650-1 -2 -3 で上にも書いたように1920-30年代に大量に作られたX29ボックスカーのリビルド車3種 


ボディの目途が立ったので床板を作った 
昔買ったt1.2プラ板が有ったので床板とし、上面にもう一枚一回り小さい板を貼って強度を増した 
ボルスタとセンターシルは切り分けてしまい、下面にそれらを受けるプラ板を張り付けた 


ボルスタは元通りビス留めしたが、それ以外は瞬間接着剤が大活躍 
ブレーキリギングは元通りセンターシルと床板に差し込んだが、瞬間接着剤が使い難かったのでスーパーエックスで接着 難接着素材だがどうにかなるだろう


ボディをよく見たらボルスタタブの内側に元の床板がはまっていた凹みがあったので、床板の相対する位置に0.5ミリ穴を開けてコの字型に曲げた真鍮線を植えたら上手く喰い合ってくれた 
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