Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

誰が?どんだけ儲けてるわけ???

2009-11-21 01:29:47 | 出産のこと
しつこいようですが、7週間前「小僧」を帝王切開で出産


初めてのアメリカでの出産・手術

ビックリなことだらけでした 詳しくはコチラ

そして 退院後、、、来るわ来るわ

支払い明細&請求


アメリカでは日本と違って健康保険は個人が自由に会社を選び

支払い率も会社によって様々

松・竹・梅なかんじ

月額をたくさん払って良い保険に入れば、支払いも少なく済むんです

歯科や眼科などは「特別枠」でオプションで付けないと自費になります

出産は基本的にどこの保険でも殆どがカバーされているようですが

妊娠後に途中で保険を移動したりすると、出産については支払いを

してもらえない保険もあるようです


多分その理由は医療費が高額だからだと。。。

私も今回の支払い済み金額明細を見て ぶっ飛び


退院後、1週間目から明細&請求書が到着しだし

7週後の未だにチョロチョロと受け取ってます

一体いつになったら全部来るんだか。。。


ではお待ちかねの金額発表

ちなみに、、、携帯で閲覧してる友人達よ

今のうちに「椅子に座って」読むように


まず、今までの自腹(請求が来たもの)

$55.47(元は$80.10)
2泊3日の入院中に私が受けた血液検査や毎回の看護婦の検診代

$117.53(元は138.27)
小僧の2回目の血液検査(障害)

$54.43(元は$80)
2泊3日の入院中に小僧が受けた血液検査と小児科診察代

ま、これは小物



では大物いってみよーー

しつこいようやけど、座ってる??? ケタが変わるよ



帝王切開代  $15,025.42ひゃくごじゅうまんえん


麻酔代 $1,157.00 約じゅうにまんえん


50時間の入院部屋代 $2,086.66 約にじゅうまんえん


小僧の入院・新生児室代
$2,280.08 約にじゅうさんまんえん

手術と50時間の入院でナント

合計 約205万円也



コレ、まだ全額じゃないんです


自腹の請求も分かってるだけでも、まだあと$500くらいは来るはず


$800(約8万円)で出産費用が済めばいーじゃんって

思う方もいるかもしれませんが。。。

アメリカでは出産補助費も無し、育児手当も無し

乳幼児医療も無し

良い保険に入ってないと、子供を病院にも連れて行けません


若造もいつも「アメリカの保険制度はクレイジー」って。

私もそう思います

世界一の医療技術を持ってるかもしれないけど

その技術を受けれるのは「金持ち」か生活保護の人(医療費タダ)たち

私たちのような中途半端な家庭は払うだけ


それって、意味ないよね。。。

アメリカは自由な国でもあり、不公平な国でもあるのです

毎日来る保険明細にビクビクの毎日です



そんな高額出産新生児はコチラ

「ワシ、お金掛かってるでーーー」(by小僧)



あ、最後に産婦人科の先生に一言

一体ナンボ儲けたん?
アンタのレクサス、ハンドルくらいは私の払い。ちょっと運転させ!





誕生日おめでとう。。。

2009-11-20 09:27:41 | 昔ばなし
今日11月19日は

5年前に亡くなった父の76回目の誕生日


生きていればまだ76歳で、好きなことも

もっとたくさん出来たのに


私の中では父の死はまだ受け入れられずにいます

どうしてかと言うと 葬儀に出席できなかったから


私がアメリカに永住する時

もうすでにガン末期だった父

アメリカに発つ私に母は

「これが最後と思って行きなさい」と言った


半年後に1歳2ヶ月のシオラーノを連れて

日本に帰ってまた会うことはできた

でもその3ヵ月後、とうとう父は旅立った


小さいシオラーノを連れて

しかもその当時経済的に無理のあった

私を気遣って父の死は私にすぐには知らされなかった


知らせを受けた時はそれからどう急いでも葬儀には間に合わなかった

でも、どうしても日本に帰りたかった私

シオラーノを若造に預け

急遽日本に戻った

そうでもしないと私の気は済まなかった


到着したのは葬儀が終わった夜

いきなり帰った私に母は驚いたが、安堵の表情だった


すぐに仏壇に向かい箱に収められた父に手を合わせた

この間は直接話せた父が、次に会った時は小さな箱になってた

さようならも言えなかった


天邪鬼で優しいくせに言葉が少なくて、誤解されやすかった父

職人で気難しくて酒飲みで、小さい時は苦手だった

でも子供が大好きで、孫達を本当に大事にした


みんなは今日の父の誕生日、覚えてるかな

生まれ変わったらまた会おうね

父と娘はもう勘弁して(別の形で)


でももう生まれ変わって会ってるのかも


とにかく誕生日おめでとう 父ちゃん

今夜は仏壇にお酒を供えてあげる

忘れかけていた気持ち

2009-11-16 04:33:57 | ぼやき生活
最近、平常勤務に変わった若造

1年半ぶりに土日が休みになり(多分暫くだけ)


土曜日の昨日はワタシは昼前にヘアカットに行き

夕方にはシオラーノとマックへ


いつも学校の休みの日は母子家庭の我が家

なので出産前は毎週二人で何処かに行ってました
殆どプレイエリア付のファーストフードですが


産後は若造と夜たまーに行ってたりしましたが

昨日は久しぶりにワタシと

数ヶ月前に出来た新しいマック

プレイエリアもまだ?キレイなので

近くのキタナイマックへは行きません
ウルサイガキが多いし


でも土曜日の夕方と言うこともあり

プレイエリアはガキで一杯

遊びに行ったシオラーノ、暫くすると戻って来ました


「どうしたん?ミール食べるん?」と聞くと


「女の子が転んだから、Be carefulって言ってあげたのに
  背中叩かれた。。。」


今日は「ハズレ」かあ。。。

しかもワタシは隣のテーブルで食べていた

男の子(4,5歳?)にケチャップをかけられた

それはわざとではなかったけど、床に向けて投げつけた

ケチャップが私のジーンズに。。。

一緒に居た母親とおばあちゃんはすごく気まずそうに

スペイン語で男の子をたしなめていたけど

当の本人はヘラヘラ笑ってこっちを見るだけ

ちゃんとした親・ババなら第一子供は床にケチャップを

投げないし、もしやったとしてもちゃんと私の所に来て

謝らせるはず。。。もしかすると私に投げたのかも


ワタシは英語で「もうやっちゃダメだよ」と言ったけど

笑いながら走っていった




国境に来て2年

最初の頃は公園やプレイエリアで地元の子と

一緒にするのが怖かった

遊びたい盛りに危ないからあまりそういう場所に

連れて行ってあげれなくて、行ってもこっちがヒヤヒヤ


最近は「運が良かった?」のか、あまり問題も無くきていました


白人でさえも差別する国境の街

何処に行っても白人は珍しく、アジア人の私なんて

チョー白い目でジロジロ見られる

この2年、外に出て気分が良かったなんてあまりない

会話はまず「スペイン語」、話せないとわかると途端に

「馬鹿じゃない?よそ者かぁ」って顔をする

いつも「よっしゃあ」と気を引き締めて出かけないと

世間の視線にへこたれる


そんな差別全開の社会の学校へ、たった一人で行っているシオラーノ

最初の頃(PRE-K)はこの私が毎日泣きそうだった

オハイオでは「人には親切に」「シェアしましょう」「列は並ぶ」と

教えられてきた彼女、ここではそんなもの通用しません

だからいつもビリ、親切にして譲ってると食いっぱぐれる


最初は「???」だった彼女

「差別」を5歳前の彼女に教えるのは難しかった

今ではここはそーいうところ、周りは親切じゃないってことを

肌で感じれるようになったみたい???

でも、根っからお人よしなのか、まだスーパーとかで

知らない人に「ハーイ」って言って無視されたりする


だから今年から「教育・躾」に熱心と評判の

州認可の学校に変わった

宿題も多いけど、やっぱり熱心な親と教師で

クラスのスローガンは「親切・尊敬」とかだし

友達との問題も今のところなし


忘れかけていた気持ち、昨日思い出さされた

親切も思いやりも少ない国境に、居続けてはいけない

子供に「正しいこと」を教えるためには

早くここを出なければ



遊びに行く時に

「Hiって言っても無視したら遊ばないって意味だよ」って

悲しいことを言い聞かせるのももう疲れたし

「ママ!Hiって言ったら返事してくれた」なんて

当たり前のことで喜ぶシオラーノを見るのも辛い


もちろん悪い人ばかりじゃない、いい人にも出会った

でも、暖かい人の中で子育てしたい

何処へ行っても外国人と言う事で

このアメリカでは差別はゼロにはならないだろう

でも嫌な思いを少しでも減らしたい

人種が違うというだけで人を蔑む人の

絶対数の少ない場所へ行きたい

子供が国境の色に染まってしまわないうちに



痩せて期待してた・・・

2009-11-14 01:35:40 | ぼやき生活
妊娠糖尿病で「糖尿外来」に数回受診していたワタシ

昨日は出産後初の診察日でした


出産後は1日に1回だけの血糖値測定を

2週間だけ指示されておりました

自分で測っても「ぜーんぜん問題なし」の数値

すごい、先生の言ったとおり産んだら戻ったわ~


で、昨日はそれの確認と

ちょっと高めのコレステロールの結果を聞きました
採血は1週間前にしてあります


10kgも痩せたことやし、コレステロールも下がって

ワタシの血もサラサラか!? 期待大


先生の一言

「血糖は良いね、糖尿じゃあないよ」でも、、、



アンタ一体何食べた?
コレステロールの数値めっちゃ高いで!

念のためですが、先生は「英語」で話してます



そして数値を見せられ
コトバがない。。。
数値は、、、言えない



以前にもらった「食べていいもの」と「ダメな物」の表を見せられ

「これ守ってるの?」と追求され。。。


「ううぅ、すみません。出産してから血糖が下がったし、
    育児で料理する時間なくて、テキトーにある簡単な物を
    何でも食べてました」と白状


一番の原因は こないだのドーナツ。。。

ちなみに高コレステロールの人が食べちゃダメな物

ベーコン・ボログナ等の加工肉、ホットドッグ、全牛乳、チーズ、

クリームチーズ、バター、ラード、クロワッサン、菓子パン、

エッグヌードル、ココナッツ、アイス、チョコ、ポテトチップス、

ポップコーン(バター)などなど


妊娠・出産で好みが変わったのか、時間がないからか

今まであまり食べなかった「パン」や「甘いもの」を中心に

結構食べていました。。。。


先生は「ちゃんと制限しててこの数値やったら問題やけど。

    身内で心臓麻痺で亡くなった人とかおる?    

    食事制限できるならしばらく様子見てもいいし、
 
    どうする?薬飲む?」ときた


頭の中を色んな考えがグルグル   

来年中には転勤するかも?とか 途中で主治医が変わるのうっとおしい

すぐに飲んだほうが安全?とか 飲み出したら止めれやん?


とりあえず昨日は「薬を飲む」ことにして帰宅

でも、スッキリしない。。。


若造の意見は

「アメリカはすぐに薬、薬で努力をしない、まず運動したら?」

「はい、ごもっともでございます」


てことで、貰ったサンプルの薬は始めずに

また食事制限頑張るわ  多分運動も


次回の採血は1ヵ月後 

どうなるかなあ~




今回の教訓

太ってても痩せても

血はドロドロ






42歳からの挑戦!?

2009-11-12 04:00:59 | ぼやき生活
ほんの6週間前に、帝王切開で出産したワタシ

今の生活をしてると、あれは現実だったの?

信じられない気持ち

病人してる暇なし、、、です


42歳の出産はある意味「挑戦」ですな

そんな私の一日を絵文字で表すとこんな感じ







最初の2週間くらいは、1日の睡眠は3時間弱

日中は慢性頭痛との闘い

ここ最近は延べで4,5時間は寝てるかなあ

普段から2時間以上続けて眠れない私は、

まだまだ楽に感じれるのかな?

とかやらなんて全く無縁な生活


それに男の子って手がかかるんですけどーーー


シオラーノは「飲む」か「寝てる」かどっちかで、

ぜーんぜん手がかからなかったのに


小僧は

2時間おきにミルク→1時間弱寝る→グズル の繰り返し

これって男の子だから? ウザイ国境生まれだから?

はたまた高齢出産だったから???なんじゃそりゃ

なので、お母ちゃん なーんも出来ません

って、ブログしてるけど。。。


そんな貴重な時間を裂いてのUPです

おのおの 心して読むように



シオラーノを学校へ送る朝が一番大変です(神経使う)

出掛けに吐いたり、泣かれたりしても余裕があるように

1時間早く 毎朝5時半に起きて

2人分の弁当やら朝食やら用意しています


最初はチビだった小僧も最近は0~3ヶ月の

服が様になってきました


若造は身長194cm、シオラーノも6歳にして

7,8歳の服を着てるので、うちの子が 「プチ」のはずがないと

用意した服は殆どが3ヶ月以上のもの。。。

最初の1ヶ月は着る服が無かった。。。

無理やり大きいのを着せて、奴凧みたいだった


手にはひっかき帽子のミトン それを見た若造

「精神病患者の拘束帯みたいでかわいそう」。。。

爪で顔をひっかくから、しとるんや!

こんなの ハハゴコロですわぁ




って、おかーちゃん!
コレ ワシのくつしたやがなーーーー!(小僧)


あ、ごめん、ごめん

2セットあったミトンが片一方ないし

あとは洗濯中で、、、大丈夫洗ってあるし




かなんなぁ~、もう! 頼むで、しかし
横山やっさん風