宗教的要求は自己に対する要求である,
自己の生命に就いての要求である。
自己がその相対的にして有限なることを覚知すると共に、
絶対無限の力に合一して之に由りて永遠の真生命を得んと欲する要求である。
現世利益の為に神に祈る如きはいふに及ばず、
徒らに往生を目的として念仏するのも真の宗教心ではない。
ー西田幾多郎 善の研究よりー
宗教的要求は自己に対する要求である,
自己の生命に就いての要求である。
自己がその相対的にして有限なることを覚知すると共に、
絶対無限の力に合一して之に由りて永遠の真生命を得んと欲する要求である。
現世利益の為に神に祈る如きはいふに及ばず、
徒らに往生を目的として念仏するのも真の宗教心ではない。
ー西田幾多郎 善の研究よりー