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日曜ナントカ学:群集の動きに単純な法則

2008年12月07日 | 気にな~るジュルナール
マーケティング屋には素通りできない記事が朝日新聞の日曜版に。
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昭和の初め、熱帯魚を売る店先でエンゼルフィッシュの群れの動きをじっと見つめる物理学者がいた。

随筆家として知られる寺田寅彦だ。群れが一斉に動き出すさまは科学者の心を引きつけた。

「お互いに合図するのかまねをするのか、それとも外界の物理的化学的条件に応じて機械的に反応しているのか、どちらだか自分にはわからない」と記している。

海鳥に追われるイワシの群れや、夕暮れに大きな塊になって旋回するムクドリの群れ---。

複雑そうな群れの動きが実は単純なルールで動いているらしいと分かったのは最近だ。

1987年、米国人プログラマーのクレイグ・レイノルズ氏は群れの動きを「Boid」というアルゴリズム(計算手法)で示した。

ルールはこうだ。

①近くの仲間と進む方向やスピードを合わせる

②仲間に近づきすぎず、離れすぎず一定に保つ

③仲間がたくさんいる方向へ向かう

この3つを当てはめるだけで、群れの動きが再現でき、世界中を驚かせた。今ではコンピューター・グラフィックスに欠かせないソフトの1つだ。

(以下略)
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