田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)

海外ドラマや音楽を通して英語を学んでいる技術翻訳者のブログです。タイトル通り、田舎暮らしです。

イルカ漁の本

2015年05月21日 | 本と雑誌
数年前に、書店で見つけて、たまたま手にした本。
フェロー諸島でのイルカ漁の写真が巻頭にあり、目を引いた。

白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由 (講談社+α新書)
吉岡 逸夫
講談社


以前から、日本の捕鯨船が海外で操業を妨害される報道に接したり、西洋と日本のイルカに対する考え方の違いに触れたりしたとき、少し調べてみたいと思っていたのだが、なかなか気軽に読める本と巡り会えずにいた。

この本、筆者の行動力に敬服します。現場を飛び回り、突撃取材を敢行する...。凄いなあと。

フェロー諸島まで行って、現地の人たちから生の声を仕入れているし、和歌山県太地町でも現地の人々の声を拾っている。

The Coveの出演者(オバリー氏)にも、核心を突く質問をぶつけている。

今回の日本動物園水族館協会(JAZA)のニュースで、イルカ漁について調べたみたいと思った人は、手に取ってみると良いのでは。すべての疑問に答えてくれるわけではないだろうが、「へえ、そうなんだあ」と感じる情報がきっと見つかることだろう。
今回のニュースで、本棚からまた引っ張り出し、パラパラとめくってみた。


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