アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第233回目「浮上時のバランス移動を学ぶ」1月13日
鶴のポーズはやり方しだいで初心者でも簡単にできるアサナです。講座205回目に書いてあるのでやってみてください。
それで鶴のポーズはたいへん応用のきくアサナでバリエーションも豊富です。今回は上級者用で、三転倒立から鶴になるときの絶妙なバランス移動に注目しましょう。アレクサンダーテクニークを使うととても良い動きになります。
1)まず三転倒立。開脚しながら足を上げていきましょう。つま先で円の弧を描くような動きになりますね。
2)片膝ずつ降ろして上腕にそれぞれ乗せます。
3)息を吸ってお腹にグッと力を込めます。これをクンバカといいます。気合を入れるのにとても良いのです。それと同時にバランスを後方に移動します。行き過ぎると崩壊します。崖っぷちギリギリまで移動するコントロール能力を身につけましょう。
アメリカのジョークでこんなのがあります。「俺たちアメリカ人は崖ップチに向かってそのまま突っ込んじゃうんだけど、イギリス人は寸前で引き返して戻ってくるんだよね。実はそっちのほうがずっとスリリングなんだ」
4)崖から落っこちる瀬戸際で両手でマットを押して頭を持ち上げます。これが最高にスリリングなのです。このとき頭が持ち上がらなかったら、再度、息を吸ってクンバカしてやり直します。
5)頭が持ち上がったら、前に上に送り出すように両腕を慎重に伸ばしていきます。バランスが前方に向かうので両腕は前に傾斜します。上に行くことを思いつつ背中がクレーンで釣り上げられているかのように上昇させます。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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